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STEP75 パウンドケーキの端っこ 小さいけど同じ値段でいい?

今日は読者のDさんからいただいたご質問にお答えします!
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パウンドケーキを販売したいです。
たくさん作って売りたいと思いますが、端っこが出てしまいます。

端っこはどうしてもカットが小さくなるのですが、同じ値段で販売してもいいのでしょうか?

(メール講座読者 Dさん)
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Dさん、ご質問ありがとうございます。
それでは回答いたします!



●パウンドケーキの端っこ 小さいけど同じ値段でいい?

確かに、パウンドケーキって1回焼けば複数カット焼けますが、真ん中が大きくて、端に行くほど小さくなるのでお菓子の大きさも変わってきますよね。

こんなふうに図で見ると一目瞭然!

いただいたご質問は、真ん中と端っこを同じ値段で販売していいかということですが…

結論
別に同じ値段で売ってはいけないということはないけれど、上手に販売しないとお客様は納得しないという感じです。

まあ当たり前と言えば当たり前ですよね。
だって小さいんだもん(笑)

この問題、いくつか解決方法があるのでお伝えしますね。


●端っこの小さなカットが出る量を減らす

まず、そもそも端っこの小さなカットが出る量を減らす方法があります。

それは長い型で焼くこと。

家庭用のパウンドケーキ型って、家庭のオーブンに入るサイズや持ち運びやすいサイズを考えて、18cmとか21cmとかが多いですよね?
でも、プロは違います。

最初からカットでたくさん販売したいなら小さな型は使いません。
長いパウンド型を使ってカット専用として焼き上げます。

私がいたお菓子屋さんも同じパウンドケーキを、カット版とホール版で販売していましたが、実は同じように見えて違う型で焼いていました。

長い型は40cmくらいあり、一回の仕込みで何本も焼いていました。

そうすると、1回の仕込みで300カットくらい出来立ても、端っこの小さいサイズは少ししか出ません。
小さな型で焼くより断然効率がいいのです。


●どうしても出る小さいサイズはこうして売る!

それでも、小さなサイズが出なくなるわけではないですね。
そのお店では捨てずに上手に販売していましたよ。

それは詰め合わせ専用にすること。

バラ売りにはいつも一定の大きさだけを並べるようにして、端の小さいサイズはギフト箱詰めに入れる専用にしていました。

ギフト箱は入れるスペースが少ないので、かえって小さいサイズがちょうどいいのです。

そして、ギフトには常に小さいサイズだけを入れるので見た目で損した気持ちになることもなく、値段も箱詰め全体の値段として考えることができるので利益も出しやすいです。

こんなふうに上手に考えるとお菓子を無駄にしないのです。

そしてもう一つ、ギフトにする以外でもいい方法があります。
これは私がいたお店ではなくて、たまたま入ったとあるお店がやっていて
なるほど!と思った方法です。

実はそのお店、お菓子屋さんではないのですが画期的な方法だったので、
お菓子でも応用できます!

次回お話ししますね!


この記事は内野未紗が配信する
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