「んー、惜しい」と「あー、助かった」の仕事の違い
2022年もあっという間に4月を迎えます。
本日は、ワークスアイディの奥西が「んー、惜しい」と「あー、助かった」の仕事の違いについて、お届けします。
多くの会社では今年度の慰労や振返りを終えて、昇格や異動など、新たな役割や組織で今年度をスタートさせた頃ですね。
私の所属する部署も名称が変更となり、
「ビジネスデザイン事業本部」として、今シーズンがスタートします!!
勝手ながらこの時期は野球の開幕と重なる事もあり、つい「今シーズン」と言いたくなるのは私だけでしょうか。。。
安心して仕事を任せられる人とは
仕事には、質と量に加えてスピードが求められますよね。
打って、守って、走れる三拍子とも言えるのでしょうか。
皆さまも一緒に働いている方で、この方は仕事が早い!とか確実だ!とか過去の経験から安心して仕事を任せていく事があると思います。
そんな頼りになる方の仕事の多くは、「あー、助かったー。」という言葉に尽きますよね。
この、助かったー。流石!というのはどこをポイントとしているのでしょうか。
そして「んー、惜しい」の場合と、「あー、助かった」の違いは何なのか!?
なぜ、この違いが生まれるのかを考えていきましょう!!
1、相手を理解している
まず、この仕事は誰の為の仕事なのかを理解しています。
会社の上司なのか、お客様なのか。
その中でもその方がどんな役割でどの様な事を考えていて、何を重視しているのか。まずは、「誰」という対象者を理解しています。
ここは仕事の質に影響するポイントですね。
2、目的を理解している
何の為に、どういったシーンで使われるコトなのかを理解しています。
体裁を整える事が良いのか、まずはラフでも中身が正しければ良いのか。
ここは仕事のスピードに影響するポイントですね。
3、後工程を理解している
自分が携わった仕事が後工程でどの様に使われるのかを理解しています。
自分の仕事の範囲内で考えてしまうと、後工程の方の優先順位に影響が出てしまい、プロジェクトや仕事の進捗を遅らせてしまう場合があります。
本来、達する事が可能な量に影響するポイントですね。
さて、ここまで読むとそんな事は何となく
分かっているよ!!という感想が漏れてきそうですね。。
では、「んー、惜しいんよなー」から
「あー、助かったー」となる方法についてもう少し考えていきましょう!
ゴールの認識を合わせること
ざっくりと言うとコミュニケーションなんです。コミュニケーションのどこかというと、「必要十分条件」を定めるという事です。
仕事をする上で、なんでも「完璧に仕上げる必要がある」という訳ではないですよね。
必要以上に時間や労力を費やしたにもかかわらず、全然活かされてないという経験をした事はないでしょうか。
「必要な要件と十分な条件」の認識合わせが出来ているのかというコミュニケーションなんです。
過去の動画にも、フィードバックとフィードフォワードの考え方にも触れた事があります。
私自身はフィードフォワード型が重視しています。
途中経過で必ずどう思うのかを、人に意見を求めたりします。
それは私自身が完璧だと思っていないという事もありますが、意見を聞くと足りない事に気づけるんですね。
フィードバックは過去について討論する会話となります。既に終えている為、振返りか、せいぜい次回こそはというところがゴールとなります。
フィードフォワードは未来について議論する会話となります。
目的に向かって、どの道を歩む方が良いのか、その為には何があると良いのかという視点です。
アップデートの余地があるので、質も向上し、後からの手直しも少なくなりスピードも上がります。
また必要十分条件をお互いで認識していると、量をこなせる様になるんですよね。
決して、普段から私自身が完璧に出来ている訳ではありませんので自戒の念を込めております(^^;
仕事を先回りして「おー、助かったー」となる信頼関係が、明日への良い仕事を作りだす必要な条件と考えます。
新年度や新組織で新たな関係を築いていく職場の皆さまと是非、仕事の進め方について認識合わせて頂けると、
今シーズンの戦いに良い影響があるかもしれないですね!!
それでは皆さま本日もグッッジョブ👍