STEP136 自分の価値観と近いお客様に出会う方法
前回のおいしさの基準をお話ししました。
おいしいの基準は人それぞれ。
味の好みだけではなく出来立てのフレッシュさこそがおいしいと思う価値観としっかり馴染んで熟成した味がおいしいと思う価値観、これは相反するものですよね。
では、あなたのお菓子を買ってくれたお客様の価値観があなたのおいしさの基準とは全く逆だったらどうしましょうか?
例えば、自分が熟成した味わいがおいしいと思っているのに出来立てがおいしい!出来立てが一番!という価値観の方が来たら、あなたがおいしいと思っていてもお客様にはおいしくないと思われてしまいますよね。
こういうことを起こさないためにはどうしたら良いのでしょう?
これ、解決策ありますよ!
これは食べてもらう前が大事なのです。
●自分の価値観と近いお客様に出会う方法
自分の価値観と近いお客様に出会う方法、それは日頃から自分のお菓子のおいしさは何なのかを言語化して伝えるということです。
このお菓子はこういうことにこだわって、こういう味わいを感じていただきたくて、こんな工夫をして、こういう想いで作っているのです。
ということを伝えていくのです。
どうやって伝えるかというと伝統的な方法と現代的な方法があります。
1)伝統的な方法
プライスカードと接客です。
プライスカードに商品の説明をつけて読んでもらうそして、接客の中でヴァンドゥーズ(販売員)がお客様に説明する。
これが昔からやっている王道の手法です。
私はこのヴァンドゥーズだったのでお客様においしさを想像してもらうようなプレゼン能力を磨くことを意識していました。
2)現代的な方法
でも、もう一つ!現代的な方法があります。
それがSNSをはじめとするネットでの説明です。
今、自分の想いや考えを発信することが本当に簡単にできるようになりました。
Instagramで写真と文章で自分のお菓子のこだわりを伝えるのは王道のやり方ですよね。
そして、YouTubeやInstagram等で動画やライブ配信も良いですね。
ライブ配信で作り手が語るとプライスカードには書ききれないような想いが伝わっていきます。
こうして情報発信をしていると自分のお菓子に共感してくださる方が集まりやすくなります。
そうするとスムーズに販売がしやすいですし、売り込まなくても買ってもらえます。
共感してくれる方が購入すれば「おいしさの基準」を理解してくださる確率も上がるので自分の好みではなくておいしくなかったという感想は減ります。
●SNSなどの無料の媒体をフル活用しよう!
こういう情報発信って本当に大事です。
私もほぼ毎日メールを書いて皆さんに想いを伝えることで私の価値観と合った生徒様が講座にお申し込みくださっているのです。
昔ならこんなにたくさんの人に自分の思いを伝えるのは難しいことでしたが今は誰でも無料でこういうことができる良い時代ですね。
フル活用していきたいです。
実は、このSNSを使って想いを伝えるのがとっても上手なパティシエさんがいます!
次回お店をご紹介しますね
この記事は内野未紗が配信する
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