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【ファイアーエムブレム聖魔の光石】 エイリーク編 難易度ふつう RTA「ゼトターナチャート」

FE聖魔 エイリーク編 難易度ふつう RTA ゼトターナチャートby労人形
 
 
このチャートではゼトとターナの二人を主戦力として採用しており、便宜的にゼトターナチャートと呼んでいます。
 


1.  ユニット評価


<主戦力として採用したユニット>
○ゼト
優秀な初期値
恵まれた成長率
文句なしの武器レベル
移動力があるパラディンという職業
ターナ加入まで独壇場、加入後も最後まで仕事は尽きない
序章から最後まで使える最高のユニット
詳しくは前回の記事を参照。

○ターナ
力速さ幸運の成長率が良く単騎で無双するのにぴったり

ターナの成長率

聖水やMシールドを使えばほぼ事故なく攻略できるレベルの魔防が確保できる
攻略中に得ることが可能な天使の衣、エナジーリング、秘伝の書、竜の盾をそれぞれ2つずつ投入することで、期待値の裏付けをもって能力的不安を完全に解消できる
ペガサスナイトLv20でCCした場合のワイバーンナイトLv20時期待値とカンスト期待Lvがこちら

※本チャートで入手する予定のドーピングアイテムを使用した場合である。アメリアのはやての羽を除く。

移動力があり地形を飛び越えられる重要な飛行ユニット
貫通持ちのワイバーンナイトになれる
トライアングルアタックが使える
CCアイテムを加入前に入手できる
などなど、分岐以降の高速攻略に求められる条件を一手に担える唯一の人材。

<主戦力として採用しなかったユニットの短評>
○全員に共通する理由:ゼト・ターナの二名でクリアできるが故に落選。
エイリーク:序章から使えるし成長率も専用武器も強いしCC後は移動力も上がる。ただCCが遅い。分岐以降の攻略を考えるとターナの方が使い勝手がいい。
フランツ:初期値は優秀だがゼトには敵わない。アメリア勧誘までは戦力。その後は万が一の囮。
ギリアム:少なくともこのチャートにおいては邪魔でしかない。
モルダ:このチャートに杖使いを育てる暇はない。
ヴァネッサ:序盤から育成できる強みはあるが、ターナの代わりを担うにはドーピング込みでもHPと力が不安すぎる。

ヴァネッサの成長率

ターナと併用する手もあるが、CCアイテムの確保・ファルコンナイトの選択(トライアングルアタックのため)・レベルアップ回数の増加などタイムロスが大きいと判断。
ロス:なげおのは非常に優秀。
ガルシア:分岐までは火力面でお世話になる場面も。
ネイミー:聖魔は弓使いが欲しい場面が少ない気がする。
コーマ:盗賊として普通にお仕事。
アスレイ:序盤の安定火力その1。
ルーテ:序盤の安定火力その2。
ナターシャ:このチャートに杖使いを育てる暇はない。
ヨシュア:ゼトの前に立ちはだかる顔グラありの敵。
エフラム:成長率専用武器共にエースユニット筆頭。しかしCCが遅く出番も少ない。
フォルデ:使えるのは5章外伝と9章くらい。
カイル:使えるのは5章外伝と9章くらい。
オルソン:5章外伝の功労者。あなたがいれば9章も楽なのに。あなたあなたあなた
アメリア:はやての羽はゼトの速さが伸び悩んだ時に役立つ。
ヒーニアス:RTAで弓使いは前線に出しにくい。雑魚狩りが限界。
ジスト:初期値が優秀で即CC可能。ただゼトとターナに並ぶ活躍を期待するには工夫が必要。勇者にCCすればすぐになげおの手斧が使える。優秀な雑魚狩り担当。
テティス:特に16章以降の加速に重要。
マリカ:残念ながら会うことはない。
ラーチェル: このチャートに杖使いを育てる暇はない。
ドズラ:速さが低いので雑魚狩りでの出撃も限定的。
サレフ:初期杖レベルがAならワープ要因になれただろうに、Mシールドを振る仕事と雑魚狩りに甘んじるしかない。やはりパント様は偉大だった。
ユアン:エナジーリングと近くの民家でもらえるMシールドは重要。
クーガー:エイリーク編だと強化されていて心強いが、残念ながら彼が登場する13章は彼の出番を待たずして終わってしまう。ターナ育成の利点を考慮すると、クーガーの登場を待つよりターナを採用してさっさとクリアしたほうが早い。
レナック:すぐ倒すくらいなら鍵を開けさせてから仲間にした方が早いと思う。それだけ。
デュッセル:エフラム編ならともかく、エイリーク編で使う機会は無い。
ノール:亡霊戦士を使うチャートになれば。
ミルラ:利用価値が高そうだが仲間になる頃には既にターナが無双している。20章での頼れる囮役。
シレーネ:たまごわりとエイリーク運搬とトライアングルアタックでお世話になる。

