#99 高校時代に頑張ったこと

部活という単語を聞いて思い出すのは、コロナで制限され、思うようにできなかった高校時代の部活です。

私は高校から薙刀を始め、新しい技を先生や、先輩に教えてもらいながら日々楽しく活動していました。
そんな中、高校1年生の時に新型コロナウイルスが流行し、2ヶ月ほど学校が停止になりました。
薙刀は声を発することが重要とされていたのに、飛沫防止のため発声が禁止され、指導者もお年を召しているので引退、大会や合宿も中止になりました。
やっとのことで練習が再開しても、マスクをつけて発声をすることは息苦しかったですし、再開した大会ではすぐに先輩が引退し、いきなり部長に任命され、教えてくれる人もいないので、それぞれ部員で技を分析し、それに合った練習メニューを考え、上手な人の動画を見て、後輩たちに指導しました。

ライバル校には指導者がいるのに私たちは自己流でやっていたので、とてもライバルたちが羨ましかったです。

そんな中でも、仲間と日々意見を出し合いながら練習し、自分の薙刀の技術を磨いていくことはとても楽しく1番の思い出です。

大変な状況の中でも、わたしについてきてくれた部活の仲間には感謝しきれません。

また薙刀の大声で発声し、対戦相手と戦うことはストレスの多い状況下でとてもストレス発散になりました。
今となっては薙刀のおかげでコロナウイルスで制限された日々を乗り越えられたと思います。

思い描いた高校生活ではなかったけど、そこで出会えた人、そこで得た経験は宝物です。

#部活の思い出

15代目 あやか


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