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【ワールドワークの可能性】ジェンダーの抑圧から自分を取り戻す

こんにちは!
今回は、仲間であり、共にワールドワークの場を作っている、ワールドワークLABOへルパーの声をお届けします。
私たちがワールドワークを通してどのように人生と向き合ってきたか、そのストーリーをお伝えすることで、ワールドワークの魅力を皆さんにお届けできたらと思います。

ワールドワークって? ワールドワークLABOって? と思われた方、ぜひこちらの記事を見てみてください!


【ワールドワークの可能性】ジェンダーの抑圧から自分を取り戻す


ワールドワークLABOヘルパー ちえちゃんのストーリーです。

女性ジェンダーとして、職場では男性社会が求める基準に、家では求められる性役割(家事や育児等)に縛られて疲弊していくなかで、ワールドワークに出会い、自分を取り戻し、自分主体に周囲や社会との関わり方を考えていけるようになったプロセスが書かれています。

ジェンダーの抑圧は、「常識」や「風習」や「制度」また「男らしさ・女らしさ」のような形であらゆるところにあって、疲弊感を持つ人も少なくないのではないでしょうか? 

ワールドワークでは、あらゆる声を大切にしていきます。社会のなかで自己否定感を感じていたり、自分らしくありたいと思う方、ぜひご覧ください。

ワールドワークに参加するたびに、“人っていいな”、“一人ひとりが愛おしい”という気持ちになる。
そんな風に“人”を感じられる場って世の中にどのぐらいあるのだろうって思う。

ずっと長いこと、自分自身に対して「自分はダメだ」「もっとこうならないといけない」って思ってきた。
「女はこうしなければいけない」「母親はこうしなければいけない」。何かの役割につけば「その役割にふさわしく〇〇をしなければいけない」と。
だから、できてないことも多いが、それなりにいろんな役割を果たしてきた。周りから見ると淡々とやるので、クールにみられることも多かった。

でも、40台後半のころ、会社に行く道で、“いつまでこんなに頑張らなければいけないんだろう”って疲れ切っている自分に気がついた。“生きるってこんなことだったっけ?”って思った。
気づくと、久しく腹の底から笑っていないし、悲しいって泣くこともない。自分の感情すら感じずに、ひたすらやるべきことをやる。
でも、どこまで行っても、“自分はダメだ”、“みんなより劣っている”という声にせっつかれて、つぶれそうになっていた。

こういう私の思考パターンは、子供のころ側弯症を患ったときの経験の影響が大きい。でも、それだけではないとも思う。自分の感情や気持ちを大切にするよりも、文化的に「人に迷惑をかけてはいけない」「〇〇すべき」とか、役割や常識からくる抑圧が強い。
この抑圧の構造は、その渦中にいるとなかなか気づけない。それは抑圧を是とする教育やメディアの発信が多いからだ。

ワールドワークに参加してびっくりしたのは、一人ひとりが感じる気持ちや感情をとにかく大切にすることだった。怒りも、苦しさも、恐れも、悲しさ、弱さ、恨みも全てあっていい。きれいごとでまとめないで、日頃隠しがちなネガティブな感情をも全て大切にする。
そこで起きる対立も、“どちらが正しい”という判断(ジャッジ)をするのではなく、“どちらも大切にする”ことを可能にする場であることだ。
いつも抑圧と、自分へのダメ出しの繰り返しの中にいる私にとって驚きだった。

ワールドワークでは、一人ひとりが、自分が感じていることを安全に話せる。
そして、誰かの気持ちが、私の気持ちに響いたり、私の言葉が誰かに響くという体験をした。
そういう場を体験すると、「私が何を感じようとも、私が感じることを大切にしていい」と思えるようになった。そうすると、他者に対しても「あなたが感じている痛みを私も大切にしたい」と自然に思えた。

そして、一人ひとりの違いは、一人ひとりの豊かさの違いとみえてきた。
そうすると、「私がもっている豊かさを使ってできることは何かな?」と考えて、相手に関わりたいという気持ちになった。
このような体験は、正直なところ、今まであまり感じたことがない。

ワールドワークは、ただのイベントではない。

“人”の生命の美しさと、“人と人が関わる感動”を、その場にいる全員で体験できる場だと私はいつも感じる。
そして、その体験を持ち帰って、自分の日常の中でも活かすことで、以前よりも周囲との関係が豊かになる。そういう広がりが生まれることで、自分がさらに自由になっていく。

10月に開催される、ジェンダー・セクシュアリティのワールドワーク。今年も、多様な豊かさを持った人たちと出会うことがとても楽しみ。

2022年7月1日作成

■ワールドワーク2024について

ワールドワークではそれぞれのプロセスが促進され、いろいろな可能性に出会えます。ぜひあなたもワールドワークに参加してみませんか?
お待ちしています。

2024年は10/12(土)~14(月祝)開催します。

■ワールドワーク2024プレ企画「シェア会」~ 自分のこころの奥にある声に向き合うプロセスワーク~について

また、ワールドワーク2024プレ企画として、ワールドワークLABOヘルパーによるシェア会を開催しています。
今年はこれまで2回開催し、残すはあと1回です!

今回のテーマは、自分のこころの奥深くにある声に向き合うこと。一見それは、個人的なことのように思いますが、プロセスワークやワールドワークでは、これらの個人の中にある声は、社会の構造と繋がっていることも見えてきます。
ヘルパーの2人が、プロセスワークの学びを通して自分のこころにどのように向きってきたかお話します。ぜひご参加ください。

●9月18日(水)21:00~22:00(終了後、30分の放課後タイムあり)
*表記は日本時間です
LABOシェア会 ワールドワークをめぐる私たちの体験Vol.3
~自分のこころの奥にある声に向き合うプロセスワーク~

こんな人に来てほしい!
・DayaやワールドワークLABOのフェイスブック投稿を見て、何かピンときた
・DayaやワールドワークLABOのイベントに興味がある
・ワールドワークについてもっと知りたい
・プロセスワークを使って日常を変えていくことに関心がある
・プロセスワークを学んでいる人の話を聞いてみたい
・周囲の人たちとのコミュニケーションをより良くしたい
・自分の感情との付き合い方に悩んでいる
・自分らしくありたいと思っている

お待ちしています!

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