 

2. ゼトターナチャートの特徴


経験値の分散とレベルアップ回数が増える事を嫌い、主戦力をゼトとターナに限定しています。
そして分岐までと16章以降の速さがゼトターナチャートの特徴です。
 
何故ゼトとターナかというと、ターナが加入する前の分岐まではゼトをフル活用するため早い時計を出すことができ、ブーツ入手後の16章以降は能力が完成したターナを使ってかなりハイペースで攻略することができるからです。
 
序章~分岐まではゼトを中心にできるだけ効率よく攻略しつつ、ターナに使うドーピングアイテムと天空のムチを集めます。
分岐後すぐの9章がこのチャートの最難関です。最速を狙ってヴェルニの塔を使わずに進めようとすると、村訪問含め急いで敵を倒しつつも10章で山越え加速できるようにこの章でターナの育成を行わなければならないのです。
逆に言えば、9章中に10章を突破できるだけの育成をすれば、ヴェルニの塔等フリーマップでの育成をすることなく常に速いペースで攻略・クリアすることができるというのがこのチャートの利点でもあります。
今回の記録では攻略速度を重視したことが裏目に出てしまい10章を突破できず、初めてヴェルニの塔での育成を行うことになりました。
10章はターナで山を越えて直接敵将とその付近にいる敵を倒しにかかり、ヴァネッサでエイリークを運びます。
11章・12章はクリア条件が敵全滅ですから、攻略を急ぎつつもターナの育成ができます。
このあたりでターナのCCも済ませ、13章から主戦力がゼトからターナに交代し、クリアまで一気にペースを加速させます。
ブーツをターナに使う16章以降は非常にハイペースで攻略することができます。
 
全23章中、分岐までと16章以降の計15章を1時間弱で攻略します。ゼトのスタートダッシュとターナのラストスパートと考えてもらえればわかりやすいでしょう。この重要な役割を確実に担えるのは、ゼトとターナ以外ありえないと思います。
 
 
ワープを使わないのかという質問が多かったので、ワープを使わない理由とワープチャートとの違いも解説します。
ワープ・レスキューを用いることで確かに16章以降を安全かつ早く攻略することができますが、杖レベルを上げる作業が必須となってしまいます。
ワープやレスキューを使う利点を否定はしませんが、それらを使うことによる終盤の短縮よりも杖レベルを上げる作業のロスの方がはるかに上回るはずです。
しかも16章以降はワープやレスキューをわざわざ使わなくても、ターナさえいればかなり短時間で攻略できます。
よって15章まではもちろん、16章以降に限ってもゼトターナチャートがワープチャートに劣るということはありません。これがワープを使わない理由です。

