【読書記録】シャーロックホームズ『バスカヴィル家の犬
何年か前に購入して読んでいた本なのですが、まったく中身を覚えておらず…
去年か?今年か?最近映画化されたタイミングで、この話がシャーロックホームズの話の中でも有名!と知ったので、「どんな話だったかな?」と気になり再度読みました!
感想
率直な感想としましては、私普段海外小説を読むことがないので、もしかしたら海外小説には共通しているのかもしれませんが…読みづらいのです。文章を読むのに結構時間がかかってしまいました。
昔の作品っていうのもあるのでしょうけどね。
それでも読み進められたのは、事件が最後までどういう方向性に傾くのかわからず、次々とハラハラする事態が起きるからです!
これはやはりミステリー小説の代表作なだけありますね!決して途中で放り出そうとは思えないもっていき方といいますか、最後まで読まずにはいられません。
真相を知ると…
この話はバスカヴィル家という家に、先祖から黒い噂がある…叔父が奇妙な死を遂げて、自分が家を継ぐことになったが、怖い…というところから話が始まります。
バスカヴィル家の犬ということもあり、犬が関連した恐ろしい事件なのですが…真相を知れば知るほどに悲しい物語を知ることになるんですよね。
時代を感じさせられる!
夏目漱石などの文豪作品でもそうなのですが、読んでいると「今では絶対に書けない話だなー」と感じます。時代背景が色濃く出ており、その時代だからこそ描ける作品といいますか。
私は結構昔の作品が好きだったりしますけどね!なんというか、今よりも制限されていない自由な感じ?
例えば、今では差別言葉になる言葉が使われていたりとか…まあ、これは時代とともに言葉の使い方なんて変わりますから、当たり前の話かもしれませんが。
名作は名作である理由がある!
自分の好みに合う合わないはあると思いますが、これまで文豪とか海外の有名な小説家「アガサクリスティー」とか、読んで「ハズレだ!」と思ったことがありません。
やはり、名作というのは名作となる理由があるんだなーと感じさせられます。私も、後世に残せるような何かを作りたいものです。