(なかよし学園)どっちが「外国人」?
私たちが世界で活動する中で絶対に忘れてはいけないのが「外国人」という考えです。現地に行けばそこは日本ではない。日本の常識を無理矢理押し通そうとしてもそれがうまくいくはずはありません。よく観光客が「日本ではこうなのに!」「日本ではこうするよ!おかしい!」と文句を言っているのを目にしますが、本当におかしな話だと思います。彼らはきっとそこが「外国」ではなく「日本の一部」だと考えているのかもしれません。私はそれを「外国に日本を持ち込んでいる」と表現しています。それぞれの世界には独自の文化や歴史があります。日本がそうであるようにそれが大切な場合、それは尊重すべきです。日本と違うから、という理由で変えようとするのは活動していく上で絶対にやってはいけない事なんです。でも、もちろん彼らと時間を共にし、見えてくる問題点もあります。学校に通えない子供がいる。学びたいのに学べない環境の子がいる。授業がつまらない。それは日本でも同様の場合もあれば、現地特有の問題もある。それを見つけて解決していくことはきっと必要なことだと思います。
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世界を旅するTraveler。でも、一番好きなのは日本、でも住みたいのはアメリカ・ユタ州。世界は広い、というよりも丸いを伝えたいと思っている。スナップシューターで物書き、そうありたい。趣味は早起き、仕事、読書。現在、学校教員・(NGO)DREAM STEPs顧問の2足の草鞋。