見出し画像

STEP174 脱酸素剤を入れたらカビが生えました!入れない方がいいですか?

以前、メール講座読者様からこんなご報告をいただきました。
読んだ時に、私がちょっと焦ったご報告です!

↓ ↓ ↓

… … … … … … … … … … 
パウンドケーキを包装して販売するので、先生がいつもメールで言っているように事前に実験して安全かどうか確認しました!

脱酸素剤を入れて包装したら3日でカビが生えたので、私のパウンドケーキは脱酸素剤が向いていないのだとわかりました!
なので、脱酸素剤を入れずに売ることにしました!

いつも有益な情報をありがとうございます^^

(メール講座読者 Yさん)
… … … … … … … … … … 

これを読んで、私は焦りました…!

違う!!!これは違う!!!
私がメール講座で伝えたことを勘違いしていらっしゃる!!

と…!!!



●脱酸素剤が合わなかったということではない!

詳しく書きますね!

まず、Yさんがおっしゃるように自分のお菓子を売る前にきちんと販売する時と同じように包装して、おいしさや安全性に問題がないか確認するのはとても大事なことです。
必ずやっていただきたいですね。

ということでYさんはパウンドケーキに脱酸素剤を入れて実際において下さったところ…
パウンドケーキに3日でカビが生えたということです。

脱酸素剤を入れてもカビが生えてしまう

自分のパウンドには脱酸素剤は適さないと判断

ということですが…
この判断が間違いです。

脱酸素剤を入れたのにカビが生えたということは、それは脱酸素剤が正しく使えていない証拠!!

つまり、Yさんのお菓子と脱酸素剤の相性が悪かったのではなく、脱酸素剤を入れてもなんの効果も出ていなかったということです。


●カビが生えるには○○が必要!

カビってジメジメしたところに生えると思っている方が多いですが、ジメジメだけじゃ増えないのです。
いろいろな条件がありますが酸素がないとカビは増えません。

脱酸素剤は酸素をなくすものなので、きちんと脱酸素剤が効いていたらカビは増えないのです。

もちろん、食中毒の原因はカビだけではないのでカビが生えていないから安全とは言えません。
カビが生えてなくても目に見えない世界で他の微生物が繁殖していることも十分考えられます。

でも、少なくとも脱酸素剤を入れたのにカビが生えたということは酸素が袋の中で存在しているということなので脱酸素剤が正しく使えていないということです。

なので、Yさんのパウンドにカビが生えたのはYさんのパウンドに脱酸素剤が合うとか合わないという以前の問題ですね。


●鮮度保持剤(=食べられません)はただ入れれば良いというわけではありません。

こういう鮮度保持剤(=食べられません)って、ただ入れれば良いわけではないです。
ただ入れるだけでは何の効果も発揮しないのです。

じゃあどうしたら効果を発揮するの?と思いますよね?
一言で「こうです!」と文章で誤解なく伝えられることなら私もどんどん無料でお伝えするのですが、この脱酸素剤はとってもデリケートで難しいので、その使い方を正しく理解するために私はきちんと学べる講座を開催しています!

また詳しく知りたい方はwrappedの講座にご参加くださいね!

勿体ぶっているわけではなく、無料メール講座やこのnoteで一言で伝えられるほど簡単なことではないからこうしています^^

次回は生徒様よりいただいたご質問にお答えします!


この記事は内野未紗が配信する
「もう趣味とは言わせない!プロのお菓子に変わる!
お菓子包装と食品表示お店テク無料メール講座」
のバックナンバーとなります。

▼続きはこちら▼

▼なぜnoteでバックナンバーを公開するのか▼

▼メルマガ登録はこちらから▼

wrapped公式LINEはこちら▼


いつも温かいコメントありがとうございます!
全てのコメントにお返事することは難しいですが全て読ませていただきます。


#wrapped #お菓子作り #お菓子製造 #お菓子販売 #菓子包装 #ラッピング  #食品表示


いいなと思ったら応援しよう!