見出し画像

STEP18 お菓子を売る時に食品表示は貼らなきゃダメ?

STEP17までずっと包装についてお話ししてきましたが!
今日からはついにタイトルにも入っている『食品表示』についてお話ししていきますよ!



●食品表示は短時間では習得不可能!

実は現在配信している無料メール講座、リニューアルする前は6年ほどメールを配信していましたが、リニューアル前は食品表示について触れることは少なかったです。

なぜだと思いますか?

それは、食品表示は命に関わるのにとても難しいので
表面的な情報だけで、できた気になって欲しくなかったからです。

その分コース講座で深ーく深ーく!
どこの講座よりも保健所よりも詳しくお伝えしてきました。
コース生様には添削も積極的に行っています!

でも!

ここ最近、ネットを見ていてもお菓子販売の始め方講座などがとても増えてきました。
そういった講座の案内を見ていると30分とか1時間程度で食品表示のことを伝えていることが多い印象です。

でも、はっきり言います!

食品表示は1時間学んだくらいで安全で責任のあるものは作れるようになりません。

1時間で学べるのは全体像くらいですね。
短時間で食品表示のことを学べる講座が増えていることで
できた気になっていて危険な表示をしている人が増えているのが怖いな』
と思ってメール講座でも無料で書ける範囲で食品表示のことを書いて
みなさんに正しい情報を伝えていこう!
と思いました。

もちろん無料で全てを伝えてしまうと情報が一人歩きしていくのがとても怖いのでコース講座で1番濃い内容を本気で教えていますが
まずはこのnoteや無料メール講座食品表示の基礎知識をお伝えしますのでついてきてくださいね!

ネット検索よりお役に立てる情報をお出しします!


●お菓子を売る時に食品表示は貼らなきゃダメ?

では、前置きが長くなりましたが
今回は『お菓子を売る時に食品表示は貼らなきゃダメ?』
という超基本からです。

結論
容器包装に入れられた消費者に販売される形態となっている加工食品は
食品表示の対象』

です。

これは法律の言葉なのでちょっと硬いですね。
もう少しわかりやすくいうと
お客様に販売する時に包装されているお菓子は食品表示の対象』
です。
とにかく、包まれていたら食品表示が必要なのです。

これ、すごく勘違いしている人が多いですが
「シーラーしていなければ食品表示はいらない」とか
「マルシェだったら食品表示がいらない」とか
「作った場所と同じ敷地内で販売するなら表示がいらない」とか
よく聞きませんか?

これらは、ぜーんぶ!間違っています。

その根拠が公的な資料のどこに書いてあるかもちゃんと説明できますが割愛しますね。


●要注意!「包まれている」=「シーラー密封している」ではない!

シーラー密封しててもしていなくても包まれていれば表示の対象です。

「マルシェだから」とか、「作った場所で売るから」とかも
関係ないです。

包まれていれば食品表示が要ります。(何回も言う!)

逆に、裸で並べられていて注文を受けてから包装するようなお菓子は
食品表示は要りません。

ショーケースに裸で並んだ生のケーキをケーキ屋さんで買う時とか
パン屋さんで裸のパンを買う時とか
食品表示ついていないことが多いですよね。それはつけなくてもOK!
(もちろんつけてもいいのですが)

まずはこの表示が必要かどうかが

包装の有無で決まっていること
✔シーラー密封の有無ではないこと

ここをしっかり覚えてくださいね。


●なぜ食品表示が必要?

でも皆さん、なんで食品表示って義務になっているのか考えたことありますか?

この根本を理解しているか、いないか
プロとして責任を持ってお菓子を売れる人かどうかの境界線です。

次のSTEP19で私のお菓子屋さん時代のリアルなお話しも交えながら、詳しく解説しますね!


この記事は内野未紗が配信する
「もう趣味とは言わせない!プロのお菓子に変わる!
お菓子包装と食品表示お店テク無料メール講座」
のバックナンバーとなります。

▼続きはこちら▼

▼なぜnoteでバックナンバーを公開するのか▼

▼メルマガ登録はこちらから▼

▼最新情報をお伝えしているwrapped公式LINEはこちら▼


いつも温かいコメントありがとうございます!
全てのコメントにお返事することは難しいですが全て読ませていただきます。


#wrapped #お菓子作り #お菓子製造 #お菓子販売 #菓子包装 #ラッピング #食品表示  


いいなと思ったら応援しよう!