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CyberZ、新CDO(Chief Diversity Officer)に広告代理事業部 クリエイティブ局 局長の岩上友香が就任~女性管理職比率30%を目標にDE&Iの更なる推進を担う~

CyberZは2009年の創業以来、広告代理事業を主軸に国内外問わず幅広い広告・マーケティング支援をおこなうほか、メディア事業やイベント事業など多岐にわたる事業展開を通じて成長を重ねてまいりました。
事業の成長に伴い従業員数が増え、年齢層も広がりを見せる中、様々なバックグラウンドを持つ社員が共に働く環境下では、DE&Iの推進は経営戦略として向き合うべき重要なテーマへと発展します。
このような背景から、CyberZでは公平で受容性に富んだ環境づくりを目的に、2021年よりCDO(Chief Diversity Officer)を設置し、様々な取り組みをおこなってまいりました。CDOは議論の活性化と形骸化防止の観点からおおよそ1年を任期とした代替えをおこなっており、この度広告代理事業部 クリエイティブ局にて局長を務める岩上 友香が新CDOに就任いたしました。

CDO(Chief Diversity Officer)岩上 友香 

2019年にサイバーエージェントに新卒入社。同年にCyberZに配属され、広告代理店事業部にて営業として国内ゲーム案件を担当。2021年に同社クリエイティブ局に異動し、産休・育休を経て同局に復帰。局長を務める傍ら、2024年にはCyberZのCDO(Chief Diversity Officer)に就任し、ダイバシティ推進の責任者も兼務。


ーCareerー

自分自身がゴールを描く側になる

入社1~2年目の時は仕事がただただ楽しくて夢中で働いていたのですが、結婚や出産を意識し始めたタイミングで今後のキャリアをどうしていくかという悩みが顕在化しました。当時は既婚女性の先輩も少なかったですし、子供を産んでも最前線の現場に戻るという事例が少なかったこともあり、とても悩みました。
そんな時に、二人の子供がいる女性の先輩と会話する機会があり「管理職」という選択肢が自分の中に出てきました。それまで私の中での「管理職」のイメージはというと、「今よりも大変になる」「自分のことだけで精一杯なのにメンバーの管理なんてできない」というのが正直なところでした。しかしながら、管理職になることは、「誰かに描かれたゴールを実現する側」から「自分で描いたゴールをどう実現するか考える側」に立ち位置が変わることだと教えていただき、自分の視野が広がったのを感じました。
2022年にクリエイティブ局のマネージャーに昇格、今は局長となりましたが、「管理職」としての働き方はもともと持っていたイメージよりも自由度が高いことを実感しているので、そういったイメージを背中で見せながらもっと広げていき、キャリアに悩む女性に選択肢を与える役割を果たしていきたいと思っています。
また、私のキャリアもまた選択肢の1つでしかなく、色々なリーダー像があって良いと思いますし、リーダーであることが全てでもないと思っています。多様性を認める文化を作ることはそういった社員の色々なあり方を認め、それぞれのやり方で組織貢献することを推進することだと思っています。


ーMISSIONー

新たな視点を加える女性幹部候補の輩出

ダイバーシティというと性別や年齢、国籍になどに関わらず多様な考え方や生き方、働き方を認め合うという広い意味を持つと思いますが、自身のバックグラウンドや経験したことをダイレクトに還元できるということと、女性のリーダーが少ないという会社としての課題にフォーカスし、まずは「女性活躍の推進」に力を入れて取り組んでいきたいと考えています。
CyberZでは2021年のCDO設置から、女性活躍の推進に向けて数々の施策を実施してまいりましたが、組織の成長に伴い女性社員の悩みも三者三様になってきていることや、時代の変化もあり世の中的にも女性活躍がより当たり前に近づきつつあることなど、様々な変化に対応していく必要性がより高まってきたと感じています。CyberZが1000億規模の会社を目指して新たなチャレンジを続けていく中で、意思決定に関わる場で様々な意見が飛び交って議論が活性化することは非常にポジティブだと思っていますので、新たな視点を加えるという意味でも女性の幹部候補を輩出することを重要なミッションと捉えて向き合ってまいります。


ーVISIONー

管理職とプロフェッショナル職、両方をキャリアの選択肢に

定量的には、女性管理職の割合をまずは30%まで引き上げることを目標に掲げて活動していきます。その目標を実現するにあたって、ベースとなる女性社員の割合自体を引き上げていくとともに、女性自身が管理職になることをキャリアとして想像しやすい環境づくりというのにも注力していきたいです。
一方で、多様な働き方や考え方を尊重していくことが大前提となりますので、管理職を志すことだけを正とするのではなく、プロフェッショナル職を目指す選択肢も同様に認められ、評価されるような仕組みづくりが大切だと思っています。
また、組織が大きくなることに伴いお子さんがいる社員の数は年々増えていますし、多様な働き方を体現している方もたくさんいるので、そういった同じライフステージにいる社員同士の交流を盛んにしたり、まさにキャリアとライフイベントのバランスで悩んでいる社員が先輩社員に話を聞けるような場も積極的に設けたりしていきたいと思っています。



▼取り組みに関する関連記事はこちらよりご確認いただけます▼

「WoW報」DE&I推進プロジェクト_CyberZ
https://note.com/wow_wayofwoman


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