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STEP106 無添加のお菓子を売るときに言ってはいけないこと

前回は無添加のお菓子の製造販売は、できなくはないけれど現実はかなりハードルが高いとお話ししました。

前回書いたように
・そもそも添加物がないと作れないお菓子がある。
・添加物が使われていないように見えて使われている材料も多い
・添加物の有無は一つ一つメーカーに確認するしかない
・添加物が入っていない材料は高価格なことが多い
などが理由です。

でも逆に言えば、これらのハードルを乗り越えられれば無添加のお菓子の製造販売はできるとも言えそうですよね。

ただし!今、「無添加」という表現や添加物についての表現には気をつけなくてはいけません。


●無添加のお菓子を売るときに言ってはいけないこと

「食品添加物不使用表示に関するガイドライン」というものが2022年3月に策定、2024年4月から完全施行となったからです。
これは消費者庁が定めたものです。

これまでは「無添加」や「添加物不使用」についてきちんと決められたルールがなく、それぞれの事業者がそれぞれの判断で「このお菓子は無添加です」「添加物は使っていません」などと記載していたのです。

それぞれの事業者がそれぞれの判断で記載すると世の中の商品に色々な表現が溢れ、その言葉の受け取り方もお客様によって様々です。
内容によっては消費者に誤認させてしまうものがあるのでガイドラインが作られたわけです。

このガイドラインでは禁止事項に該当する恐れがある不使用表示を10類型として伝えています。

ガイドラインの内容も細かくお伝えしてたいところですが、無料メール講座やnoteの中で限られたスペースで詳しくお伝えできないのでぜひ検索して調べてみてくださいね。


●食品表示以外にもルールがある

このガイドラインの中で、お菓子を製造販売する私たちがお客様のために親切だと思って書きたくなる表現でも、誤解を招くということで禁じられているものが多々あります。

色々と調べて厳選した材料でお菓子を作っている人からしたら「こんなにこだわっているのにこれも言ってはいけないの?」というものもあるのですが安全な商品を販売しているからこそ、こうしたルールをしっかり学んでおきたいですね。

他にも、食品表示ではなくてもお菓子を売る時に知っておくべきことって色々あります。

コース講座の生徒様には添削時にこういった内容も必要な方にはお伝えしています!


●手袋はいつ付けるのが正しい?

ところで皆さん、話はガラッと変わりますが!
衛生面を考えると、お菓子のお仕事で手袋を使うことが多いですよね。

この手袋、どのタイミングでつけるべき?
リール動画で人気のお菓子屋さんが手袋していないって炎上していた…
と、悩んだことはありませんか?

手袋をするしないの基準、私の考えを次回でお話ししますね!お楽しみに!


この記事は内野未紗が配信する
「もう趣味とは言わせない!プロのお菓子に変わる!
お菓子包装と食品表示お店テク無料メール講座」
のバックナンバーとなります。

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いつも温かいコメントありがとうございます!
全てのコメントにお返事することは難しいですが全て読ませていただきます。


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