STEP108 手袋をしてお菓子を作る落とし穴がある
皆さん前回は、手袋をするかしないかの判断基準をお話ししましたね。
でも、手袋の使い方によっては、かえって衛生的に危険な事態を引き起こすことがあると知っていますか？
どういう使い方が危険な事態を引き起こすでしょうか？
●手袋を付けていて危険だと思った私の実体験
突然ですが、手袋について私の婚活中のエピソードをお話ししましょう！
婚活をしていた時に初めて会った男性とデートでとあるお店のフルーツパフェを食べに行きました。
当時はまだ新型コロナウイルスの影響が残っていた時でみんなマスクをしていたのですが、そのパフェ屋さんもみなさんマスクをしていました。
パフェはその場でフルーツをカットして目の前で組み立ててくれるのですがその時に！！
パティシエさんが手袋の手で無意識にマスクを触ったのです。
そしてそのままいちごをカットしていて！！！
私は心の中で「キャーーーー！！！」と叫びました。
その後、いちごのヘタを捨てる時も手袋をした手でゴミ箱を引っ張ってきていてそのままの手でまた盛り付け！
ここでも「キャーーーーーー！！！」と叫びたかった。
というか、もう注文キャンセルして返金してもらいたかった！！
しかし、婚活のデート！
しかも初対面の相手の方がお金を出してくれているという場面で言うこともできず…
その相手の方は別業種の方なのでそんなところは一切見ていなくて（笑）
もう完成したパフェを目の前にしても食欲なくて…
でも食べましたけどね！なんだか辛かったです（笑）
こういうエピソードを聞くと手袋の落とし穴わかりませんか？
手袋の落とし穴は手袋をつけっぱなしにして汚れたことに気が付きにくい！そして手袋をした手で無意識に色々な場所を触って不衛生になりやすい！です。
●手袋は汚れがわかりづらい
当然ですが、お菓子作りをしていると手って汚れますよね。
生地が手についたりすると素手だったら感触ですぐにわかります。
自分の手が汚れたとすぐにわかるので「気持ち悪いなー」と思ってすぐに手を洗うことができます。
しかし！
手袋をしてお菓子作りをしていると素手に比べて触覚の機能が鈍るので手が汚れたことに気が付きにくいです。
そうするとそのまま作業を進めてしまって不衛生な状態に陥ります。
また、両手に手袋をしていると引き出しや冷蔵庫を開ける時も手袋をした手で行うことになりますよね。
そういう取っ手などの多くの人が触れるところに触れた手袋で、お菓子を触ってしまうのも不衛生です。
マスクやゴミ箱を触るなんてあり得ないと思った方でも作業に追われている中でちょっとくらいいかなって思ったり、手袋をしていることが当たり前になって無意識に触ってしまうということ結構あるのです。
●作業中、手袋は付け替えよう！
手袋の種類にもよりますが手袋というのは基本的には、しばらくつけたら取り替えるものです。
できればバンバン使い捨てしたいところ。
ずっとつけていると劣化してきて数時間で切れてきたりもします。
気がついたら手袋の指先がない！とか結構あるのですよ。
だから、作業中はずっと手袋をしていればいいっていうことでもないのです。
手袋をするなら手袋をしていることを前提にした衛生管理が必要なのです。
むしろ素手よりも手袋しっぱなしの方が衛生面で気を使うことが多いと思いますよ。
なので、ネット上でお店の製造の様子などを動画で公開されているのを見て手袋していないというだけで不衛生だ！と炎上するのはちょっと浅はかだなと…私は思います。
手袋をしていても作業を見直ししてみてくださいね！
●個包装の内側の汚れってどこまでOK？
お菓子の個包装の際、袋の内側が汚れちゃうんですっていうお悩み結構聞きます。
どこまでがよくて、どこからが汚いと思われてしまうのか、線引きが難しいですよね。
次回お話ししますね！お楽しみに！
この記事は内野未紗が配信する
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いつも温かいコメントありがとうございます！
全てのコメントにお返事することは難しいですが全て読ませていただきます。
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