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【マナケミア2 〜おちた学園と錬金術士たち〜】 シリアスなんてぶっ飛ばせ!

アーランド三部作で一躍脚光を浴びたアトリエシリーズ。
今年発売されるエスカ&ロジーのアトリエでは
 
ダブル主人公!
アトリエは女の子ってイメージだけど、今までとは違って戦える男の主人公も出るよ!
 
というのが存分にアピールされていますね。
でも、男主人公の作品は既にありますし、主人公が剣を振るうアトリエも既にありますし、ダブル主人公の作品も既にあるのです。
そう、マナケミア2です!
 
 
……というと思いました?
甘いッ!!
カラメルデニッシュくらい甘い!!
特濃仙果ジュースくらい激甘い!!!(ところで無想光波を特濃仙果ジュースで打ち消すのは甘えですか?)
この三条件を満たしている作品はマナケミア2以前にも存在しているのです!
男女二人が主人公。二人は二つの世界に分かれ、男は言葉を話す錬金剣を振るい、女はマナと契約し錬金術で異世界に旅立った男を助けるという感動的なデュアルシナリオ!
それがイリスのアトリエ エターナルマナ2なのです!
(なにがマナケミア2だ!なにがエスカ&ロジーだ!自惚れるな!)
(……といいたいところだが今回は勝手な販促のためにマナケミア2の事を紹介したいからここは我慢)
 
 
まあイリスのアトリエは置いといて……
 
アトリエの戦闘は地味っていうイメージがあるかもしれないけど、エスカ&ロジーは戦闘もすごい!
コスト性の戦闘、仲間と交代し、入り乱れるように連携をたたきこめ!
 
というのもアピールポイント。
ですがアトリエシリーズにはターン性戦闘において屈指ともいえる名作があるのですよ。
コスト性の戦闘、仲間と交代、入り乱れるように連携を叩き込むといえば!
(そう、イリスのアトリエ エターナルマナ2です!!)
そう、マナケミアシリーズです!!
 
そしてエスカ&ロジーの前身ともいえるマナケミア2というゲームが今回特典として無料でまるまる一本ついてくる!
このゲームがいかに素晴らしいか、これを無料で提供してくれるガストのなんと懐の深い事か というのを存分に知ってもらい、今すぐガストショップ(←これ重要)でご購入していただくためにも、今回はマナケミア2について語りたいと思います。
ガストショップはこちらhttps://shop.salburg.com/pc/
 
しかしあまり語るとネタバレになってしまってせっかくの購買意欲が台無しに……!
まずは雰囲気等について無難に、簡単に触れておきましょう。
さてこのマナケミア2というゲーム。
一言で言えば 「シリアスなんてぶっ飛ばせ!!」 って感じです。
ですから万が一エスカ&ロジーがダークでシリアスな物語だったとしても、ご心配なく。
マナケミア2が誇る精鋭たちがそんなシリアスな気分を空気も読まず問答無用でぶっ壊してくれます!
 
全てが私たち中心で動いていないと気が済まない!なんともはた迷惑な女主人公ウルリカ。
そんな彼女に集まる濃いメンバー。ギャグあり、呪いあり、青春あり、大人の色香ありのストーリー。
そんなロマンティックが始まらない(というかメンバー含め始める気が無さそう)女主人公ウルリカ編があなたを待っています。
 
片やそんなマジキチ集団がお隣のアトリエにいて苦労したり、事情ありげな剣士に付きまとわれて苦労したり、仲間との付き合いや無茶振りで苦労したり、ちょっとシリアスな展開で苦労したり……と苦労性な男主人公ロゼ。
ツンデレあり、メイドあり、マナあり、ぷにありのやれやれ進行で進む「君に一閃されるRPG」ロゼ編も魅力十分です。
 
そしてこの二つの物語を終えると……
その後見ることができる光景は、マナケミア2の真髄といっても過言ではありません。是非憐みの目でご確認ください。
 
──というわけで、キャラクターやストーリーは恐らく黄昏シリーズとはまた違った魅力があると思います。
調合も他アトリエシリーズと比べるとそこまで複雑ではないのでとっつき易いですし、二つストーリーがあるので遊び甲斐がありますよ。
でもアトリエなのに調合が簡単でストーリーが長いと絶対飽きるよー とは言わせません。
むしろいつまでも遊んでいたくなる最大の魅力が、エスカ&ロジーで注目されている戦闘システムなのです!
 
