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自分を助ける力は自分を救う(わたしが「わたし」を助けに行こう―自分を救う心理学―)

困った時、つらい時、しんどい時、誰かに頼って助けてもらうというのは、大事なことです。

ただ、その前提に、もっと大事なことがあります。

それが、自分で自分を助けようとすることです。

自分で自分を助けることができるのに、すぐに誰かを頼ろうとしてしまう。

それは、そのように教えられたことが原因かもしれないので、その人だけに責任があることではないと思います。

「こうなったら頼る」というインストールをされていたら、その通りに人を頼ってるだけなので、やってることは間違ってないですよね。

これは、子育てもそうですし、組織におけるマネジメントでもそうですが、僕がかなり意識していることです。

「そんなことで頼るなよ」と思うことをされることがあるんですけど、その時に「そんなことで頼らないで」と言って終わらせるのは良くないです。

「そんなことで頼らないで、なぜならね・・・」と理由まで伝えて、その人がその人自身を助ける意識を植え付けないといけません。

相手が自分の子供だとしたら、親としての関わりがそうさせてるので、親自身が反省をして、これからの子育てについて考えるとして、組織におけるマネジメントだとしたら、これまでの上司がどんな上司だったかがわかりますよね。

まぁ、これまでの上司がどんな上司だったかなんてのはどうでもいいので、「こういう意識で仕事と向き合ってね・・・仕事というか、人生においてかな」という話をします。

それに加えて、人の頼り方について「こうした方がいいよ」というアドバイスも送ります。

少なくとも僕は、自分の問題は最終的には自分で解決するしかないと思っているので、「自分で考えることを放棄して、誰かに解決を求めることはやめてね」ということは強く伝えます。

自分で自分を助けるようになるキッカケって、人それぞれ違うと思います。

何がキッカケになるか、それは自分でもわかりません。

だから、とにかくいろんなことを試してみればいいんです。

問題に直面してすぐに誰かに頼ろうとする人もいれば、今の自分の知識や知見、スキルや能力の中だけでなんとかしようとして、なんとかできないと判断したら誰かを頼ろうとする人もいます。

両者は違うように見えますけど、僕からしたら同じような存在です。

世の中には知らないことやできないことの方が多いです。

知ってることやできることに合わせて、都合良く問題が現れてくるなんてことは、むしろ稀です。

自分が知らないこと、できないことに直面した時に、知識や知見を増やしたり、スキルや能力を高めたりする行動を取りながら自分自身を助ける意識を持たないと、結局は誰かに依存し続ける人生を送ることになります。

自分で自分を助ける力っていうのは、全ての人にとって大事なことです。

そうは言っても、専門的な領域で問題に直面したら、誰かを頼らざるを得ない時もありますから、まずは自分で自分を助ける意識を持ち、自分の力を高め続けると同時に、「こういう時はこういう人を頼る」という領域を自分の中で明確にしていくといいのかなって思います。

僕自身は、自分自身の感情に責任を持てる寛容さを兼ね備えた元気な人を増やし、自分で自分の進む道を選択できる人が多い世の中をつくろうとして、日々を生きています。

生きていく上で、自分の中に答えがあることってたくさんあると思うんですけど、その答えを周りに求めたりする人がとても多いので、自分に矢印を向ける人を増やそうとしています。

「自分のことを考えたことがないから考えない」「自分と向き合ったことがないから向き合わない」と言う人も多いんですけど、「考えたことがないのはわかった、だから考えよう」「向き合ったことがないのはわかった、だから向き合おう」と言います。

自分のことを考えたり、自分と向き合うというのは、トレーニング次第でできるようになります。

1日5分間でいいから、自分の人生について考えてみればいいんです。

それだけで、自分を助ける力が上がっていきます。

『わたしが「わたし」を助けに行こう―自分を救う心理学―』という本には、以下のような内容が書かれていました。

誰かに助けを求めることは、時に必要。ですが、誰しも自分で自分を助ける力を本当はもっています。それを放棄して他人に寄りかかり過ぎてしまったり、助けてくれる誰かを探しつづけてしまったりする。すると、自分の中にある「自分を助ける力」を忘れ、失っていきます。

