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「誰かのロールモデルになるような女性管理職を目指したい」営業から広告運用コンサルタントへの転身でみえた新たなキャリアパスとは。

CyberZの柱となる事業に広告代理事業があります。
今回、広告代理事業部のうち、広告運用のプロフェッショナルであるAC事業部パフォーマンス戦略局についての仕事や環境について、CyberZのCLO(最高人材育成責任者)の鈴木英樹さんと、広告運用コンサルタントとして活躍されている菊次 由妃乃 さんへインタビューをおこないました。

鈴木英樹(すずき ひでき)
​​2017年に株式会社CyberAgentに新卒入社。株式会社CyberZのパフォーマンス戦略局に配属。
1年目で通期新人賞を獲得し、2年目からはマネージャーとして複数のメディアの責任者として従事。4年目(2020年)には局長に就任し、現在はCyberZ広告運用部門の責任者を務める。
また2020年10月よりCyberZのボードメンバーに最年少で抜擢され、CLOとして活躍中。
菊次 由妃乃(きくつぎ ゆきの)
​​2020年に株式会社CyberAgentに新卒入社。株式会社CyberZに配属。
1年目にアカウントプランナーとしてゲーム顧客を中心に担当し、2021年6月より広告運用コンサルティングを担当(現職)。

────まず、CyberZで働こうと思ったきっかけや、広告代理店のパフォーマンス戦略局で働く動機について教えてください。

菊次さん:
広告の仕事に携わりたいというざっくりとした想いはありつつも、具体的にやりたい仕事はありませんでした。そのため、社会人1年目の一番大事な時期にどういう環境に身をおくべきかを考えました。
私の場合「可能な限り幅広い業界に関われる仕事」「一人一人の裁量権が大きい会社」という2点でCyberZを選びました。
その後営業に配属となり1年間働きましたが、自身の広告知識をより深めたいという想いからパフォーマンス戦略局へ異動しました。

鈴木さん:
私も入社当初は営業に配属されましたが、ある日上司に突如「コンサルやってみない?」とお声がけいただきました。
自分は営業で活躍してやるぞ、と意気込んで入社したので、最初は戸惑ったものの、『これはまたとないチャンスだ』と思い、広告運用コンサルタントへの職種変更をしました。
実際、運用コンサルティングは想像以上に得られることが多く、今のマネジメント業務にも非常に生きていると感じてます。
当時を振り返ると、経験の浅い段階では、自分のやりたいことに対してあまり強くこだわりすぎることなく、
「なんでもやってみる精神」が重要だなと思います。

────営業から広告運用コンサルタントへのジョブチェンジをした際に大変だった事はありますか?
異動されてからの印象や事業部ならではの雰囲気などあれば教えていただきたいです!

菊次さん:
アカウントプランナーをしていたので基本的な広告の知識はあったものの、より専門的な広告知識や運用型広告メディアのロジックに関して学び直す事が多く、もう一度新卒1年目を経験しているような感覚でした。
一方で、Cyber Zの文化である「隣の仲間の成長に責任を負う」という気持ちで支えてくれる先輩方がいたので救われました。
質問をした際は忙しい中でも時間をかけて教えて頂いていました。
知識のない状態から一人の運用コンサルタントとして責任を持って仕事ができているのは、チームの手厚いサポートがあったからだと思います。

また、パフォーマンス戦略局は男性比率が高いですが環境においての心配はしていませんでした。
営業にいた頃は9割女性のチームでしたが、会社全体が性別差なくフラットなので
今の環境もいい意味でギャップがないです。

パフォーマンス戦略局にいて、一番感じていることは、とてもスピード感があるところです。
メディアサイドでアップデートが行われると、即時に媒体社へヒアリング・情報収集をして、優先度や市場へのインパクトをチームで議論しアクションを決めており、スピーディーな対応を実感しました。メディアのアップデート頻度も高い中、どの代理店よりもメディアについて詳しく
そして、それをお客様に効果で還元していくことを、CyberZのパフォーマンス戦略局では目指しているため、どのチームもスピード感を意識しています。

メンバーそれぞれの雰囲気に関しては、「青い炎」という感じです。
心でメラメラ闘志が燃えているような人が多いように感じます。

鈴木さん:
僕自身はどちらかというと赤い炎だと思うんですけどね(笑)
一見自分の熱意をあまり外には出さないけれど、しっかりと心が燃えている人が多いように感じます。
赤い炎でも青い炎でも自分の業務やミッションに熱意を持って働かれているのでどちらが良いなどはなく、どちらも良いと思っています。

────現在の運用コンサルの業務において、営業職でのスキルを生かせていることはありますか?

