STEP77 包装紙のラッピング技術はお菓子屋さんに必要か?
今回は先日生徒様からいただいたご質問にお答えします。
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箱に包装紙をかけるの苦手なのですがお菓子を販売するならできるようになった方がいいですか?
(wrappedコース生 Iさん)
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Iさん、ご質問ありがとうございます!
私の考えをお伝えいたします!
●包装紙のラッピング技術はお菓子屋さんに必要?
包装紙で綺麗に箱を包むテクニック憧れますよね!
リール動画などでデパートの店員さんの美しい作業の様子が出てくると見入ってしまします。
しかし、苦手意識のある人も多いですね。
お菓子を製造販売する上で包装紙のテクニックは身につけた方がいいのかということですが私の答えは
商品によっては必要だけど、できなくてもお菓子販売はできるという感じです。
●私の衝撃の告白!!
ここで、衝撃の告白をします!
私、実はお菓子専門ラッピングスクールを経営していますが
なんと、私、包装紙の斜め包みができません!!!
斜め包みってこういうのですね。
デパート包みなんて呼ばれることもあります。
箱を転がすようにしながら包装紙を巻いていくアレです。
実は私、この包装できないです笑
というか、正確にいうと、私が働いてきたお菓子屋さんでこの包装をしなかったことと、その後も必要性を感じなくて習得しなかったという感じです。
私がいたお菓子屋さんはどこもキャラメル包みを採用していました。
こういうイメージのラッピングです。
↓ ↓ ↓
きれいに包装紙を巻けた方がそりゃいいですよ。
引き出しは多い方がいいですからね!
でも包装紙をきれいに巻くテクニックが必要かどうかは、あなたがやりたいお店でお客様が求めているかどうかによります。
●あなたのお店での必要性を考えよう
例えば、フォーマルな場面でも使えるかっちりしたギフトを売りたい場合、包装紙のラッピングはできた方がいいですね。
でも、最近のお菓子屋さんってそもそも包装紙を使わないお店も増えています。
理由は様々ですが、包装紙を使わないことでエコになることや経費削減や人件費削減の効果を狙っているなどが考えられますね。
最近はフォーマルなギフトでも、包装紙を使わずに箱自体に柄を印刷していたり、シールやゴムリボンだけで仕上げることも多いです。
↑このラッピングも左はゴムのリボン!
かけるだけで簡単に仕上がります!
そして、私が斜め包みができないというように、これ、練習しないとできるようにならない技術です。
ということは、自分がお店をするときに自分が練習してできるようになったとしても、お手伝いに来てもらったお友達などはできない作業ということになりがちです。
となると、結局包装紙のラッピングは自分でやるしかないとかできるようになるまでスタッフを育てないといけないですね。
そこにお金も時間も割きたくないのなら、誰でもできる簡単なラッピングにする方がお菓子の販売においてはやりやすいという人が増えています。
別に私は斜め包みを否定しているのではないです。
これはこれで素晴らしい技術で求めているお客様もいます。
ただ、あなたがお菓子を製造販売したいときに、ラッピング=必要と思わなくても、自分のお店の目指すものやターゲットのお客様によって変わってくる部分なのでご自身で必要性を考えてみてくださいね。
ということですね!
●包装技術がなくてもおしゃれに包装できる!?
ところで、包装紙の一種?で便利な資材があるのをご存知ですか?
使っているお店も増えているので、次回お話ししますね!
この記事は内野未紗が配信する
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いつも温かいコメントありがとうございます!
全てのコメントにお返事することは難しいですが全て読ませていただきます。
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