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水引を貼っている位置以外は全く同じぽち袋なのに、雰囲気変わるなぁと思う。
基本的に何でも紗がかかった雰囲気が好きなので、
ここ数日、水引はもっぱら内側に仕込んでいた。

しかし、
水引のねじりをゆるめにし、
ぽち袋の横幅よりも少し短めにすると、
幼さが軽減されることに気づいたのは偶然のたまもの。
ねじった紅白水引は、存外にかわいらしさを強調してくるのも初めて知った。

「蘭蝶」遊印を金色で捺すと一気に華やかにはなるけれど、
金色を足すと、水引のかわいらしさと相まって
祭りっぽい賑やかさを感じて落ちつかない。
(はちまきをイメージするからか?)

しんと清々しいお正月の空気感を表現したかったので「蘭蝶」の色は銀色に。

外側は杉原紙、内側は白い半紙を使っています。

金曜日ですね。
今夜は十六夜。
月はまだ見えないけれど、
薄い雲を透かすようにお向かいの屋根の下方で輝いているのがわかる。
今晩は、あの屋根の上からのぼってくる。

なんだかストーカーみたいだ。毎晩毎朝眺めている。

今週はどんな一週間でしたか?
今日もここにきて下さってほんとうに。。。
ありがとうございます。
どうぞそれぞれに
しあわせな週末でありますように。
藤井あき乃

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