STEP168 お菓子作りと包装や食品表示、 売りたいならどっちを先に学ぶべき？
wrappedの入学を検討される方でよく、お菓子作りももっと勉強したいし
でも包装や食品表示のことも勉強しないと売れないし…
でも一度に両方は学べないんです！
どっちから学んだらいいですか？
と聞かれることがあります。
あなたはどっちの勉強が大事だと思いますか？
いつも通り、答えは人により変わってきますが…
最終的にはどなたにもお菓子作り（製菓理論や衛生面）と包装や賞味期限設定、食品表示作成の両方の知識・技術が必要になります。
でも、どちらから先に学べばいいかという問いに対しての私の考えはあります！
私はまだまだお菓子作りを極めないと私は販売できるレベルには至らないと思っている人
→先に包装や賞味期限設定、食品表示を学ぶべき
私のお菓子は好評だから販売できるなという人
→先にお菓子作り、特に衛生面を含めた製菓理論を学ぶべき
と思っています。
え？矛盾してない？って思いますか？
矛盾していないですよ＾＾
●まだまだ私は販売できるレベルには至らないと思っている人は包装や賞味期限、食品表示から学ぼう！
プロの現場未経験でお菓子を製造販売したいという方で真面目な人ほど多いのが私のお菓子はまだ販売できるレベルにないから…という人。
こういう方はあの資格を取ったら売ろう、あのレッスンを修了したら売ろうというようにいつまで経っても学び続けているケースが多いです。
学びは大事ですがお菓子のおいしさや技術って上限がないんです。
プロのパティシエもみんな一生修行だって言ってるのです。
だから、ここまでのおいしさに達したら売れるというのは実はありません。
それよりも、ある程度お菓子作りの技術を身につけたら自分のお菓子を販売するのに必要なことは何なのかを考えましょう。
そのために包装や賞味期限設定や食品表示作成などおいしさと安全を保って販売するには何が必要なのかを先に勉強するのがおすすめ。
そうすると自然と、販売をするという視点で見た時、今のご自身のお菓子に何が足りていないかがわかるようになります。
包装を学ぶ事で実際にお客様が持ち帰っても崩れないデザインを学ぶ必要があるとわかったり、賞味期限設定を学ぶことで自分が望む日持ちをつけるために必要な配合の考え方が必要だ、と分かれば製菓理論を学べばいいし
食品表示作成を学ぶ事で食品表示に書きやすい材料で、お菓子を作れるようになった方が自分にもお客様にも親切だとわかるようになったり
販売する前に包装や賞味期限設定や食品表示を学ぶ事で販売するために
自分に何が足りていないか洗い出すことができるのです。
なので、まだまだお菓子作りを極めないと私は販売できるレベルには至らないと思っている人は先に包装や食品表示を学ぶと販売に近づくのです。
●私のお菓子は好評だから販売できるなという人は先に製菓理論を学ぼう
逆に、プロの現場未経験だけど私のお菓子は好評だから販売できるなという人は、先にお菓子作り、特に衛生面を含めた製菓理論を学ぶべきです。
私もこれまで1000名近くの方からお菓子の販売についてご相談を受けてきましたが、「私、お店で働いたことないけど、私はお菓子を習ったし、作ったお菓子はお友達にも好評だから売れると思うんです！」というちょっと自信のある人は要注意！
家庭でおいしくお菓子が作れることとお金をいただいて安全にお菓子を販売することは全然違うことなので、きちんと製菓理論と衛生面をプロとしての販売レベルで教えてくれる人や学校から学んだ方がいいです。
実は、家庭では許されていてもプロの世界では絶対にやらないお菓子作りの工程などがあるのです。
自信がある時って危ないのです。
なので自信がある人ほど製菓理論や衛生面をしっかり学んだ方がいいですね。
●自分に足りないものを見つけ、身に着けよう！
もちろん、私が教えている包装、賞味期限設定、食品表示も販売するために勉強は必要です。
でも趣味のお菓子作りで自信がある人ほど販売レベルの衛生管理ができていないことが多い傾向にありますので今一度自分のスキルを見直すことも考えてくださいね＾＾
どちらを先に学ぶにしても、お菓子は人の口に入るものですから製造販売には責任があります。
自分に足りない知識をきちんと身につけるのは当たり前のことですので、自信や根拠が無いままなんとなくやってしまっているのならどちらも早急に学んでくださいね！
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次回は読者様からいただいたご質問にお答えします！
この記事は内野未紗が配信する
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いつも温かいコメントありがとうございます！
全てのコメントにお返事することは難しいですが全て読ませていただきます。
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