STEP79 お菓子の包装やラッピングを人に手伝ってもらうときに大切なこと
お菓子を製造販売していると「いつかお菓子を売りたいなー」と思っていた時には気が付かなかった手間に気がつきます。
その一つが包装・ラッピングなどお菓子を作る以外の作業!
実際に製造販売を始めてみると思っている以上に時間がかかるとわかるはずです。
となると、「自分はお菓子を作ることに集中したいから、誰かに包装・ラッピングをして欲しい」と思うと思います。
お菓子を作るより簡単だからお友達などでも任せられると思いがちですが
作業をお願いしてしばらくして様子を見に行ったら「え、なんか指示したのと違う仕上がりになってる!」ということありませんか?
そして「全部やり直しだ!自分でやった方が早かった!」
ってなるという悪循環!
思ったようにやってもらえなくてイライラしちゃうすごく気持ち、わかります。
でもこれ、スムーズに手伝ってもらうためのコツがあるのです!
そんなに難しいことではないですよ!
●指標を具体的に伝える
スムーズに手伝ってもらうコツそれは誰でもわかる指標を作ることです。
例えば、シール貼り。
「最後に真ん中にこのシールを貼って!」とだけ指示を出すのはよくないです。
あなたが思う真ん中と手伝ってくれる人の思う真ん中って違うのです。
「真ん中なんて1箇所だけじゃん!」って思いますけどそんなことないのです。
真上から見た時と、作業している目線で斜めから見た時では真ん中のイメージも変わってきます。
なので、真ん中に貼るためにまず最低でも一つは見本を作る。
そして、5個貼ったらこの見本とずれていないか確認してくださいねと伝える。
これだけでもブレにくくなります。
他にも、クッキー缶のような大きなもののど真ん中にシールを貼って欲しい時は厚紙で型を作っておくとスムーズ!
こちらは私の起業家仲間でwrappedで授業をしていただいたこともある
奈良県の「お菓子工房かわい」の川合あき先生のインスタグラムからお借りしました
↓ ↓ ↓
こんなふうに厚紙でガイドを作ってくり抜いて、缶の上に乗せてシールを貼ります
↓ ↓ ↓
こうすると誰が貼っても同じ位置にできるのです。
ちなみに、あき先生は辻調グループで20年お菓子を教えられて、その後お店をオープン。
現在はお菓子教室と販売を両立されている、作るプロ×教えるプロのパティシエさんです。
お菓子とっても美味しいですよ^^
【お菓子工房かわい インスタグラム】
https://www.instagram.com/okashikouboukawai/
(私が自主的に宣伝)
包装紙や掛け紙も「端から3センチくらいのこの辺りで折ってください」ではなくて
「印刷されているこの柄のこの模様の位置で折って、いつも同じ位置になるように揃えてください」
などと誰が見てもわかる指標で具体的に伝えるのが大事。
掛け紙や包装紙はオリジナルで作る際に、最初から模様の中に折り位置をさりげなくデザインしてしまうのも手ですよ!
●「誰でもわかる」を心掛ける!
同じお菓子業界で働いていた人同士で仕事をしていても、働いていたお店が違えばそれぞれの常識も異なります。
プロ同士であってもそうなのだから、お菓子の仕事をしたことのない人に手伝ってもらう時に、思ったように仕上げてもらえないのはもはや当たり前です。
これくらいならわかるでしょ?
ではなくて基本的には全部わからないろうという前提で短時間で誰もができるように作業の仕組みを作ってあげることで、お互いにストレスなく
お仕事がスムーズに進みます!
指標を作って指示を出す
これを意識してみてくださいね!
●スタッフが思ったように動いてくれない時の考え方
それでも、人を雇ったけどやっぱり思ったように仕事をしてもらえなくてイライラしちゃう!っていう方、結構いるのです。
次回はそんな時の考え方をお話ししますね!
この記事は内野未紗が配信する
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いつも温かいコメントありがとうございます!
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#wrapped #お菓子作り #お菓子製造 #お菓子販売 #菓子包装 #ラッピング
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