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toio SDK for Unityでボトルマン用の遊び作った
SONYさんからtoio というキューブ型のロボットおもちゃがあります。
プログラミング教育用という事もあって、SDKや仕様などが諸々公開されています。今回は、このtoio のUnity向けSDKを利用して作ったものを紹介したいと思います。
作ったものはコチラ
ボトルマンの的(toio)が自律して動くような感じのものを作りました。
その制御にtoio SDK for Unityを利用しました。
今回のプロジェクトは githubでも公開しながら、少しずつですが作っています。
経緯
toio をUnityで動かせるという事で、何か面白いことはないか…
そう思っていて何か色々と考えていたんですが…。なんかこう面白みに欠ける……。なんかいいアイディアがないなぁって思っていました…。
そんな時に、突如タカラトミーさんから発表されたキャップ革命ボトルマン
これを見て、「あっ、toioと組み合わせたら面白そう」と来ました。
そこで早速toio SDKを少し改造して、まずは検証プロジェクトを作ってみました
toio+ペットボトルのキャップ!
— 黒河優介(YusukeKurokawa) (@wotakuro) October 20, 2020
発射するボトルマンがあれば、
新しい遊びできそうな予感! pic.twitter.com/fhk6jb5fgR
これは、toio SDK for Unityのサンプルに付属していたシーンに、「toioが衝突を検知したら画面を変える」という処理を少し追加しただけです。
これで面白そうだという事がわかったので続けて作ることにしました。
しかし、一つここで問題に気付きました。
「一人では操作しながら、ボトルマン発射できないじゃん!」
しかし一人で操作できないなら、プログラムで自動操作させればいいじゃん…という事に気づきました。これで勝つる!
という事で、ボトルマンも届いたので検証しました。
#ボトルマン × #toio 楽しいですなー。
— 黒河優介(YusukeKurokawa) (@wotakuro) October 31, 2020
動く的当てゲームですなー
toioは、手元のiPadから適当に自動で動くようにしていますよ。 pic.twitter.com/msYRva5Vle
この時はアプリ側に画面等を一切作っておりませんでした。
その時はこんな感じの画面で秒数とヒット数しか出てませんでした。
シンプルだけど何も情報がない・・・・。とても寂しいので、少しここを作ることにしました。
これも少し悩みました…。
toio SDKにはtoioのモデルも付属していたので、これを使って同じ動きを出して見せればいいんじゃないかと思いました。
そこでサイバーっぽい床にtoioを出すという事でやりました。
ここで一点こまったのが、PC向けのビルドだと toioのシミュレーターが動いて、Unity画面上にもtoioが動くのですが、iOS実機ビルドをすると表示されませんでした。仕方ないのでSDKの中をみてシミュレーターのロジックをコピーしてきて同じように動作する別オブジェクトを作りました。
そんなこんなで、toio SDK for Unityを利用してボトルマン用の的を作ってしまいました!
#ボトルマン と #toio を組み合わせたら面白い遊びになりました。
— 黒河優介(YusukeKurokawa) (@wotakuro) November 23, 2020
専用のアプリを #Unity で作成しています。
toio SDK for Unityを利用して、自動で的のtoioが動くようにプログラミングしています。
↓Youtubeにも動画あげました。https://t.co/SpKqpJAkhV pic.twitter.com/XqCWQ8LZyE
他にやりたい事
もう少しタイトル画面作ったり、リザルト画面を作ってそれっぽくしようと思っています。
あとは Androidで動かしたいんですけど、toio SDKがAndroid未対応なので、こちらは少し待ってみようと思っています。
そういえば…
そういえば、作ってる最後の方で思い出したんですけど…
昔スーパービーダマンで「EXシャドウボム」あって、これが欲しかったなぁー。小学生の頃、買えなかったんだよなー。
友達持ってたんだよなー。欲しかったなーーー!!!
という事を思い出しました。
弾を発射する機構はないのですが、これに近いことが出来たので、満足しています。