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自分で自分の人生を描き始める(アーキテクト思考/空海のことば)

自分で自分の人生を描き始めないと、誰かが一筆目を書いてくれるわけじゃありません。

そして、その一筆目は、無意識のうちに書いている可能性もあります。

だって、自分の人生を生きてるわけで、人生は選択や決断の連続なので、自分の意志を発揮してるはずだから。

ただし、やっぱり、意識的に「これが自分のとっての一肌目だ」と思いながら描き始める瞬間はほしいですよね。

それが自分にとってのスイッチになるから。

「自分の人生についてなんて、考えたことがないです」と言う人が多いです。

だからといって、「人生について考えられません」と投げ出すのは違いますよね。

できないなら、できるようになるまでトレーニングすればいいんです。

「自分はどんな人生にしたいのか?」という問いに、すんなりと答えなんて見つかるはずはありません。

じっくり時間をかけて考えないと、心の底から「こう生きたい」という答えは見つかりません。

ちょっと考えて「思いつかない」ってなって考えるのをやめる・・・これでは、いつまで経っても、意識的に一筆目を描き始めることはできません。

「自分には主体性がない」と決めつけている人もいますけど、自分の人生を描くのは自分しかいません。

各種SNSを見ていると、年末年始は振り返りと意気込みで溢れていますけど、掲げるだけで、1月の2週目になったら忘れて、12月の最終週に「こんなことを年末年始に掲げたな」という状態になっていませんか?

組織での人事評価でもあるあるで、目標は定めたけど、日常に落とし込めてないから、評価の時期になって「こんな目標だったな」という状態になるんです。

年末年始はなんとなく気持ちに余裕ができて、「次の年こそこれをやるぞ」と意気込む余裕があるんだけど、仕事が始まると忙殺されて、掲げて目標なんて頭の隅に追いやられてしまう(頭の外に出てしまう人もいます)。

本当に成し遂げたいことを、欲張らずに1つ〜数個、掲げるだけでいいじゃないですか。

「この1年、これを心の底から追いかけたいか?」ということをひたすら考えて、自分にとって必要だと思うなら、必死になって取り組めばいい。

だけど、大きな一歩を踏み出そうとすると、心理的なハードルも高くなってしまうので、小さな一歩を毎日コツコツと積み重ねる意識でいきましょう。

少し余裕がある人は、野心的な未来を掲げてみてもいいでしょう(大谷翔平選手のように)。

建築をつくる時もそうですけど、「300mの高層建築をつくるぞ」と決めるから、設計図に1つ目の点を描けるんです(建築構造設計の仕事をしてたので建築の例えを)。

「数年後、数十年後の未来、こんな状態を目指すぞ」と決めることで、それがモチベーションになって一筆目を書き始められる人もいるでしょうから、そういう人は、野心的な未来を掲げることもオススメします。

ただしこの場合、筆が進まない人が多いので、自分の軸をしっかり立てて、その軸に自分を引き戻す努力を怠らないでください。

理想の自分に向かうというのは、自分との戦いですからね。

以下に、2冊の本を紹介します。

理想の未来に向かう時に、非常に参考になる考え方を得られる本なので、ぜひ読んでみてください。

『構想力が劇的に高まる アーキテクト思考――具体と抽象を行き来する問題発見・解決の新技法』という本には、以下のような内容が書かれていました。

◆本書で定義する「アーキテクト」とは「全体構想家」を意味し、その元々の語源である建築家のように、白紙に抽象度の高いコンセプトや将来像を構想できる人間のことを意味する
「アーキテクト思考」とは、誰かが設定したフィールドでプレイするのではなく、そのフィールドそのものを更地から想像し、そこにどんなプレイヤーを呼んでどんなゲームをするのかという全体の場を設計するための思考
◆整理すると、「アーキテクト」とは、狭義では先述の建築家あるいはITアーキテクトを意味しますが、そのコアスキルをビジネスを含めたあらゆる領域に拡大し、各々の領域で「抽象化してゼロベースで全体構想を考える」ことができる人とする。
私たちは皆「自分自身の人生のアーキテクト」であることも必要となるでしょう。

『空海のことば365日: 一日一語で人生の不安が消え去る』という本には、以下のような内容が書かれていました。

元日に「今年の抱負」を口にする人も多いでしょう。年始に一年の目標を決めるのは素晴らしいことです。しかし、実行しなければ空手形。抱負や目標は、あなたの心にしっかりと刻みつけておきましょう。ありがたい念仏も唱えるだけでなく、その真意を理解し、実践することで本物となるのです。

引用:空海のことば365日

本日は以上です。

今回も読んでいただき、本当にありがとうございました。

これからも、「仕事でも私生活でも心をラクにする(ワークライフハック)」をテーマに、心をラクにするキッカケになり得ることを発信し続けます。

「心をラクに」というのは、「快く安らかに過ごしている状態」という意味で使っている言葉であり、「サボる」という意味ではありません(快く安らかに過ごすために、時にはサボる時も大切ですけどね)。

少しでも多くの人に『心をラクにするキッカケ』を得てほしいと思っているので、興味を持っていただけたなら、他のnoteにも目を通してもらえると嬉しいです。

このnoteでは、Amazonアソシエイトを利用しています。
※ワークライフハックをテーマにnoteを書く中で、心をラクにするためにオススメできるものを紹介していきます。

最後に、最近購入して、ノートPCでの仕事が快適になったセットを紹介します(冗談抜きで「買って良かった」と思えるアイテムなので、noteで紹介したいと思いました)。
※『人間工学設計』ってところに惹かれてしまいました。
※利用開始日:2024年12月13日
※ノートPCを置いた下のスペースに、キーボードを置くとちょうど良い感じになります。

使ってるPCはこちらです(大学生時代からレッツノートを使ってます・・・最強です)。

こういう物理的なアイテムも、「心をラクにする(快く安らかに過ごしている状態になる)」ためには非常に重要な要素なので、「これを使ってるから快適に過ごせてるなぁ」という物を大切にしてください。

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