自分自身を信じて頼れる感覚、つまり自己信頼が高まり、私は大丈夫なのだという自信につながります。擦り切れるほど聞いた言葉だと思いますが、「自分を信じる」ということがどういうことなのかが体感覚でわかるようになります。しかし現代、本当に多くの方が、自分自身の力をじられなくなっています。

この本であなたに知ってほしいこと。
自分の力に気づき、自分で自分を助けることができることを知ってほしい。
・その具体的なやり方を知ってほしい。
・そして、あなたの本当の力を取り戻してほしい。

本より引用:助けてくれそうな他者(ナイトのような存在)を求めてしまうのには理由があります。「誰かにつけられた傷は、誰かに癒してもらわないと治らない」と、あなたの無意識が思っているからです。 それは心の仕組みとしては、当たり前の感覚です。 ですが、本来、他者に求めなくてもいいのです。もしも、あなたを助けてくれる「ナイト(騎士)」のような心強い存在が、あなたの中にすでに存在していたとしたら? あなたが、その存在に気づいていなかっただけだとしたら? これから、あなたの中にいる、あなたを助け守ってくれている「ナイト」の存在に気づいてもらいます。

本日は以上です。

今回も読んでいただき、本当にありがとうございました。

これからも、「仕事でも私生活でも心をラクにする(ワークライフハック)」をテーマに、心をラクにするキッカケになり得ることを発信し続けます。

「心をラクに」というのは、「快く安らかに過ごしている状態」という意味で使っている言葉であり、「サボる」という意味ではありません(快く安らかに過ごすために、時にはサボる時も大切ですけどね)。

少しでも多くの人に『心をラクにするキッカケ』を得てほしいと思っているので、興味を持っていただけたなら、他のnoteにも目を通してもらえると嬉しいです。

このnoteでは、Amazonアソシエイトを利用しています。
※ワークライフハックをテーマにnoteを書く中で、心をラクにするためにオススメできる何かを紹介していきます。

ここからは、僕の生活において「これ良いなぁ」と思っている物の紹介なので、興味のある方だけ読み進めてください(「これ良いなぁ」という感覚って、日々の生活に彩りを与えます)。


『Amazonプライム』、重宝してるんですけど(Amazonユーザーなら加入がお得)、プライムユーザーなら無料で読める本があることに気づいて、「加入しててよかったな」と思いました。←『prime reading』というサービスみたいです。

『Kindle Unlimited読み放題』、こちらも重宝しています(流し読みしながらよりたくさんの本を読みたい方にオススメ)。

最後に、最近購入して、ノートPCでの仕事が快適になったセットを紹介します(冗談抜きで「買って良かった」と思えるアイテムなので、noteで紹介したいと思いました)。
※『人間工学設計』ってところに惹かれてしまいました。
※利用開始日:2024年12月13日
※ノートPCを置いた下のスペースに、キーボードを置くとちょうど良い感じになります。

使ってるPCはこちらです(大学生時代からレッツノートを使ってます・・・最強です)。

あと、家で仕事をする時は立って仕事をしているんですけど、「足の裏が痛いな」と思う瞬間があって、それを解消するために何が必要かを考えた時に、「これだ!」と思ったのがこちらです。

これに乗りながらだと、足の負担が減る一方で、体幹のトレーニングをしながら仕事ができるので、テレワークでも運動不足になりません。

こういう物も、僕にとっては「心をラクにする(快く安らかに過ごしている状態になる)」ためには非常に重要な要素なので、皆さんも「これを使ってるから快適に過ごせてるなぁ」という物を意識して、大切にしてみてください。


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