3.各章の簡単な解説


序章:ゼト戦記開始 ゼトはアウドムラを使うためにも剣Sがおすすめ。
1章:ゼト、白馬の王子様になる。
2章:邪魔なロスはヴァネッサで回収。ガルシアは緑のまま頑張ってもらう。宝玉・とっこうやく・聖水は回収しておくと便利。
章クリア後、鉄武器と手槍の補充。宝玉を回収していたら資金の足しにするとよい。
3章:宝は回収しなくてよい。壁を壊す形で強引に攻略。
4章:総動員して雑魚を掃討。
5章:アイテムを全て回収し導きの指輪ももらっておく。ヨシュアは容赦なく倒す。
5章外伝:オルソンでエフラムを運ぶ。フォルデとカイルでとっこうやくとキラーランスを回収しておくと便利。
6章:ヴァネッサでエイリークを運び避難。ゼトで敵将に向かう。コーマでたいまつを使って視界を確保すると楽。魔物が出る前にクリアするため成り行きでオリオンの矢入手。
7章:魔道士が持つエナジーリングを必ず盗み回収すること。
8章:天使の衣と天空のムチを必ず回収。
エイリーク編分岐、もらった軍資金+導きの指輪とオリオンの矢を換金して手槍など最後まで足りるように武器を買っておく。
9章:進撃準備でターナに天使の衣・エナジーリング・秘伝の書・竜のたてを使う。竜のたてとレイピアを回収し、クリア後に天使の衣入手。ゼトの速さが不安ならアメリアを説得してはやての羽を回収し機会を見てゼトに使う。
10章:前章で得た竜のたてと天使の衣を進撃準備までにターナに使っておく。ターナで山を越えてアーチャーらを倒し敵将に向かう。ヴァネッサはエイリークを運んでターナの後を追う。
11章:ジストを積極的に使う予定なら進撃準備でCCしておくとよい。テティスが持っている女神の像をターナに使う。左ルートはターナに任せ、右ルートはゼトジストヒーニアスなどで攻略。コーマでたいまつを使い視野を広げつつゼト達を追いかけると良い。秘伝の書を回収しターナに使っておく。ショートスピアとレストは無くても大体困らない。
12章:そろそろターナをCCさせておきたいところ。左側の山に居る敵はターナで倒し、上級職勢を中心に残りの雑魚を掃討していく。ユアンが持つエナジーリングは機会を見てターナに使う。Mシールドは回収。敵が落とすナイトキラーを捨てないように。
13章:12章で入手しているはずのナイトキラーを使って、ターナで敵将に向かい倒す。
14章:スレンドスピアは手に入れておくと便利。ターナの成長次第ではエナジーリングの回収或いは秘密の店でのドーピングアイテム購入も検討。(記録狙いならその時点でやりなおしたほうがいいかも)
15章:ケセルダはゼトにアウドムラを持たせて対処させると早い。ターナは右側から砂漠を越えて右側と下側の敵を一手に処理。それだけでは対処できない敵や増援は上級職ユニットでカバー。ブーツとボディリングを忘れずに拾うこと。
16章:進撃準備でブーツとボディリングをターナに使う。テティスを活用しつつターナを先行させエイリークを担いだゼトで敵将に向かう。遠距離魔法の囮を用意しておくと操作ミス等の危ない場面で助かることも。
エイリークとエフラムはクラスチェンジしない。
17章:テティスを活用してターナでシレーネの所へ向かい説得、次のターンでリオンを倒す。
18章:テティスを活用して上級職勢でたまごわり。
19章:ターナ単騎でアーヴに向かう。ジェネラルが落とすゆうしゃのやりを入手しておきたい。サレフにトーチを使わせて視界を確保しておくと楽。
20章:ターナで敵将に向かいつつ下側周辺の雑魚を倒す。シレーネでエイリークを運んで制圧。エイリークは聖水、シレーネにはMシールドを使っておくと生存率が上がる。ゼトとミルラを囮に雑魚敵の攻撃を分散させる。
終章:ターナにヴィドフニル、ゆうしゃのやり、手槍系×2(スレンドスピアが良い)、とっこうやくを持たせリオンの元へ一直線で向かう。その前に聖水かMシールドで魔坊を上げておくと良い。雑魚はスレンドスピアで掃討し、リオンへの攻撃は貫通期待でゆうしゃのやりがおすすめ。
魔王戦はゼトのアウドムラとターナのヴィドフニルがあれば余裕。トライアングルアタックを使うと確実で早い。

