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STEP173 レシピに載っていない異物混入を防ぐ〇〇〇の使い方

異物混入といえば、皆さん、お菓子を作るとき異物混入ってどんなことが原因で起きると思いますか?

いろいろな原因がありますが意外と多くの人が知らないお菓子を作る前の段階のある作業で異物混入のしやすさって大きく変わるのです。

ポイントは斜めカットよりぱっつん!!でも斜めに切りたいなら最後まで見届ける!!
です。

と言われてもこれ、意味わかんないですよね?

今回のテーマは前髪の話ではありません!
お菓子の材料の袋の切り方のお話です!

なのでタイトルの〇〇〇の使い方はハサミの使い方です!



●異物混入に気づきやすいぱっつんカットがおすすめ!

皆さん、お菓子を作るとき、色々な材料を袋から出しますよね?
その時の袋の切り方、実は安全にとても関係しています!

袋をカットしたときの切れ端って異物混入につながりやすいです。
お菓子を食べたときにビニール片が入っていたらゾッとしますよね。

こういうことを起こさないために、袋の開封時は斜めカットよりぱっつんカット!がおすすめです。

私は学生時代は全国に支店のあるスクラッチベーカリーでアルバイトをしていました。
(スクラッチベーカリーとは店内で粉からこねてパンを作っているパン屋です)

その会社では材料を開封するときには斜めカットは禁止でした!
必ず、袋類はまっすぐに一直線に切るというルールになっていました。
斜めカットだとゴミが小さくなり、大量に作るお店ではどこかに紛れてしまった時に異物混入に気づきにくいからです。

大きな会社では異物混入が起きたときの影響も大きいので、リスクのある作業ははじめからルール化して安全に配慮しているのです!


●斜めカットをするときは○○○まで見届ける事!

でも、私は生徒様に「毎回必ず絶対にまっすぐ切りなさい!!」と、強くは言いません。
実は私は普段、袋を開ける時斜めにカットすることもあるのです。

なぜわざわざ斜めに切るかというと、私は使いかけの材料はほとんどシーラーで密封するので毎回まっすぐカットしていると袋がすぐに小さくなってしまうんですよね。
大きなお店のように一回で一袋を使い切ることがないのです。

なので、絶対に斜めに切ってはいけない!というわけではありませんが、斜めに切るからには必ずゴミがゴミ箱に入るのを見届けること!
そして、不用意に小さく切らないコレが大事です!

↑ ↑ ↑
材料の袋だけでなく、絞り袋の先も必ずゴミ箱に見届けます!
これは習慣づけて当たり前のことにしなくてはいけませんよ!


●常に安全に配慮できるのがプロ!

どんなにおいしいお菓子を作ってもたった一度の異物混入でお客様はもう二度と買わなくなってしまうでしょう。
私たちにとっては沢山作るうちの1個でもお客様にとってはたった1個のお菓子なのです。

何百個作ってもすべてのお菓子で常に安全に配慮できるのがプロなのです!

次回は読者様からいただいたご質問にお答えします!
お楽しみに!


この記事は内野未紗が配信する
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