【 未来のためにできること 】
あなたには聞こえますか?
地球に暮らす生き物たちの悲鳴が。
あなたには見えますか?
母なる地球の傷ついた姿が。
この地球は人類のためだけのものではありません。
すべての生き物に地球は、生きる場所を提供してくれました。
人間も動物も共存できることを、地球は望んでいたのです。
未來のために私たちができること。
いえ、未来のために私たちがしなければならないこと。
それは、かけがえのない地球を守ることではないでしょうか?
人類の活動によって
幾多の野生生物が絶滅または絶滅の危機に追いやられました。
生態系や生物多様性にも、マイナスの甚大な影響を与えました。
化石燃料の浪費が大量の二酸化炭素を発生させ、メタンやフロンと共に
温室効果ガスとして地球温暖化などの気候変動に拍車をかけました。
無計画な乱獲乱開発が、広大な面積の森林を消滅させました。
マイクロプラスチックごみ等による海洋汚染も深刻化しました。
自然界の多くの場所が大規模に汚染されているのが現状なのです。
しかし最大の環境破壊要因は、戦争です。
いつの時代にも人類は、愚かな戦争を繰り返してきました。
戦争は地球の至る所を焼け野原に変えて行きます。
なんと恥ずかしい、なんと無責任な行為でしょうか?
他の生き物たちに人類は顔向けができません。
地球的規模のかつてない環境破壊を
私たちは深刻に受け止めなければならないのです。
地球市民として もうこれ以上、地球を傷つけないでください。
地球市民として もうこれ以上、地球を悲しませる行為はやめましょう。
失った命を、私たちはどんなに嘆いても取り戻すことが出来ない。
地球を一個の生命体として考えたとき、返って来る答えは同じです。
地球の健康状態や寿命には限界があるからです。
私たち人類が率先して地球の寿命を縮めるための仕打ちを
行っているのだとしたらそれは大罪です。
どれほど多くの奇跡が積み重なり
私たちのこの地球が成り立っているのか あなたはご存知ですか?
地球が存在することの “ありがたさ” を、今こそ私たち一人一人が
自覚しなければなりません。大宇宙の摂理をはるかに超越した
≪神の為せるわざ≫ の数々……。偶然という言葉では説明のつかない
その莫大な恩恵を、私たちは常に受けているのです。
*天の川銀河の外縁部(中心から2,7万光年)に存在する太陽系が
もしも恒星の密集する銀河の中心付近にあったなら……
*銀河系内で通常規模の恒星である太陽が
もしも現在よりも巨大かつ高温であったなら……
*地球と衝突の危険がある小天体等を巨大重力で引き寄せ排除する外惑星が
もしも太陽系に存在しなかったなら……
*地球の地軸を定め自転を安定させうる月が衛星をやめて
もしも地球から離れてしまったなら……
*ほどよい体積(大きさ)と質量(重さ)を
もしも地球が備えていなかったなら……
*太陽系内において、生命が存在できる領域としてのハビタブルゾーンに
もしも地球が位置していなかったなら……
*最適と考えられる地球の自転周期と公転周期とが
もしも狂ってしまったなら……
*数億年にわたり地球に君臨した恐竜が
もしも絶滅していなかったなら……
*地球から太陽までの平均距離が
もしも僅か10%でも前後していたのなら……
*生命の誕生&生命活動の維持に必要不可欠な水分や大気が
もしも地球に存在していなかったなら……
*無制限に海底が凍りつくのを防ぐ、水の凝固点と密度との相対的関係が
もしも同じ条件値であったなら……
*生物に有害な宇宙放射線を遮るバンアレン帯および地球磁場に
もしも地球全体が覆われていなかったなら……
*有害な紫外線を吸収し、地上の生態系を保護する成層圏内のオゾン層が
もしも消滅したなら……
*地球の気候を決定づける赤道傾斜角と呼ばれる23,4度の地軸の傾きが
もしも少しでもズレたなら……
……これらの『もしも』を想像しただけで、私はおぞましい恐怖に
戦慄しないではおれません。
前記した通り、私たちの地球は絶妙なバランスの上に成り立っています。
どれ一つ欠けても、この奇跡的自然環境を維持する事は不可能でしょう。
それだからこそ、私たちは奇跡の星・地球に感謝の思いをこめて
そしてまた、子供たちの未来のためにも
国境の壁を越え、人種の隔たりを越え、思想・信条の違いを越え
全人類がひとつとなって、この地球を守っていかなければならないのです。
もちろん時代錯誤な戦争は論外。なんとしても、やめさせましょう。
例え小さな一歩でもかまわないから、地球に優しくするための工夫を……。
🔶🔷地球環境のために個人でできること🔷🔶
1地球を汚さない(ゴミを削減する)。
2物を大切にする(地球の限りある資源を無駄にしない)。
3環境破壊に加担しない(乱獲乱開発に同調しない)
4環境破壊を容認しない(いかなる兵器使用や戦争にも反対する)
5身近な生き物を愛護する(生き物を虐待しない)
――さらに具体的には……
1自家用車の代わりに公共交通機関を利用する
2買い物をする際は、マイバックを持参する
3ゴミの分別をきちんと行う→リサイクルで再利用
4節水を心がける
5電気の使い方を見直して無駄遣いを減らす
――さらに突き進めれば……
*清掃などのボランティア活動に参加する
*エシカル消費を心掛ける
*フェアトレード商品の購入
*地産地消を推進する
*再生可能エネルギーの使用
*省エネ家電の使用
*フードロスの削減
どうか本当に 小さな一歩からでもかまいません。
“地球に優しい” あなたでいてください。
以上、【未来のためにできること】でした。
令和6年9月20日、建礼門 葵
本年2月22・23日に投稿いたしました
≪現代社会に突き付けられた課題≫ も併せてお読みください
【関 連 記 事】
🔷現代社会に突き付けられた課題≪前編≫|建礼門 葵 (note.com)
🔶現代社会に突き付けられた課題≪後編≫|建礼門 葵 (note.com)
幼い頃からの夢は貧困や差別のない ≪あたたかい社会≫ の実現。どんな時でも 生きづらさを抱えるすべての人々を擁護し、不屈の代弁者であり続けたい…。地域社会の発展と世界の恒久平和に少しでも貢献できれば本望です。葵と共に未来を切り開いていきましょう。