キャリア・アンカーで自分らしさと向き合ってみる
はじめに(いつも書いてること)
このnoteでは、「仕事でも私生活でも心をラクにする(ワークライフハック)」をテーマに文章を書いています。
※「ラクする」というのは、「心身に苦痛などがなく快く安らかに過ごす」という意味で使っている言葉であり、シンプルに「サボる」という意味ではありません。
今回の内容
以前、キャリアコンサルタントとしての学びを深めるために、この研修プログラムのいくつかを受講しました(これが無料で受講できるなんて・・・)。
中長期的なキャリア形成を支援するためのキャリアコンサルタント向け研修
中には、キャリアコンサルタントではなくても受講できるコンテンツもあるので、キャリアについて興味を持っている方にはオススメです。
その中から、キャリアを考える上で全ての人にとって大事なことだと思う内容があったので、『若者応援キャリアコンサルタント育成研修』の受講内容を少しだけ共有します。
紹介するのは、『キャリア・アンカー』という考え方についてです。
こちらの書籍の購入ページに、一部紹介ページとして添付されていました。
キャリア・アンカーを知ることは、自分の判断軸を持ち、自信を持って働き続けることに繋がります。
言い換えると、『自分らしさ』を持つ・知るということですね。
そして、そのキャリア・アンカーを探るヒントとして、才能と能力・動機と欲求・価値観の3つで問いを立てて考えていきます。
才能と能力
◇自分は何ができるのか?
◇どのような仕事が得意なのか?
◇どのような仕事が苦手なのか?
動機と欲求
◇自分が本当にやりたいことは何なのか?
◇仕事を通じて何を求めているのか?
価値観
◇どのようなことをやっている自分に意味を感じているのか?
◇何に価値を感じているのか?
シャインはキャリア・アンカーを8つのカテゴリーに分けました。
自分がどのカテゴリーに該当するのかというのを簡易的に診断できるサイトを見つけたので、是非やってみてください。
以下は僕の結果ですが、結構しっかりと解説してくれるので、自己認識を深めることに役立ちます。
そして、自分らしさを言語化することを手助けしてくれるでしょう。
キャリア・アンカーは、働いていく中で確立されていくものであり、先天的に確立されているものではありません(ただし、仕事の影響だけではなく、幼少期や学生時代の体験が影響されることはあると思っています)。
仕事の成功体験や失敗体験、上司からのフィードバック、組織内での異動や能力開発などの体験により、徐々に自己のイメージが固まっていきます。
なので、自分の視点だけじゃなくて、周りからの視点も大切にしながらキャリア・アンカーを固めていきましょう。
自身のキャリア・アンカーを確立するという視点に立つと、忖度して良いことばかりを言ってくる上司よりも、忖度せずに思ったことを素直に言ってくれる上司の方が、結果的に自分を成長させてくれるチャンスを与えてくれる存在だということに気付きます。
自己理解を深められるというのは、自分自身にとってとても大切なことだから。
信頼して尊敬できる人を見つけて、良いことも良くないことも率直な意見をもらえるようになる・・・その人を頼ることが、成長速度を加速させる効果的な方法になるでしょう。
自分らしさを確立させるための方法として、キャリア・アンカーを紹介しました。
自分らしく働くというのは、全ての人に実現してほしいことです。
自分らしさを発揮する、という以前に、自分が自分らしさを理解するというのが重要なので、個人としてはそこにこだわってほしい。
どうせ働くなら、自分らしく働きましょう。
自分が「自分らしさを発揮できている」と認識できていれば、心のラクも体感できているはず。
感謝
今回も、読んでいただきありがとうございました。
他のnoteも読んでいただけると嬉しいです。