STEP177 クッキーの包装はガス袋やOPP袋にドライシートで大丈夫ですか？

2025年2月14日 14:42

読者のOさんから、クッキーの包装についてご質問をいただきました。
お答えして行きたいと思います！

まずご質問の内容はこちらです。
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いつも楽しくメール読ませてもらってます！

質問なんですが、クッキーを販売するのには、ガス袋やOPP袋にドライシートで大丈夫でしょうか？

あと、ネット販売だけとかの小さいお店とか、賞味期限はどうやって決めてるんでしょうか？
皆さんがどうしてるか知りたいです！
だいたいは、検査に出してますか？

教えてもらえると嬉しいです！よろしくお願いします。

メール講座読者　Oさん
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Oさん、ご質問ありがとうございます！
今回はまず、最初の質問にお答えしますね。

●「絶対にコレ！」という唯一無二の包装はない

「クッキーを販売するのには、ガス袋やOPP袋にドライシートで大丈夫でしょうか？」

このご質問の答え、結論から言うと、私にはわかりません！
…となりますね。

まあ、メールを長く読んでくださってLIVE配信を見てくださっている方にはもうお馴染みな答えだなと思ってくださっていると思います＾＾

これだけだと冷たく聞こえてしまいますが、これは本当に正直で誠意を持った答えです。

多くの方がお菓子の包装について、
「クッキーは〇〇〇で包むのが正しい！」
「パウンドケーキは〇〇〇で包むのが正しい！」
と、お菓子の種類に合わせた唯一無二の正解を求めがちです。

でも、実はここが大きな間違い！！

なぜなら、このお菓子はこう包むべきという絶対的な正解はないからです。最適な包装はお店によって大きく変わります。

例えば、同じ「クッキー」でも、レシピっていろいろありますよね。
サブレのようなサクサクのものもあれば、アメリカンなねちっとチューイーなタイプもありますし、材料だってバター系、オイル系小麦粉？米粉？などなど、クッキーというだけではこういった特徴までわからないですね。

お菓子って、
・どんなおいしさを大事にしたいのか
・どれくらいの期間、おいしさを保ちたいのか
・お客様の口に入るまでの経路
・コストはどれくらいかけられるか
などなど、これらによって、適した包装は変わります。

どうでしょう？
今ご紹介してきた様々な条件ってクッキーのレシピでも違うしお店によっても違うことですよね。

なので私に「クッキーの包装はこれでいいですか？」とだけ聞かれても答えようがないのです。

さらに、季節によっても適切な包装は大きく変わることがあるということを忘れてはいけません。

例えば湿度の高い梅雨や夏場には、クッキーが湿気を吸ってしまう可能性がありますよね。
また、夏場はバターの油分が溶けてにじみ出たり、口どけが変わってしまうこともあります。

つまり、「この包装なら一年中大丈夫！」というものはなく、季節でも適した包装を考え直す必要があるのです。

大事なのは、根拠を持って自分で決めること。

自分のお菓子をどんな包装にするかは、「この方法が正解ですよ！」と他人に決めてもらうものではなく、自分の商品の特性や、お客様に届けたい状態を考えて自分で責任を持って決めるものです。

「じゃあ、どうやって決めればいいの？」
という話は、次回解説しますね！

この記事は内野未紗が配信する
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いつも温かいコメントありがとうございます！
全てのコメントにお返事することは難しいですが全て読ませていただきます。