夫よ、気づいてないふりなんてさせないから。
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それは、夫に向けた言葉だった。
でもよく考えたら、自分にも刺さっていた。
ホント人間、言葉にするまでよくわかっていないし、腹落ちもしなければ覚悟もきまらない。
長男トラと次男タツ、今現在は9歳と6歳。
ふたりとも小学生になり、親同伴無しで公園や児童館へ行くことも増えてきて、休日の任務からやっと解放されつつある。
まだ100%とはいかないまでも、子供だけでふたりとも児童館へ行ってくれる土曜日などは、家でゆっくりできる。
8年越しの、自由な休日(※完全自由ではないが)
それまでの8年間。
保育園や学校のない休日の過ごし方については、なかなかに頭を悩ませてきた。
特に長男か。
寝返りを初めて以来、家でゆっくり遊ぶ子ではなかった。
床におもちゃを広げ、『おかあさんといっしょ』をつけて、そばに座って一緒に遊んでいても、1時間もすると退屈で愚図り始めた。
そしていつも、外へ連れ出すとご機嫌だった。抱っこ紐やベビーカーで連れ出しても、寝るわけでもなく外を眺めていた。赤ちゃんの遊び場的な場所ではご機嫌で何時間でも遊んでいた。
なのに家ではすぐに退屈した。
次男が生まれて、1日中家で過ごせることに驚いた。いろんな赤ちゃんがいるもんだ。
そんな長男1歳、2歳、3歳と、家でゆっくりゴロゴロ過ごせない休日が続いた。
1日数時間公園へ連れ出せばいいのだが、ずっと同じ公園に土日両日通っていると、子供も親も飽きてくる。近所の公園いくつかをローテーションしても、やっぱり飽きが来る。
そんな時はお友達を誘うか、もしくは別の場所へ行くか・・・
子供が生まれる前、仕事がない休日は楽しみだった。
家事を片づける時間もあるものの、やはり朝寝坊したり、ゆっくりお茶をしたり読書したりテレビを見たり映画を見たり。
それが一転。
子供が生まれてからの休日は、平日より疲れる時期すらあった。
「久しぶりに、車で遠くの公園でも行かない?」
夫に提案する。
「えー・・・めんどくさいよ~。」
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夫婦サバイバル(ワーキングマザー編)
ごく普通の女が結婚して妊娠~出産。35歳で『ワーキングマザー』になりました。 それまで世の中知ったような気になっていたけど、実は何も知らな…
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