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STEP57 プリンのビンや陶器は使う前にどう洗えばいい?

生菓子を作る時に使うビンや陶器の器ありますよね。
でもこれ、使用前に洗うのが大事!

皆さんもプライベートでお皿やコップを購入した時には、洗ってから使いますよね?
それと同じです。

今回はビンや陶器の洗い方の正解はあるのか、お伝えいたします!



●ビンや陶器の洗い方に絶対の方法はない!?

もちろん商品によりますが、ビンや陶器は段ボールなどで包まれて届くので、段ボールのカスなどどうしてもついてしまうことが多いのです。

ビンや陶器はお店などのプロの現場では、きちんと洗ってから使っています。

洗っている画像は流石にありませんでしたが、こちらは出来上がって包装する前に瓶の底の水滴を拭いている画像です。
↓ ↓ ↓

でも「洗う」と一言で言っても、プロの世界ではいろいろな方法あります!

単純に食器洗いの洗剤で洗うだけで終わりの場合もあれば、そのあとアルコール消毒する場合もありますし、ビンや容器を煮沸消毒する場合もあります。

他にも、ビン自体を食品に使っても問題のない薬剤の水溶液に漬けて殺菌消毒する場合もあります。

… … … … … … … … … … 

本当はこの記事で一言、
「お菓子を作る時に使うビンや陶器はこうやって洗浄したらいいよ!」
と書くつもりでした。

でも、いろいろと深めていくと、これって全ての人に共通する唯一無二の洗浄方法があるものではない…と、気がつきました。

いつも私はお菓子の包装に「このお菓子はこう包むべき!」という正解はなくて、そのお菓子のどんなおいしさを大事にしたくて、どんなお客様に販売するのか、日持ちはどれくらいの長さが必要なのか
などなど、様々な条件でそのお菓子の包装も変わってくるとお伝えしています。

だから「このお菓子はどう包んだらいいですか?」って言われても
「それだけの情報では判断できませんよ!」といつも話していますよね。

この記事を書きながら、ビンや陶器の洗浄方法を考えた時もあるきっかけで同じだと気付かされたのです。


●お店の規模や賞味期限などでも洗浄方法は変わる。

だって、一言でビンや陶器と言っても使う状況が異なりますよね。

例えば、ただ単に製造したその日のうちに食べてしまうゼリーやムースを仕込む場合1年間日持ちするジャムを仕込む場合では求められる賞味期限が異なりますよね。

賞味期限が長ければ長いほど、食べるまでの間にタイムラグがあるので菌などが繁殖する可能性が高まり、安全でないといけないです。

そして、たとえすぐに食べてしまうお菓子であっても、それが小さなお店で
あなたが1人で目の行き届く範囲でやっているカフェの場合もあれば、

ホテルのような大量調理で、たくさんの従業員の手を何度も介してから大勢のお客様に提供する場合ではまた違ってきます。

小さな店だから、賞味期限が短いからいい加減でいい、ということではありません。
お店の規模や、一度に製造する数、賞味期限の長さ、関わる従業員の多さなどなど、色々な要素が増えれば増えるほど、安全に保つためにリスクを排除していかないといけないわけです。

なので、「こうしてこう洗浄したら絶対大丈夫ー!」と言いたいところですが一言でこの記事で伝えるわけにもいかないわけです。

今回の記事では最初にお伝えしたように
・食器洗い洗剤だけの場合
・さらにアルコールをする場合
・洗剤洗浄の後、煮沸消毒する場合
・洗剤洗浄の後、殺菌消毒剤の水溶液に浸す場合

など、色々な選択肢があるということを理解しておいてくださいね!


●迷った時はどうする?

と、ここまでいろいろ書いていますが、実は、書いている途中で、「これでいいのか?」と迷いました。

そう、私でも迷うことってあるのです!

今回はかなり迷いながら書きました。
きっと皆さんも、お菓子のことで迷う時がありますよね?

今回ははあるきっかけで答えに辿り着けました。

1人でどうするか迷った時、私はどうしているのかまた次回書きますね!
お楽しみに!


この記事は内野未紗が配信する
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いつも温かいコメントありがとうございます!
全てのコメントにお返事することは難しいですが全て読ませていただきます。


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