人手は足りているのか仕事は変わったのか
いろんなニュースを見ていて思うのは・・・
実際のところ
人手は足りているのか? それとも足りていないのか?
その基準となるのが 有効求人倍率
有効求人倍率とは
仕事を求めている人に対して、何件の仕事があるのか
R6年8月で1.2倍となっており、基本的には求職者が有利な売り手市場となり
人手不足の状況とのこと。
人手は不足しているので
景気は良いとの指標になるが、果たしてほんとにそうなのだろうか
人手が足りていないと思う理由
・少子高齢化による 就労可能な人口が減っていること
団塊の世代が75歳以上となり一気に就労可能な人が減ってきている
・最近の企業の倒産理由は人手不足によるものが多いとか
主に建築業やサービス業で現場仕事が足りていない
・働き方改革の名のもとできた新たなサービス業の雇用が生まれている
例えばウーバーや配達業は コロナ前にはこれほど多くはなかった
・DXやAIにまつわる仕事が増え、それにまつわる製品も多数できてきている
多数のアプリが必要な時代になってきている
一方で・・・
人手が余っていると思う理由
・アマゾンなどによる 流通網の自動化、機械化が進んでいる
・DXやAIを用いた 作業の効率化などかなり進んできた
例えば、レストランの食事を頼むことも タブレットやスマホで行う時
病院の業務に関しても受付その他、デジタル化が進んでいる
・不景気のあおりを受け、営業利益が減ったことで
社員のリストラもしくは採用人数を減らしているところもある
例えば 日産や富士通など減益によるリストラで市場に人があふれてくる
私の身の回りを見ていても 忙しさの2局化が顕著なように思う
忙しくバタバタとしている人と、
その一方で のんびりと仕事をしているように見える人など
様々であり 仕事の偏りが顕著なように思う
仕事の変化
2013年オックスフォード大学のマイケル・A・オズボーン氏
が発表した「職業の未来(THE FUTURE OF EMPLOYMENT)」
当時10年後には 今ある仕事の半分はなくなるとの予測を立てていたが、
果たしてそうなのだろうか
それほど大きく仕事の内容が変わったようには思えないが
これからさらにデジタル化が進み
働き方に変化が訪れつことは確かなように思える
まとめ
これらの事象をまとめてみると
人財の需要と供給のバランスへの変化が顕著である
ならば、どう乗り切るのか
以前に書いた will can must このキャリア構築の考え方が
いままさに 必要なのではと思っている