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田植え

2024年7月9日から7月16日まで手植えにより田植えをしました。
私の地域では、6月の上旬から中旬にかけて田植えをしており、1ヶ月くらい遅れてしまいました。
できるだけ早く田植えをするために、代掻きから間隔をおかずに田植えをしましたが、土が柔らかく不安定で苗の根が土に当たっている手応えがなく深植えになりました。土の表面を落ち着かせてから田植えをした方がいいと感じました。

株間と条間は、各30㎝で植えました。苗を植える間隔を広くして、風通しをよくした方が稲が病気にかかりにくく、湿気を好む虫もつきにくいとのことでした。
約30㎝毎に赤玉が付いている田植えロー プを一番長い所に北向きに張って田植えをして、そこを起点に四方が30㎝の板を使って田植えをしていきました。
実際にしてみて、田植えロープは一人だとまっすぐ張ることができないので、最初から板を使って田植えをした方がいいように思いました。
また、板の端に既に植えた苗を当てて新しい苗を植えていきますが、どうしても感覚で植えるので、広くとったり、狭くとったりしてしまいました。狭くなった所は中野式除草機が通ることができる幅を確保できているかその都度確かめていたので、時間がかかりました。
そのため、板の端4箇所をポットの大きさくらいにカットして、植えた苗をカットした角にはめて、新しい苗を植えて行った方がいいと思いました。ポットの大きさ分をカットするので、30㎝より大きめにする必要があります。

どうしても苗を運んだりすると足跡がついてしまいます。足跡がついたところは、平らにして苗を植えていき、苗が倒れてしまうこともあったので、苗を植えた後に土を被せるようにしました。

中央から海老芋と赤芽を植えている畝までの左半分は、3粒播種した苗箱の苗を植えて、右半分は2粒播種した苗箱の苗を植えていきました。
7月に入り極暑もあってか、一日で900本の苗を植えるのが限界でした。

田植え初日の様子(2024年7月9日撮影)
田植え初日の様子(2024年7月9日撮影)

2ヶ月間育苗したので、大きな苗だと70㎝になっている苗もあり、根量と比べて地上部が大きく、倒れないように植えると深植えになってしまいました。
また、画像の苗のように根が張っているとポットの土がバラバラにならないですが、根が土を掴め切れていない場合は、ポットに入れた土がバラバラになりました。そのような苗は、選別して田植えしないようにしました。

苗の大きさ(2024年7月10日撮影)

2ヶ月間育苗したので、根切りネットを敷いて育苗箱を鎮圧していましたが、根がかなり張って育苗箱が人力では取れないかと不安になりましたが、普通に取ることができました。
また、木箱に乗って育苗箱を鎮圧しましたが、きっちり均等に接地しているか不安でしたが、育苗箱をとった跡をみると均等に接地していたようでよかったです。

苗箱を取った跡(2024年7月10日撮影)

大雨が続き田んぼの水が溢れる手前まで来ました。苗が流されるのではないかと思いましたが、倒れてしまっている苗があるくらいで流されていませんでした。

大雨で田んぼの水が溢れる手前の状態
(2024年7月12日撮影)
大雨で田んぼの水が溢れる手前の状態
(2024年7月12日撮影)

2024年7月14日には苗床以外の所の田植えがほぼ完了して、2024年7月15日に苗床を解体して、2024年7月16日に田植えが完了しました。
苗箱1箱で448穴あり、9箱少しの苗を植えましたので、4200株くらい苗を植えたと思います。
田んぼに水が溜まらず、代掻きがいつまでかかるのか分からない状態で、苗箱を苗床から取り外す勇気がなく、苗床以外のところを代掻きして田植えをしました。
苗床だけを手直しすると、水に浸からず土が露出するまではなりませんでしたが、どうしても他の箇所と比較すると、高くなって浅水になってしまいました。また、苗床に水を引くために掘った溝を埋めたものの、土が柔らかく不安定になってしまいました。

苗床以外の田植えは、ほぼ完了(2024年7月14日撮影)。
苗床の解体が完了(2024年7月15日撮影)
田植えが完了(2024年7月17日撮影)