
【マネープランの大幅見直しも?】高額療養費制度の改悪決定!さてどうなる?
おはようございます。ひらっちです。新年からほとんど更新することなく今日を迎えておりますが、皆さんはいかがお過ごしですか?
僕は10万文字前後のビジネス書の執筆を2本抱え、バッタバタの年末年始でしたけど、つい先日やっと2本目の原稿を書き終え、ほっと一安心といったところ。そのほかにも色々とライターの案件を抱えているので、落ち着いている場合ではないのですが……。農業の繁忙期も4月に控えているし、今のうちに色々と作業を進めておきたいと思います!
<いつものように簡単な自己紹介です>
僕は、地方国立大学を卒業後、ブラック企業で営業マンを経験。その後、フリーランスのライターとして独立開業、さらに数年後、新規就農して農業をスタートさせ、2020年現在、好きな仕事を選びながら人生を謳歌する「ほぼセミリタイア生活」を実践しているアラフォーです。
このnoteでは、特に20・30代のビジネスパーソンの皆さんに、僕の経験に基づいた「人生を楽しく過ごすための技術」を提供し、少しでもたくさんの方に「幸せな毎日」を掴んで欲しいと考えています。どうかお付き合いください。
現在、『マイナビ農業』で不定期連載中。1月には下記の記事をアップさせていただきました。就農時の失敗をまとめた1本です。農業に興味がある人はぜひご覧になってみてくださいね(^^♪
■あなたは医療費を意識したことがありますか?
あらためまして、ひらっちです。今日は「お金」「医療」をテーマに書いてみようと思います。
皆さんは、自分自身の「ライフプラン」「マネープラン」を立てたことはありますか?
そう言えばつい先日、ファイナンシャルプランナーの資格更新があり、免許証みたいなカードが再発行されて送られてきたのですが、この手の「お金の専門家」たちがクライアントのマネープランを考える時、まず初めに取り掛かるのが「ライフプラン表の作成」だったりします。
というわけで、ライフプラン表のことを知らない方のために「AIちゃん」に解説文を作ってもらうことにしました(^^♪
***以下AIちゃんが作成!
ライフプラン表とは、人生の目標達成に向けて、将来の収入、支出、資産、負債などを計画的に管理するためのツールです。
具体的な内容としては、以下のような項目が含まれます。
目標設定: 住宅購入、老後資金準備、教育資金準備、旅行など、人生における目標を明確に設定します。
収入: 現在の収入、将来見込まれる収入、副収入などを考慮します。
支出: 毎月の生活費、住宅ローン、教育費、娯楽費など、必要な支出を項目別に把握します。
資産: 預貯金、不動産、株式など、現在保有している資産を把握します。
負債: 住宅ローン、借金など、現在抱えている負債を把握します。
ライフイベント: 結婚、出産、転職、退職など、人生における大きなイベントを考慮します。
リスク管理: 病気、事故、失業など、将来起こりうるリスクを想定し、備えを検討します。
ライフプラン表を作成することで、以下のようなメリットがあります。
目標達成への意識を高める: 目標を明確にすることで、モチベーションを維持し、計画的に行動することができます。
将来の不安を軽減: 将来の資金計画を立てることで、不安を解消し、安心して生活を送ることができます。
無駄な支出を抑える: 支出を可視化することで、無駄な支出に気付き、節約することができます。
資産形成を促進: 資産運用計画を立てることで、効率的に資産を増やすことができます。
ライフプラン表は、人生の羅針盤のようなものです。定期的に見直しを行い、状況に合わせて修正することで、より充実した人生を送ることができます。
****以上、AIちゃんでした!
そうそう、そんな感じです。最近の生成AIはどんどん進化してますね! 一時は忙しすぎて「ライターのアシスタントを雇おうか?」なんて迷った時期もありましたが、早まらなくてよかった(笑)時代は変わるもんです(^^♪
本題とは全く違う話ですが、そろそろライターという仕事もシュリンクしていくフェーズに差し掛かってきた気がします。今後は「文章を書くこと自体」よりも「企画力」「編集力」あたりが問われてくるのかな?
「ノーコードでシステムが作れる!」みたいな感じで「文章が書けなくても記事が作れる!」みたいな感じになっていきそうです。
さて、どんどん脱線しそうなので、このあたりで本題に戻します(笑)。このライフプラン表において、結構重要なポイントになるのが「医療費」です。
ライフプランを考える際には「住居費」「教育費」「老後資金」を「人生の三大支出」と捉えることが多いのですが、これはあくまで「医療が国民皆保険でしっかり守られている」のが大前提のお話なんですよね。
■「医療費」が「人生の4大支出」になる?
そもそも皆さんは「高額療養費制度」についてご存知ですか? もし「知らないよー」という方がいたら、人生全般のマネープランを大きく左右する制度なので、これを機会にしっかり覚えておきましょう!
