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会社が個人に期待することを理解すると働きやすくなるかも(人事管理入門)

昨日、自己紹介noteを書きました。

このnoteにも書いたように、「理想の人生を掲げて自分のために本気で生きればいいじゃん」って思って、いろいろな場で発信しています。

そうすると、「でも、会社で働くと不自由なことばかりです」という相談をもらうことがあります。

「確かにそうなんですけど、会社で働くってのはそういうものなので、それが嫌なら独立しましょう」って話をします。

でも、その時点で、独立できるスキルや能力を兼ね備えてる人って、限りなく少ないです・・・だから、「まずは会社に勤めて、独立できるスキルや能力を高めましょう」と伝えます。

働いていく中で、「会社で働くことも悪くないな」って思い始めるかもしれません。

「会社で働くと不自由なことばかりです」って言う人は、不自由だなと感じることや働きにくさを自分自身でつくってしまってる可能性が高いです。

「会社で働くって不自由だな」って思ってる人は、以下のnoteも読んでみてください・・・何かのキッカケが得られるかもしれません。

僕が社会人になって従事したのは、建築構造設計という仕事でしたが、社会人になった時から「自分はこの組織で何を求められているのか?何を期待されているのか?」ということを意識してきました。

理由は単純で、せっかく頑張るなら、求められていることや期待されていることに沿って全力で頑張りたいと思っていたから。

じゃないと、「頑張ってるのに評価されない」という状態になる可能性があるから・・・その後、そういう状態になってる人を、社会人生活でたくさん見ることになります。

求められていることや期待されていることに沿って全力で頑張れば、評価者はその頑張りを見てくれて、成果が出れば信用されるし、頑張るプロセスを見せることで信頼を掴むことができるので、他の人との関係性はおのずと良くなって、働きやすさは向上していきました。

自分の状態や周りの人の状態を把握しながら、「会社が個人に期待することを理解すると働きやすくなるかも」という僕の仮説は、徐々に立証されていきました。

会社で働く上では、大前提として、その会社で定められているルールや規律を守らないといけません。

会社によってルールや規律は違いますし、定められた背景にある考え方や理念も違います。

だから、「どの会社に入るか?」ってのは、よく考えて、最後は自分自身で決断するんです。

「ここで働く」と決めたら、ウダウダ言わずに、その会社のルールや規律をしっかりと守りましょう・・・「ここで働く」というのは自分で決めたことだから、ウダウダ言わないんです。

それに加えて、会社が成長する上で、「こういう人材がほしい」という定義があるはずなので、それも頭の中に入れましょう。

大切なのは、「会社からこういう成長を求められている」ということを理解した上で、「その成長は自分の人生においてこういう意義がある」ということを自分で定めるんです。

ただ、会社が個人に求めることって、市場の変化によって変わることがあります。

この変化のタイミングで、「これまでと言ってることが違うから、他の会社に転職しよう」と思うか、「会社が変化したけど、その変化を自分に重ねると、どう自分事化できるか?その変化に対応することは、自分の人生にとってどんな意義があるのか?」と思えるか・・・「この会社で働く意義はなんだ?」という問いに対してどんな答えを見出してるかによって、どんな選択をするかが変わってきますね。

働く目的は人それぞれ違うので、どっちが正解でもありません。

会社も個人も変化します・・・それが人生。

常に、「ここで頑張る理由ってなんだ?」という問いを立てて、自分の理想の未来に向けて日々を過ごせているかを考えましょう。

人事として働き始めて9年が経とうとしていますが、会社が求める人物を経営者と共に考える立場になると、このnoteに書いてきたことを強く意識できます。

ただ、それ以外の人は、なかなか自分事で意識し始めるキッカケを掴めないですよね。

なので、人事以外の職種で働いている人も、人事としての知識を学んでみるといいかもしれません。

以下の本は、人事の基礎を学ぶことができるので、人事にはオススメの本ですが、会社で働く全ての人にも読んでほしい本でもあります。

目的を持って働けるようになると、働きやすさも向上するし、生きやすさも向上して、働きがいも生きがいも向上していきます。

会社で働く人としての基礎知識を身に付けるという意味でも、以下の本を読んでみてください。

『マネジメント・テキスト 人事管理入門(第3版) (日本経済新聞出版)』という本には、以下のような内容が書かれていました。

変化の激しい市場のなかで企業が成長し存続するためには、変化への対応力をもつこと、つまり「有能な人材」を内部に蓄積しておくことが不可欠。
「有能な人材」には2つの意味がある。
 ①業務に関連する高度な知識、能力、スキルをもつ人材。
 ②労働意欲や会社に対するコミットメントが高い人材(やる気のある社員、定着的な社員、会社に対して貢献しようとする意欲の高い人材)。
◆経営戦略・組織・業績管理システムは部門、職場、個人に対して、「何の仕事をしてほしいのか」「その仕事で何の成果を出してほしいのか」を決める機能をもっている。それが変われば、どのような人材を採用するのか、社員をどのように訓練するのか、どのような働きを評価するのかなどの面で人事管理のあり方は変わる。
◆一方で、「会社の期待すること」を実現するように社員に意欲をもって働いてもらわなければならない。そのためには会社は、個人が「働くことに何を求めているのか」「どのような働き方をしたいと考えているのか」という働くニーズに応える人事管理、つまり労働力の供給構造に合った人事管理を展開せざるをえない。

本日は以上です。

今回も読んでいただき、本当にありがとうございました。

これからも、「仕事でも私生活でも心をラクにする(ワークライフハック)」をテーマに、心をラクにするキッカケになり得ることを発信し続けます。

「心をラクに」というのは、「快く安らかに過ごしている状態」という意味で使っている言葉であり、「サボる」という意味ではありません(快く安らかに過ごすために、時にはサボる時も大切ですけどね)。

少しでも多くの人に『心をラクにするキッカケ』を得てほしいと思っているので、興味を持っていただけたなら、他のnoteにも目を通してもらえると嬉しいです。

このnoteでは、Amazonアソシエイトを利用しています。
※ワークライフハックをテーマにnoteを書く中で、心をラクにするためにオススメできるものを紹介していきます。

最後に、最近購入して、ノートPCでの仕事が快適になったセットを紹介します(冗談抜きで「買って良かった」と思えるアイテムなので、noteで紹介したいと思いました)。
※『人間工学設計』ってところに惹かれてしまいました。
※利用開始日:2024年12月13日
※ノートPCを置いた下のスペースに、キーボードを置くとちょうど良い感じになります。

使ってるPCはこちらです(大学生時代からレッツノートを使ってます・・・最強です)。

こういう物理的なアイテムも、「心をラクにする(快く安らかに過ごしている状態になる)」ためには非常に重要な要素なので、「これを使ってるから快適に過ごせてるなぁ」という物を大切にしてください。

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