保護者視点で、子どもにとって魅力的な学びって?
漢字練習への拒否感
我が家の小4の娘はとにかく漢字練習の宿題への拒否感がすごい。
遡ること1年前、小3になったタイミングで漢字の宿題の分量が一気に増えて何回かに1回は、20行分の漢字の練習をやることになった。学童でやる分にはまだよかったものの、習い事で学童を休む日に、自宅でやるのがしんどそうという状況。
そして、この休校期間中に不満が爆発。漢字練習だけは本当にやりたくないと。やらないという選択肢もあるよと伝えたところ、先生に怒られるのが嫌だからやらなきゃと。先生には母から言うと伝えると、クラスメイトがずるいと言う、それが嫌だからやらなきゃと。
特にこの1年くらいは、自分の主張を通したい気持ちと、周りとの兼ね合いの間のせめぎ合いにある状態の彼女にとって、当然の反応だし、そう思うよねと納得してしまうわけなのだけれど。
なので、あくまで保護者視点で、漢字練習について私が考えたことを彼女には伝えた。
・漢字は読めないと読書(漫画も含む)できなくて不便よね。
・漢字を鉛筆やペンで書く機会は確かに減ってて、スマホやパソコン入力したら漢字でてくるよね。
・ついでに原稿用紙に書くとか、ノートに書くとかも嫌だって言ってたのもわかる。母もお仕事でペンで原稿用紙に書いてって言われたら絶対やだ。
特に解決策を提示したとか言うことではなかったのだが、国語のノートを書くのも嫌だ!と言っていたので、これはパソコンでワードを使ってやることにした。
子どもにとって魅力的な学びとは?
これを機に子どもにとって魅力的な、つまり自分からやりたいと思う学びって何かな〜って問いが頭の片隅にある状態になりました。授業とか学校選びとかそう言う視点だけではなく、多面的に眺めてみたいな〜と言う欲求が生まれつつあると言うか・・・。
というわけで、試しにこのオンラインイベントを視聴してみた。
教育YouTuberの存在も知らなかったし、公立学校だけじゃなく、私立学校も環境的には整備されているけど、先生たちのICTを使った教育には不慣れであること、そんな中で工夫してやっている先生はいて、そういう先生が試行錯誤して懸命にやっていることを知れた。
一番面白かったのは、トークテーマセッション2部。
「今後どうなる日本の教育ーwithコロナの「これみん授業」を校長・教育委員会・政策担当者が語る」
参加されている方達がそれぞれの立場でアグレッシブに発言されていたし、どこにボトルネックがあるのか明確に伝わってきた。
先生たちがこのムーブメントに乗って、広く門戸を開いて民間、市民と協力しながら教育現場を変えることに邁進して欲しい。心底そう思う。