(なかよし学園)ネパールレポート
私たちなかよし学園プロジェクトは2019年からネパールでの活動を行っています。ネパールと言う国は「開発途上国」と呼ばれる国の中でも「後発開発途上国(L D C)」と呼ばれる非常に財政が厳しい国です。この国では2015年に大地震がありましたが、5年経った今でも校舎が建て直せず、プレハブの校舎で学ぶ子ども達にたくさん出逢いました。
私達はこのような状況をどの国でも見てきました。そしてこの状況を打開できる一つの鍵が「教育」だと確信を持っています。
例えば今、このひどい状況を見て、お金を寄付して学校を建てることは可能です。でも、その後彼らはどうなるでしょうか?建物は立派だけど教える先生がいなかったり、教材が手に入らず読み書きしかできない、と言う状況になれば数年後、数十年後、この国が発展していくことを夢見ることはできません。
でも、彼らがどんな状態でも読み書き計算を学び、高度な学問を学んでいけばきっと彼らは「夢」を持つようになります。医者になりたい、エンジニアになりたい、先生になりたい、彼らが学んだことを生かして仕事をし、そのお金で学校を「自分達」で建てることが可能になるはずです。それが「発展」だと私達は考えます。そこで私達が行ったのは科学の授業です。ブラックライトペンを使って「モノが見えるのはなぜか?」を説明しました。書いているはずの文字が見えない!そして特殊な光を当てたら見える!初めての体験に生徒達は皆驚きの表情でした。
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100均どねーしょん
世界には多くの人達がお金の支援を望んでいる。毎日お腹を空かし、病院に行くお金が無くて死んでしまう人もいる。「そんなことはわかってるけど自分…
世界を旅するTraveler。でも、一番好きなのは日本、でも住みたいのはアメリカ・ユタ州。世界は広い、というよりも丸いを伝えたいと思っている。スナップシューターで物書き、そうありたい。趣味は早起き、仕事、読書。現在、学校教員・(NGO)DREAM STEPs顧問の2足の草鞋。