といっても複雑な事はなく、言ってしまえばもはやおなじみのコストターン性バトル。
しかしアトリエの中……いやほとんどのRPGよりも特徴的なマナケミアシリーズ最大の魅力、それは「仲間みんなで戦える」という点です。
ターン性の戦闘と言えば、仲間の中で戦闘に出すメンバーを決めて、隊列を決めて、コマンドを入力して戦闘 というのが基本的なスタイル。
仲間みんなで戦うと言っても、せいぜい途中で控えているメンバーと入れ替えて交代するというものでしょう。
ところがマナケミアの戦闘システムは、攻撃した後「控えのメンバーが連携攻撃して入れ替え」とか、攻撃されるときに「控えのメンバーが庇うように入れ替え」といった、戦いの流れに合った”仲間全員で戦っている”感が素晴らしい。
どのタイミングで連携するか……と先の展開を読んだり、状況に合わせて直観で立ち回れるのはプレイしていて楽しいですし、リアルタイムでスピーディーに動かせるのは爽快です。
控えに回るとSP(スキル使用時に消費)が回復していくので、連携や交代を上手く使っていくことで常時「いのちだいじにしながらいろいろやりつつガンガンいこうぜ」が可能なのです。
戦闘でも個性豊かな仲間たちを想う存分活躍させるのは、プレイヤー冥利につきるというものです。
もちろんアイテムだって使えます。装備作成だって重要です。
しかしキャラの育成を進め、上手に戦うことができればアイテムに頼ることなくクリアすることも十分可能です。脱アイテム戦闘!脱アトリエ戦闘!
アイテムを有効に使うことで、逆にキャラ育成を縛ってクリアすることも。アイテム万歳!アトリエ戦闘万歳!
キャラクターたちも戦闘では生き生きと動きます。ドット厨も納得。古臭いとは言わせない!
そして安定のガストサウンド。カッコいい戦闘曲がニクイぐらい演出してくれます。

 
曲よくテンポよく控えの仲間も使えて操作感抜群。
ひとたびハマれば、魅了され、病み付きになってしまう危険性すらありますよ。
 
そんな戦闘システムを継承したエスカ&ロジー。期待が高まります。
迫力ある新作とスピード感あふれるマナケミア。是非同時にお楽しみください!
ガストショップはこちらhttps://shop.salburg.com/pc/
 
 
アーランド、アーシャと展開されていく中で、あの戦闘が忘れられずマナケミア3を待ち望んでいた人は少なくないでしょう。
私も「そろそろマナケミア3を!無理ならせめてマナケミアの戦闘システムを踏襲してほしい!」とアンケートに送った口です。
そして今年、エスカ&ロジーが発表され、そのアピールポイントを見た時に
 
 
きたか…!!
 
  ( ゚д゚) ガタッ
  /   ヾ
__L| / ̄ ̄ ̄/_
  \/   /
 
 
となったのは私だけではないはず。
(「きたか……!!」は期待以上にマナケミア要素が多くて「これは次回マナケミア3フラグきたか…!!」の略)
 
それくらい、マナケミア2もエスカ&ロジーも魅力たっぷりということで、分かってもらえれば幸いです。
 
と、いうことで
さあ、あなたも今すぐガストショップでエスカ&ロジーを購入し、マナケミア2と一緒に遊びつくしましょう!
そして一緒にアンケートに書こうじゃありませんか!
「エスカ&ロジーおもしろかったです。マナケミア2もおもしろかったです。マナケミア3はまだですか」ってね!!
(まあ私は黒い瞳のノアやもののけ異聞録みたいなモンスター育成ゲーもそろそろ作ってくださいって書くつもりですけどね)
 
ガストショップ https://shop.salburg.com/pc/
エスカ&ロジー http://atelier-ps3.jp/escha-logy/
マナケミア2  http://mana-khemia.jp/mk2/
 
こっそりエターナルマナ2 http://www.salburg.com/products/a7/index2.htm


2013-06-16公開
#5【エスカ&ロジーのアトリエ販促】マナケミア2 シリアスなんてぶっ飛ばせ!

NavelFilmブロマガ Navel Magazineにて掲載

あとがき


エスカ&ロジーのアトリエの特典でマナケミア2のDLコードがついてくる、というガストの太っ腹さに感銘を受け、当時勝手にエスカ&ロジーのアトリエの販促記事と銘打ってマナケミア2について執筆したのがこの記事でした。なお、公式サイト等のアドレスも当時記載していたのものをそのまま掲載していますのでご注意ください。


個人的に、マナケミアとマナケミア2の戦闘システムは数あるRPGの中でも屈指といえる面白さだと評価していたこともあり、このタイミングで書くしかない!という勢いと熱量のある文章になっているような気がします。
戦闘システムについてここで追記すると、エスカ&ロジーのアトリエの次回作、シャリーのアトリエでついに3D版マナケミア戦闘ともいえる戦闘システムが遊べるようになり、そちらの戦闘も大変面白かったので、まだ遊んでいない方は是非楽しんでいただきたいです。

そして、ガスト作品の記事を書く際、何かにつけてイリスのアトリエ エターナルマナ2を褒めたたえながら紹介するという流れがこの記事をきっかけにはじまりました。今やガストはコーエーテクモゲームスに合併され、アトリエシリーズの通しナンバーもA26まで発表されていますが、ガスト時代中期以降の礎といえる作品がエターナルマナ2で、アトリエシリーズについて褒めようとするとどうしてもこの作品を褒めずにはいられないのが私のサガとなっているのです。専用の記事を書けば話は早いのですが、色々な記事で繰り返し取り上げてしまったせいもあってか、結局記事を寄稿している間に執筆することはありませんでした。