菊次さん:
広告運用をしていると目の前の数字にフォーカスしがちですが、営業を経験したことによって、お客様の本来の目的を常に意識して、広告運用の施策に落とし、実行できている点があると思います。

基本的には営業とのコミュニケーションが中心ですが、営業の先には必ずお客様がいらっしゃって、お客様が求めていることはその時々によって異なります。

そのため、「お客様の最重要KPIは何か」「優先度はどのくらいか?」「どういった背景での依頼なのか?」といった前提を自分自身で納得した上で、提案や運用をしたいと考えています。

実際に、営業と会話をするときには、
目的と優先度をすり合わせ、営業の先にいるお客様とも、認識のズレが生まれないように意識しています。

────パフォーマンス戦略局 局長の鈴木さんは、どのようなチームを目指されていますか?
チームの雰囲気を作る上で意識していることなどあれば教えてください。

鈴木さん:
「目標達成や事業を伸ばすことが当たり前」という感覚を持つチームにしたいです。
個人でもチームでも成果に執着する組織づくりを目指しています。
また、みんながこのチームで働いていることを誇りに思える・楽しんで働ける、まるで毎日が体育祭のような組織を作りたいです。

雰囲気づくりで個人的に意識していることとしては「苦しい時も笑顔を忘れず」です。
締める時は締めながら、常にどこかしらでユーモアを出すよう意識しています。

────女性活躍の面で意識していることはありますか?

鈴木さん:
広告運用コンサルタントは女性が少ないと言われますが、活躍することに男性も女性も関係ないと思っています。
抜擢に関しても「男性だから抜擢している」「女性だから抜擢している」ということはなく、基本的には「成果を出している人」に更なる成果を期待して抜擢していますし、ポジションにふさわしい人を登用したいと思っています。
そこに男女の差はありません。
女性だから特別育てる必要があるとは自分はそこまで考えていません。

ただ、男性の多い環境のため「この人みたいになりたい」という、女性にとってのロールモデル的存在が少なく、将来をイメージしづらい状況がもしかしたらあるかもしれません。
将来誰かの目標になるような女性を社内に増やしていくことは大事なポイントだと考えていますし、菊次やその次の世代の若手の女性にはその点を期待してます。

ーパフォーマンス戦略局や事業部を隔てて活躍できる人の特徴などありますか?

菊次さん:
仮説力・思考力・準備力の3点を持てるかが大切だと思っています。
仮説力と思考力に関しては、経験を積んで得られるもので、実際にPDCAのサイクルを回すことで身に付くものだと思っています。

また、仮説力や思考力が足りていない頃は、特に準備力が必要です。
今でも、いかに「解決の打ち手を準備しておくか」を意識しています。
過去の事例を参考にしたり、チームの先輩を巻き込んだりしながら、準備することも大切だと思います。

鈴木さん:
変化に柔軟に対応できる人だと思います。
弊社社長の山内も申しておりますが、物事のアップデートや時代の潮流などの大きな変化に対して柔軟に対応できる能力は何事においても大切ですし、非凡な活躍をしている人はその能力を持っている印象があります。

ー最後に将来の展望や目標などあれば教えてください!

菊次さん:
高校生の頃から漠然と考えている目標なのですが、「イケてるママになる」ということです。
”イケてる”という言葉はフワッとしていますが、具体的に言うと「仕事もプライベートも惜しみなく楽しんでいる状態」を目指しています。

仕事面においては、自分自身にスキルがあって市場で戦える状態を目指し、どの環境でも活躍できる人になりたいと思っています。
現在の部署では広告運用コンサルティングの経験が1年目の私にも大きな裁量を与えて頂き、ハイレベルな案件を任せていただいています。
もちろんチームメンバーの手厚いサポートもあるので、この仕事を通して圧倒的速度で成長出来ていると感じています。
私の将来のキャリア目標へ近づいていると実感できる環境です。

具体的なキャリア目標は、局内初の女性管理職になることです。
先ほど鈴木の話にもあったように、現在の部署に女性の管理職がおらず会社としても必要なポジションになってくると考えています。
誰かのロールモデルになり、女性がキャリアを考える際の目標の一つとなるような存在を目指したいと思っています。

鈴木さん:
会社の未来に関して言うと、社会に対してこれまで以上に大きなインパクトを生み出していく会社にしたいです。
まだ”CyberZ”という会社の名前を知らない人は多いと思いますが、5年後10年後になった時に、この会社が世の中に対して大きな影響を持ち、誰もが知っている未来を想像するとワクワクします。
また、社員が全員この会社で働いていることを誇りに思う、ワクワクしている、そんな企業にしていきたいと思っています。

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