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落ちている時のフィードバック
昨年とある自治体のイベントにボランティア仲間と出展した。その際、宣伝のために地域のケーブルテレビの番組に出演した映像を半年以上経って見た。
その頃の私は年始に崩していた体調が少しずつ良くなって、動きが多少活発になりつつあった。同時に異常な暑さが始まった時期でもあった。
収録の日も前の予定があって急いで会場に駆けつけた。
リハーサルではじめて「他の団体と一緒」に「短い持ち時間で話す」と知り、思っていたのと異なり、まずそこで面食らう。
さらにご一緒した地元で長く活動していらっしゃる年配の方々が、「声が小さいわよー!」とゲキを飛ばしてくださり、さらにケーブルテレビのアナウンサーにも「もう少し声を張ってください」と言われ、それにも面食らってしまった。
はぁーどうしよ。やっぱり人前に出る機会がない期間が長かったからダメなのかも。。と落ち込んでいると本番収録の時間。
私が話すのは一番最後。話す言葉は練り直しコンパクトにまとめ、なんとか話せたが自分なりにには満足いく出来ではなかった。
何よりアナウンサーがグイッとマイクを口元に寄せてきたってことは、やはり声が小さかったのかも。
そんな風に落ち込みつつ帰路に着いた。
さて、今映像をみて「その時感じたよりもずっと話せてるな」と感じ驚いた。
自分が想像以上にネガティヴだったのだ。
このことから学んだのは
「ネガティヴを気づかない状態は振り返りがまともにできない」「ネガティヴになっている、心身が落ちている人へのフィードバックはダメ出しから始めてはいけない」ということ。
周りに落ちていると表明してないので、その場のみなさんのフィードバックをせめるのは筋違い。自分自身、無自覚にこういうフィードバックをしないよう気をつけたい。