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STEP26 手袋は何を使えばいい?

しばらく食品表示のお話が続きましたので、
今日は久しぶりにお菓子の包装のことを書いていきましょう!

お菓子を包装する時、皆さんは手袋をしていますか?

こんなマニアックなnoteを読んでいるあなたなら
きっとしていると思います。

お菓子包装の時、基本的に素手は避けた方がいいですね。
なぜでしょう?



●手袋をする理由

お菓子包装の時、基本的に素手は避けた方がいいのはなぜでしょう?

「お菓子が汚染されるのを防ぐため」ですね。

手には菌がいますし、作業中にいろいろな場所を触るので汚れも溜まりやすいです。
なので基本的に出来上がったお菓子には素手では触れず、清潔な手袋をした手で触ることが大事です。


●手袋は何を使えばいい?

よくいただくのが手袋って何を使ったらいいですか?
というご質問。

私の場合は、2種を使い分けています!

今日は使い分けの前に私が選ぶ
お菓子作り・包装時の手袋の条件をお話しします!

手袋の条件は3つあります!

1)食品衛生法適合
これが絶対条件で、

あとは状況に合わせて
2)素材
3)色
で選んでいます。

1)食品衛生法適合

まず絶対譲れないのが食品衛生法適合であること!
これはわかりやすくいうと食品に直接触れていいですよということですね。

最近は店舗用品店など行かなくても、薬局や100円ショップでも
食品衛生法適合の手袋が手に入るようになりました。

逆に選んではいけないのは「食品衛生法適合」と書いていないものですが、
具体的には掃除用で売られていたり、何かのセットに付属していた手袋で、
食品用なのかはっきりわからないものは、お菓子作りや包装には使うのはやめましょう。

綺麗そうだからいい、という問題じゃないのです。

食品衛生法適合でないものは、食品に直接触れてはいけない素材でできていたり、素材は食品に触れても良いものでも、その手袋を作っている工場や小分けしている工場が食品衛生への配慮がなされていない場所である可能性が高いです。

なので、必ずパッケージを見て食品衛生法適合の文字があるかどうかを
確認しましょうね。

こんな感じ!
↓ ↓ ↓

2)素材

そしてもう一つのポイントは素材です。

素材って色々ありますが大きく分けると
ニトリル(ゴム)ポリです。

ニトリルはゴムのような感じで手にフィットするタイプ

本当のゴム素材(≒ラテックス)だとアレルギーが出る人が多くいるので
最近はニトリル素材が広く使われています。
医療現場でも使われていますよね。

これは手にフィットするので素手に近い作業をしたい時におすすめ。

お菓子作りをしている最中に素手で生地を触りたいけれど手に傷がある時などは、絆創膏をした上でニトリル手袋をするといいですね。

そしてポリ手袋
これは正確にはポリエチレンという素材の名前ですが
これは手にはフィットしないのでショーケースからケーキを取る時や
お菓子を袋詰め包装する時に着脱が多い時におすすめ。

もちろんお菓子作りの作業の時に使ってもいいのですが
ポリ手袋ってどうしてもフィットしない余白の部分があるので
それが作業の時にお菓子を傷つけてしまいがちなのです。

なので私は普段は作業内容に応じて使い分けているのです。

3)色

では、手袋選びの3つ目のポイントのですが、ちょっと長くなったので
次のSTEP27で書きたいと思います。

皆さんは手袋の色は
白(透明)


など、どれが好きですか?

好きと言っても、好みで決めるという問題じゃなく
プロとして自分の作業には何が最適か、よく考えてみてくださいね!

私の判断基準はSTEP27で解説しますね!!


この記事は内野未紗が配信する
「もう趣味とは言わせない!プロのお菓子に変わる!
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のバックナンバーとなります。

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いつも温かいコメントありがとうございます!
全てのコメントにお返事することは難しいですが全て読ませていただきます。


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