4.今回の記録とラップタイム及び備考


序章  0:00:52.5(区間記録) 備考
1章  0:02:21.2 (01:28.7)
2章  0:04:39.7(02:18.5)
3章  0:07:57.6(03:17.9) 攻略前に武器購入
4章  0:12:19.0(04:21.3)
5章  0:17:23.1(05:04.1) ヨシュアを攻撃しそこねた事に対するリカバリー等(約1分のロス)
5章外伝0:22:26.7(05.03.6)
6章  0:24:56.6(02:29.8)
7章  0:29:29.6(04:33.0) アスレイが必殺で死んでしまい、そのリカバリーで少し余分に時間がかかった(約1分のロス)
8章  0:41:03.1(11:33.4) エフラムらがもたついてしまい時間がかかった(約1分半のロス)
分岐  0:41:19.0(00:15.9)
9章  0:57:52.7(16:33.6) 攻略前に武器購入 ターナの速さがうまく伸びずボスチクにも時間がかかり、攻略速度を重視したことが裏目に出てしまった(約3分のロス)
10章 1:09:52.0(11:59.3) 10章を突破できずヴェルニの塔で育成することになってしまった。残念なことにヴェルニの塔でターナの速さがうまく伸びなかったためアーチャーに追撃することができず、ヴェルニの塔育成で攻略を加速することができなかった。(約7分のロス)
11章 1:19:45.4(09:53.3)
12章 1:31:28.5(11:43.1)
13章 1:34:23.5(02:55.0)
14章 1:45:01.2(10:37.7)  武器の補給をしてしまった(約30秒のロス)
15章 1:58:33.1(13:31.8)
16章 2:04:43.4(06:10.2)  ターナの配置を間違えてしまい、遠距離魔法賢者を倒し損ねた。HP調整しておいたフランツを犠牲に事なきを得る。(約十数秒のロス)
17章 2:06:41.7(01:58.3)
18章 2:13:46.9(07:05.2)
19章 2:18:27.9(04:41.0) テティスでターナの移動を増幅するのを忘れていた、サレフで敵と戦闘してしまった(約1分のロス)
20章 2:27:01.3(08:33.3) 20章でミルラの配置を間違えてしまい、突破できずリセットしてしまった(約2分半のロス)
終章  2:31:32.2(04:30.8)
Fin  2:31.52.1(00:19.9)   PLAYTIME 2:25.29

5.振り返り

記録狙いをするにあたり、このチャートで期待できるPLAYTIMEは2時間未満~2:15:00です。
今回はGBプレイヤーでの操作(後述)ということもあり2:30:00と控えめに設定しましたが、控えめに設定した目標すら達成することができなかったことは大変遺憾であります。

2:30:00を超してしまった原因として、やはりこのチャートの最難関である9章とターナの成長が問題でした。
今回は攻略速度重視ということで左側はゼトを中心に攻略しターナを右下へと向かわせましたが、ターナの育成が不十分、特に速さの成長が揮わずボスチクも時間がかかってしまい、攻略速度重視が裏目に出た大失敗でした。(失敗その1)
10章のアーチャーに追撃できず突破できなかったためヴェルニの塔での育成を行いました。ヴェルニの塔育成を試みたのは今回が初めてです。(失敗その2)
ヴェルニの塔でもターナの速さが伸びなかったこと、そしてアーチャーの速さが噛み合わなかったことが災いし、結局アーチャーに追撃できずヴェルニの塔での育成は単なるロスに終わりました。(失敗その3)
ターナの速さ(成長率65%)がここまで伸びないというのは初めて経験しました。アメリア勧誘時に入手したはやての羽をゼトにすぐ使わなければ、今回のような最悪の事態は回避できたかもしれません(失敗その4)
このチャートであれば本来短時間で攻略できるはずの10章ですが、ヴェルニの塔まで使ったのに攻略に時間がかかるのは記録狙いの観点からはありえない素人同然のプレイングと言うしかありません。
結果9章と10章だけで約10分という大きなタイムロスとなってしまいました。不運と判断ミスが招いた事態として猛省しなければなりません。
今回はこうしたケースが起こりうるという貴重な経験になりました。次回があれば最速狙いではなく、ヴェルニの塔育成も視野に入れ安定をとる形で9章10章にリベンジしたいと思います。

