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STEP183 民間のお菓子の資格は持っていても意味がないですか?

お菓子の資格っていろいろありますよね!

製菓衛生師や菓子製造技能士のような国家資格もあれば、〇〇認定講師・〇〇マスター・〇〇マイスターそして、私が発行している「焼菓子包装プロフェッショナル®️」等の民間資格もあります。

資格をたくさん取る人もいれば資格を一切取らずにプロとして活躍している人もいますが、たまに「民間資格なんてとっても意味ないよ!」という辛口の方もいますよね。

お菓子屋さん勤務未経験でお菓子の製造販売を始めたいと思った時、色々な資格をどうとっていけばいいでしょうか?

私はお菓子の製造販売をしたい方の場合、資格を取れることより資格を取る勉強をする中で何が得られるかに重点を置くというのがいいと思います。

↑ これは大阪の交流会でwrapped提携校の資格をとった生徒様お二人と皆様の集合写真!


●お菓子を買うお客様目線で見ると資格は必要ない!?

お客様がお菓子を買う時に、「このお店はお菓子の資格を持っているから買おう!」という判断をするお客様って少ないです。

例えば、町のお菓子屋さんで
「製菓衛生師を取得したパティシエが作ってます!」
「〇〇認定講師の店」
って言われても、ふーんって感じですよね?
まあ、勉強したんだなとは思いますが別にお菓子を買う1番の決め手にはならないと思います。
「フランスの学校を出た」とかも今はそんなに珍しくないですね。

もちろん、資格を取るために勉強したりフランスに留学したりはすごいことですよ!
ただ、資格はお菓子作りの先生をするのなら生徒様に信頼してもらえると思うのですが、お菓子を買うお客様の視点で見ると資格を前面に出してもそんなにすごいと思ってもらえないことが多いです。

その点が、よく「民間の資格なんて意味ないよ」という声につながるのだと思います。


●お菓子の販売のために資格の勉強内容が活かせるのかどうか考えよう!

でも、私は販売をしたい方が資格を取るのは勉強内容が目的に合っていればとても良いと思っています。

例えば、この資格を取るとお店をする時に必要な衛生のことが学べるなとか、この資格には〇〇の実技試験があるからお菓子を綺麗に仕上げられるようになれるなとか、
wrappedの焼菓子包装プロフェッショナルを®️を取得すれば、自分のお菓子の包装や賞味期限や食品表示に根拠を持って販売できるようになるな
のように最終的に資格をとったことを人に見せたい!というよりは、その勉強内容が今後に活かせるかどうかに重点を置くことで資格をとった意味があると言えるようになると思います。

資格って魅力的なので新しい資格が出た!取りたい!って思う方も多いと思うのですが、お菓子の製造販売が最終目的なら、ご自分のお菓子の販売のために勉強内容が活かせるのかどうかよく考えて取得してください。

資格を取ること自体が好き!という方はバンバン資格をとってもらって全然構わないのですがお菓子の製造販売が目的の場合、製造販売をスタートするのはお金も時間もかかるので限りある時間とお金をよく考えて大事に使うことをお勧めします!

次回は食品表示のこと久しぶりにお話しします!
お楽しみに!


この記事は内野未紗が配信する
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いつも温かいコメントありがとうございます!
全てのコメントにお返事することは難しいですが全て読ませていただきます。


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