***というわけで、再びAIちゃんの登場です!
高額療養費制度とは、病気やケガの治療にかかる費用が高額になった場合、自己負担額を一定額まで抑える制度です。具体的には、1ヶ月の医療費が一定額を超えた場合、その超過分を国が負担する制度です。
制度の目的
医療費の負担が大きくなり、経済的に困窮する人を救済すること
医療費の公平性を確保すること
制度の対象者
日本国籍または永住者
健康保険に加入している人
1ヶ月の医療費が一定額を超えた人
制度の仕組み
自己負担限度額の計算: 1ヶ月の医療費から、保険給付と高額療養費制度による負担軽減額を差し引いた金額が自己負担限度額となります。
自己負担限度額を超えた部分: 超えた部分については、国が負担します。
自己負担限度額
自己負担限度額は、年齢、所得、世帯構成などによって異なります。
例:
単身世帯で年収が200万円の場合: 1ヶ月の自己負担限度額は約8万円
夫婦世帯で年収が400万円の場合: 1ヶ月の自己負担限度額は約16万円
申請方法
医療機関で高額療養費支給申請書を提出します。
必要な書類は医療機関によって異なります。
申請後、約1ヶ月で支給されます。
注意点
制度の利用には、事前に申請が必要です。
申請には、医療費の領収書や保険証などが必要となります。
制度の利用には、一定の条件があります。
****ありがとう!AIちゃん!数秒で書いてくれてサンキュー!
細かい数字はちょっと違うかもしれないけど、これで概要は分かると思います。
過去にはこのnoteでも触れているので、詳しく知りたい方は下記も参考にしてみてください。※ちょっと情報が古いかもしれないのでご注意を!
…というわけで、高額療養費制度は、病気やケガの治療にかかる費用が高額になった場合に、経済的な負担を軽減する制度なんです。
ただ、この制度が大幅に改悪されることが決定し、医療関係者を中心に揉めに揉めているってわけ!
詳しくは以下のNHKの記事を見てもらえると分かりやすいと思います。
本来、日本人はものすごい額の「医療費」を使っています。ただ、一般の人がこれに気付かないのは、日本はめちゃくちゃ健康保険が充実しているから。民間の医療保険の加入の有無に関わらず、ほぼ全員が公的な保険の恩恵を受けていて、通常の診療などで7割、そして特別に大きな出費がある時には「高額療養費制度」でしっかりと守られている。だから、それほど大きな負担を感じることなく、誰もが医療を受けられるわけです。
こう考えると、やっぱり日本の制度ってすごいです。
だけど、皆さんもご承知の通り、この健康保険の支え手である現役世代はどんどんと減っています。これまでは、若年者がものすごく減る一方、高齢者や女性を新たに労働者として加えることで「勤労者=保険を払ってくれる人」を増やしてきたわけですが、いよいよそれも限界に達しつつあります。
こういう背景があり、保険制度を維持するためには少しずつ中身を見直していかないといけない。その発露として噴き出してきたのが「高額療養費制度の改悪」ってわけです。
もちろん僕も「高額療養費制度の改悪」には大反対です。これによって医療を諦める人が出てくる可能性が高いですから。また、最も割を食うのは高所得な現役世帯なんですけど、一番医療費を使う高齢者のところにメスを入れないと根本的な解決にはならない。でも、そこは政府も難しい。そんな事情が透けて見えてきたりします。
もしかしたら今後、大きな反対運動が起きて一時期的に改悪の流れを止めることができるかもしれません。ただ、その背景にある「大問題」は今後も悪化していくわけで、現役世代にとって「健康保険の魅力は徐々に薄れていく」というトレンドは続いていくだろうなと見ています。
■まとめ
人生のマネープランを考えるうえで、大きな生活の支えとなっている「健康保険」、そしてその根幹を成す「高額療養費制度」。これが大幅に改悪されることになれば、皆さんのマネープランにも少なくない影響が出てきます。
「医療費はただ同然」という前提が崩れることで、人生の在り方、価値観も変わってくるかもしれません。医療に対する出費が増えればその分、自分自身の「健康価値」がより大きなものなるからです。
仕事で無理をして健康を害するよりも、ほどほどに休んで健康を維持した方が圧倒的に「コスパがいい」。今でもそうなんですけど、さらにこういった意識が高まる気がしています。これ自体はいいことですけどね(^^♪
今や主流派となりつつある「高額療養費制度があるから民間の医療保険は要らないでしょ!」という考え方も、もしかしたら見直しを迫られるかもしれません。まあただ、民間の保険会社が公的な保険でも採算が合わない分野に力を入れる「奉仕の精神」があるかについては、はなはだ疑問ではありますが。
というわけで、日本の今後の行く末も垣間見えてくる「高額療養費制度の改悪」。今後もその動向を注意深く見守っていきたいなと思います!