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STEP21 栄養成分表示は省略できる?

STEP20では一般的なお菓子を売るときに必要になる食品表示の項目をご紹介しました。

ご紹介したのはこちらです!
↓ ↓ ↓

  • 名称

  • 原材料名

  • 原料原産地名

  • 添加物

  • アレルゲン

  • 内容量

  • 賞味・消費期限

  • 保存方法

  • 食品関連事業者・製造所

  • 栄養成分表示

これ、全部必要ですよ!
と私がいうとよく、
「先生、栄養成分表示はいらないって言われましたよ?」
というツッコミをいただきます。

これ、勘違いしている人が多いので解説しちゃいます!


●結論!一般用のお菓子の場合栄養成分表示は計算必須!

ただし、条件に当てはまると「表示」を省略できる。
ということなのですが「え?何それ?矛盾してない?」って思いますよね。
もっとわかりやすく言います。

条件に当てはまったら栄養成分表示をお菓子に
表示しなくてもよくなるのですが、

お客様に栄養成分を聞かれたら答える義務があるので
データは持っておく必要がある。
ということです。

つまり、
この私のnoteを読んでくださっているあなたもお菓子を製造販売する時には
自分のお菓子の栄養成分を調べることからは逃れられない
ということになります。


●省略の条件

でも「お菓子が小さいから栄養成分を書く場所が足りない!
だからせめて栄養成分表示を省略したい!」って思いますよね。

省略の条件はいろいろあります。
これも文章だけの説明で誤解を招きたくないので簡単に概要をお伝えすると
私のnoteや無料メール講座を読んでくださる方や、コース講座の生徒様などが当てはまることが多いのは

売上高が一定金額より下、などで
消費税納税が免除されている事業者が販売するもの
とか
中小企業基本法で定められている小規模事業者が販売するもの
などですね。他にもあります。

これを見て、
「あ、私一人でやってるし売り上げも少ないから表示いらないんだ!」
って思う人がいますが

これ、注意が要ります!

条件をよく見ると「製造するもの」じゃなくて「販売するもの」なのですよね。

だから自分が作ったお菓子をカフェや百貨店などに卸しているという場合は
その卸先が省略の条件に当てはまらないといけないので
自分が小さなお菓子屋さんでも取引先のために栄養成分表示が必要なこともとても多いです。


●省略はできる。だけど聞かれたら答える義務がある!!

そして何度も言いますが、省略の条件に当てはまっても
聞かれたら答える義務があるのでデータは用意しないといけません。

基本、記載するスペースがあるのなら、皆さんもいつでも栄養成分表示を
記載しておいたほうがいいですね。

実際のwrappedの講座の中では、栄養成分をどうやって用意したらいいか
詳しくお伝えしています。

具体的には計算したり検査に出して調べますが、細かい手順をお話ししています。


●食品表示のルールは細かくあります

こんな感じでかなり細かくルールがあって難しいのが食品表示!

栄養成分も難しいですが、基本となる原材料の表示もかなり難しいですね。

もし、あなたが
「原材料ってレシピ見ながら重たい順に書けばいいでしょ?」

って思っていたら超危険!

それだけの認識だと命に関わります。

多くの人が気がついていない原材料表示の書き方の大事な考え方を
STEP22でお話ししますね!


この記事は内野未紗が配信する
「もう趣味とは言わせない!プロのお菓子に変わる!
お菓子包装と食品表示お店テク無料メール講座」
のバックナンバーとなります。

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いつも温かいコメントありがとうございます!
全てのコメントにお返事することは難しいですが全て読ませていただきます。


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