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STEP113 通販のお菓子の梱包方法のスムーズな決め方
今、お菓子屋さんをやろうと思ったら多くの方が通販(オンラインショップ)も同時に立ち上げていますね。
人によっては通販だけという方もいます。
ここ数年で個人でも簡単にネットショップがオープンできる画期的なサイトが出てきたので本当に気軽に参入できますよね。
よく生徒様からも通販の商品の発送の方法を質問されるのですが、結構みなさん悩まれていて「ぴったりの袋が見つからない」や「ちょうどいい段ボールがない」など同じようなお悩みを多く聞きますね。
でもお話を聞いているとそれ、そもそも決め方が逆だから!ということが多いのです。
●「決め方が逆」とは?
どういうことかわかりますか?
多くの方がお菓子の包装や通販の梱包を考える時に先にお菓子に近いところから決めていくのですがそれだと行き詰まりやすいです。
通販を本気でやるなら逆!
先に配送する宅配便のサイズから決めます!
つまり、まず60サイズで納めたいなとか宅急便コンパクトで送料を抑えたいなのように配送会社のプランを見て適したサイズから決めるのがコツなのです。
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例えば
サイズは60サイズ
↓
そのサイズに収まる既製品のギフト箱はこれ
↓
それならお菓子が何個入るかな
↓
お菓子の個包装の袋をこっちにしたらもっと数が入るな
↓
逆にお菓子のサイズをこうすれば、この箱に対して見栄えするかな
のように外から決めていくのです。
お菓子自体の開発中ならば外側をある程度決めたらお菓子のサイズや個数で調整できる場合があります。
●お菓子に近いところから考えると・・・
これ、逆で考えるとどうなるかというと…
最初にお菓子を完璧に作ってから「このお菓子がぴったり入る袋を探そう…!って、いくら調べてもなかなかないなぁ」
となってまるでシンデレラのようにぴったり入る唯一無二の袋を探さないといけなくなります。
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オリジナリティーあふれるお菓子になればなるほど、ぴったりの袋選びは難航します。
そうなると究極はお金をかけてオリジナル資材を作るしかないということになるのです。
もし、個包装の袋がすぐに見つかったとしても、今度は「この袋が入るぴったりの箱があるかな?」となったり、箱があっても今度は「この箱が入る段ボールはどうしても80サイズになっちゃうな」のようにどんどん大きなものになっていってしまい、気がつくと送料が高くなるということになりがち!
仮に、送料が高くてもよいとしてもお客様としては開けたらすごく大きな箱にちょっとしか入ってないとかバランスの悪いギフトになることがあるのです。
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こんな風にぴったり収めるのって実は大変なのです!
●特に既製品を使うなら逆算が近道!
お金をかけられるのならオリジナルの個包装袋や箱や段ボールを作って完璧なギフトにすればいいのですがお金をかけられない状況なら既製品を上手に使いたいですよね。
なので逆算が近道!
お菓子のサイズは自分の技量で調整が効きますがお菓子の袋や資材は既製品だと種類がそれほどないので運命の資材を探すのって本当に大変なのです。
だから、先に外側から決めつつ資材をリサーチしながらお菓子の開発を進めていくと現実的な商品に仕上がるのです。
まずは外側から考えて理想を描いてみてくださいね!
とはいえ、一人で包装をゼロから考えるのって本当に大変ですよね。
ということで次回はお菓子の包装で迷った時にぜひみて欲しいサイトをご紹介します!お楽しみに!
この記事は内野未紗が配信する
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いつも温かいコメントありがとうございます!
全てのコメントにお返事することは難しいですが全て読ませていただきます。
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