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誰かを変えようとするな、自分が変われ

はじめに(いつも書いてること)

このnoteでは、「仕事でも私生活でも心をラクにする(ワークライフハック)」をテーマに文章を書いています。

「心をラクに」というのは、「快く安らかに過ごしている状態」という意味で使っている言葉であり、「サボる」という意味ではありません(快く安らかに過ごすために、時にはサボる時も大切ですけどね)。

今回の内容

自分の人生は自分でコントロールしましょう。

ただ・・・

自分の人生は自分でコントロールできるんですけど、いろいろな人と関わる中で、周りの誰かを気にしすぎて自分で自分を苦しめている人が多いと感じています。

一時、とてもハマったサッカーアニメ『ブルーロック』から、以下の名言を紹介します。

一緒にプレーする仲間に変わることを求めていた主人公が、プレーをする中で「相手を変えようとしてはいけない」と気づいた瞬間に呟いた言葉です。

どれだけ誰かの心をノックしても、人は、人を変えることはできない。だからいつだって、自分が変わるしかない。思い通りにいかない世界を変える方法はきっと、それ以外に存在しない。ゴールへの光が見えないのなら、自分がその光になればいい。

ブルーロック|第17話『ヘタクソ』より

主体性の重要性は、『社会人基礎力(経済産業省)』の中でも、『7つの習慣(世界的に有名な自己啓発書)』の中でも謳われています。

大事なことはわかっているけどできていない人もいるし、頭ではわかっていても行動や習慣に落とし込まれていない人もいます。

それは、腹落ちしていないとか、大切さを体感できていないとか、いろいろな理由があると思います。

いつどの瞬間に、「主体性が大事だ」というのが自分事になるかというのはわかりません。

だからこそ、いろいろなことを体験しながらいろいろな言葉と接して、ビビッと来る言葉に出会う瞬間を楽しみにしてほしいです。

言ってることは同じなんだけど、ニュアンスとか誰が言ってるかで、自分への入り方が違うんですよね。

【キャリア・オーナーシップ】
「人生 100 年時代」の中では、キャリアは企業からただ与えられるものではなく、自ら作り上げるべきものだという認識が不可欠置かれた制約や条件の下で、様々な働き方の中から自らの働き方を選択し、獲得するスキルの種類、発揮する場面等を意識し続けていく必要がある
これらは後天的に身に付けることが可能であり、「可能な限り組織に隷属することなく」、「志を持ち」、「自らの足で立てる」人材(ビジョンを持って、自分で考え、自分で動く人材)となることが重要。そういった人材の行動特性としては、「主体的ジョブデザイン行動」、「ネットワーキング行動」、「スキル開発行動」などがある。
企業としても、こういったキャリア意識を醸成する機会を充実させていくことが、結果として企業競争力や人材力を強化することにつながる。

「我が国産業における人材力強化に向けた研究会」
(人材力研究会)
平成30年3月 経済産業省 中小企業庁

第1の習慣:『主体的である®』
自分の人生の責任(responsibility)を引き受けることを意味します。主体的な人は自分に「対応する力がある(response-able)」ことを知っています。自分の行動の責任を環境や状況、条件に転嫁することはありません。自らの意志で行動を選択できることを知っているのです。私は自らをとりまく状況の産物ではない。自分自身の決断の産物なのである。

7つの習慣®(スティーブン R. コヴィー)

僕の会社でも、主体性の大切さを謳っている言葉がいくつかあります。

僕の目から見て、これらの言葉を大切にしている人が成長する環境やチャンスを掴んでいるように思うし、偶然に見えて、その偶然は自分の行動で必然的に引き寄せているわけです。

◆一人ひとりが主体性を持って、会社を創ろう。社歴や働く役職・役割にとらわれずに、誰かが言うこと。待つんじゃなくて、自分が行動を起こそう。
◆与えられた環境の中でどれだけ結果を出せるかを常に考えよう。できない理由を考えたり、責任転嫁・他人の批評・批評をするよりも戦略を考える事に時間を費やそう。
◆自分が最も窮地に立たされた時に、逃げるのではなく立ち向かう強い勇気を持とう。ピンチをチャンスに変える思考を持ち、問題解決能力を高め、困難を乗り越え、自己の人生の未来を掴み取るよう努力しよう。
◆現在置かれている環境で自己実現が難しい場合、現状に埋もれていくのではなく、自分で機会を作り、機会によって自らを変え、自己責任において人生を全うする強い決断力を養おう。

誰かを変えようとするな、自分が変われ。

「なんで変わらないんだ」と相手に求める気持ちもわかります。

でもそれは、叶いにくい期待ですよね・・・良くないストレスが溜まってしまうだけです。

誰かに「変われ」と期待しても、そんな簡単に人は変わらないって気づいてる人が多いはずなのに、「自分が変わる」という視点を持てないのは、「自分が合ってて相手が合ってない」という前提があるからなんだと思います。

自分が変わることの方が、早いし簡単です。

なぜならば、全て自分でコントロールできるからです。

ただし、注意点があります。

自分が変わるというのは、「大切にしている価値観や信念を変えよう」ということではありません。

状況に対して、誰かに対して、思考と行動を変えればいいんです。

1つの事象に対して、自分が見えていない側面があるはずなので、いろんな角度から捉えていきましょう。

誰かを変えようとするな、自分が変われ・・・これは、自分の心をラクにします。

感謝

今回も、読んでいただきありがとうございました。

他のnoteも読んでいただけると嬉しいです。


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