情けない記録ではありましたが、ターナの力の成長が良かった、ゼトの成長が安定していたおかげで、11章以降の記録はおおむね安定していたと思います。

配信するにあたってGCのGBプレイヤーで操作していますが、GBA等での操作と比較すると若干の操作ラグを感じます。事故防止のため普段より操作を遅くしていることも記録の遅さに関係しているかもしれません。とはいえそれも承知済みで目標を立てていたのですから言い訳にもなりませんが……。
また、今回はイレギュラーが多かったこともあって全体通して操作の”遊び”が多かったかもしれません。迷わずテキパキと操作できるようになりたいものです。

2:30:00という甘い目標すら達成できなかったことは非常に反省しております。
ですので、次の機会があれば2:15:00切りを目指しましょう。
或いは難易度むずかしいでやればいいのにという旨のコメントがあったようなので、今回の記録内にあったイレギュラーを活かし、難易度むずかしいでの記録挑戦ができればと思います。


2013-10-06公開
#15【ファイアーエムブレム聖魔の光石】FE聖魔エイリーク編 難易度ふつう RTA「ゼトターナチャート」

NavelFilmブロマガ Navel Magazineにて掲載

あとがき

ファイアーエムブレム 聖魔の光石のRTAを、生放送、動画、ゲーム記事というそれぞれのコンテンツを関連付けたNavelFilmの総合企画として行うという試みであった。そして2013年9月29日、ニコニコ生放送でファイアーエムブレム聖魔の光石のRTAに挑戦するという企画が行われ、その企画の記事コンテンツとして翌週に投稿したのがこの記事である。

元々趣味で聖魔のTAをしていた時にゼトとターナで速攻をかけるという攻略方法を考案しており、そういった体験を基にRTA用に突貫で作ったのがゼトターナチャートであった。
普通、RTAのチャートや振り返り記事は良い記録が出てから書かれるケースが多いため、反省点や言い訳がつらつらと書き連ねられているこの記事はある意味珍しいかもしれない。

せっかくあとがきを書く機会を得られたからには裏話として言い訳を書き加えておくことにする。
TAの攻略方法を基としているためチャートの方針そのものは完成度が高いと自負していたもののRTAとして通したのは2013/9/14(土)に行われた配信運営リハーサル配信のみであったこと、そしてその際に操作入力と映像描画のラグが大きく、TAのような速さで操作をすると映像が”コマ落ち”してしまい配信にならない恐れもあるということが判明し、そもそもの目標タイムをかなり遅めに設定したという経緯があったのである。然りとて実際にはそれすらもクリアできなかった、という後悔の念が滲み出ていることが良くわかる記事になっていると思われる。

このRTAの挑戦自体はあくまで生放送内の企画として行われたため、何度も挑戦を繰り返しての記録狙いという類のものではなく、基本的には限られた時間内での一発勝負であった。
そういった背景もあり強引にクリアまで通しているためプレイングや記録自体は褒められたものではないし、ニコ生や録画機器による問題も直接解決することはできなかったため投稿する動画としての質も良いとはいえず、NavelFilmとしては反省が残る試みであった。プレイヤー一個人としては本来公表に値しない、こうして再公開するのも恥ずかしい記録である。

しかしながら本記事によってとりあえずゼトターナチャートのお披露目が叶ったことと、あまりに不甲斐ない記録(容易に更新できることが明らか)なこともあってこのチャートを参考に本格的に記録狙いに挑戦してくれた走者に繋がったという意味では、企画そのものには価値があったのではないかと納得することにしている。

こうしてプレイヤー・運営側どちらもお互い悔いの残る結果ではあったものの、筆者はチャートを公開する機会に恵まれたし、生放送による企画運営に全面的に携わったことはNavelFilmそして小馬谷氏にとっても良い経験になった、前向きに振り返るとそんな企画であった。
なお、この記事が投稿された翌週、ブロマガでは小馬谷氏によるRTA企画の舞台裏コメンタリーも投稿された。概ね上記のような反省の内容が記されていた記憶があるが、残念ながら記事そのものは残っていないためnoteでの掲載は叶わないことをご了承願いたい。