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STEP87 パティシエに必要な小学校の教科がある!
パティシエとして働くのに必要な知識や技術ってなんだと思いますか?
もちろん、製菓理論とかお菓子を綺麗に作る技術デザインのセンスなどなど、すぐ浮かぶものがありますが、実際にお菓子屋さんで働き始めて
「これ、すごく必要なのに専門学校でも言われなかったなー」
「もっとちゃんと勉強しておけばよかったなー」
と思うものがあります。
しかも、小学校で誰もが習うもの!!
なんだと思います?
●パティシエに必要な教科はこれ!
…
…
…
正解はなんと、『算数』です!!
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意外かもしれませんが、今までパティシエさんやパン職人とお話ししてきて「現場って算数大事ですよねー」って言うとみなさん賛同してくださいます笑
別に難しい数学の学力が必要なのではなくて小学生レベルの算数が厨房の中でも売り場でも大事です。
足し算引き算もですが割合の計算をよく使います。
算数を何に使うかというとそれは咄嗟の計算!
このね、咄嗟のって言うのがポイントだと私は思います。
●現場で使う咄嗟の計算
今日の仕込みはいつもの1.5倍とか、3倍とか、特注のお菓子で型を変更する時に容積がこの型の何%だとか、生クリームをブレンドする時の乳脂肪分とか、そういう計算が咄嗟に必要な時があるのです。
もちろん、電卓は使えますよ!
でもその電卓に打ち込む計算式が頭の中ですぐに出せないといけません。
そして電卓を使えたとしても、簡単な計算なら電卓なしで暗算でパッとできた方がいいです。
少なくとも私の知っているパティシエさんたちはみなさん計算が超早いので、暗算ができないと話についていけなくなりました笑
モタモタ電卓を打っていると「お前こんな計算も暗算できないの?」とか言われた記憶が…
そしてだんだん暗算にに強くなりました笑
こうして書いているといろいな思い出が蘇ってきますね…
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●日ごろから意識して、準備をしておこう
でも、自分一人でお菓子屋さんをする場合、計算が遅くても誰かに怒られることはないですから自分が焦らずにできるように、準備しておけばいいだけです。
よく使う倍量仕込みなどはレシピに記載しておけばいいですね。
PCならExcelとかで簡単に作成できますし、今はアプリもありますよね。
機械に頼った方が手で計算するよりも正確ですから。
しばらくお店をしていれば計算が必要なタイミングって、だんだんわかってくると思うのです。
このメニューはよく3倍でも作るから、レシピにあらかじめ記載しておこう
とか
特注の時はこの計算でサイズ変更できるな
とか
日々の意識でだんだん計算にかかる手間も省けるようになります。
と言うことでお菓子を売るならちょっと算数も強くなれるよう意識してみてくださいね!
次回もお店の現場のお話書きますね!
お楽しみに!
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