小説は模写をする意味があるのか考えてみた！
よく小説上達のためには、模写が必要だ！という意見を見かけると思います。しかし、模写に挑戦しても「身にならない」「必要性がわからない」と感じる人が多いでしょう。
私もその一人だったのですが、今回はそれについて考えてみました。
まず結論からいうと、「小説上達に模写は必要です！」
ただ、小説というのは難しいもので…ただただ文章を模写するだけでは意味がありません！これが、他の芸術との違いです。
なぜならば、絵は模写をすれば確実に上手くなります！模写をし続けることで、描けなかった絵が描けるようになり、幅が広がるからです。静物画など、見たものを描き続ければ、目の前に物がなくても描けるようになるでしょう。
音楽も同じです！模写とは呼びませんが、人の歌を歌ったり、楽器でも演奏したりすると、上達していきます！そして、最初は人の歌を演奏していた人も、演奏しているうちに音楽の仕組みなどをわかっていき、曲を作れるようになります。
しかし、文章となるとそうはいきません！ただただプロの文章を真似して書いていても、上手くはなりません。
「こうやって書けばいいのかー」
「うまいな－」
「この表現いいなー」
と感じているだけでは、上達できません。
もちろん知識として知れるので、パワーアップはします！ですが、いざそこで学んだことを使ってみよう！と思っても、知っただけでは中々自分のものにはできないですよね。
ではどうすればいいのか？
①模写をして文章について知る
②自分が心動かされた文章または、シーンをピックアップする
③自分ならその文章をどのように小説に組み込むか？そのシーンをどのように描けるのか？模写から自己流を見つけ出す
④最初はほぼまるパクリから、オリジナリティーを増やしていく
大事なのは、自分のものとして使う練習をすることです！！
練習をすると聞くと、つまらなくなる感じるかもしれませんが、練習にもってこいなのがショートショートです！
この文章を含んだショートショート！このシーンを取り入れたショートショートを作る！としていく中で、学んだことが自分の血肉と化します。
是非、今よりも上達したい！と考えている方は試してみてください。
良ければ、小説家さんに役立つ記事をまとめたマガジンもご覧ください。
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