不本意すぎるが、やっぱり私は夫を育てたのか。
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土曜日の朝。
小学生になると、週末も何かと予定が入っている。何も予定のない週末のほうが珍しい。
10時半から子供たちの歯医者さん(定期健診)だから10時過ぎに家を出なきゃ。
今日は晴れてるから洗濯機を回したい。
「パパ、歯医者さん連れてってくれる?私お昼作って待っててもいい?」
「んー・・・そうだね・・・えっと・・・」
夕方は習い事もあるのか。
児童館にも行きたいって言うかな。
お昼ご飯はどうしようかな。
「パパ、いい?」
というところで入ってくる次男タツ(7)。
「ねーねー!ゲームしてもいい?」
「えっ?もう9時半じゃん。歯医者さん行くから時間ないよ。」
「大丈夫だよ!30分だけ!」
「え~?・・・ねえパパってば。連れてってくれるの?」
夫「あ、うん。わかった。」
レンジがピーピーと鳴り、猫がおやつをくれと遠くから睨んでいて、米も炊かなきゃいけなくて、『ゲームがしたい』と7歳児がまとわりつき、
あー・・・っっっ!!!うるさいっっ!!!
ゲーム?ゲームね、やれば?やっていいよ!でもちゃんと時間通りに歯医者さん行ってよ!?
・・・と言ってしまいたい気持ちになるのは、どうしてだろう。
後で大変になることがわかっているのに、拒むよりも、承諾する方がラクだと直感的に感じてしまう。
グッ・・・とこらえ、ひと呼吸おいて、タツの目を見て答える。
「ダメ。ゲームはダメ。歯医者さん行くのにバタバタしちゃうから、ダメ。テレビ見て待とう。トイレも行っといてね。ゲームは歯医者さんから帰って、ご飯食べてから。」
不満そうな顔をしつつも、そこまで抵抗しないところを見ると、ダメ元だったようだ。
でかける直前にゲームをすること。
これは、『ママ』がいいと言えばいいことなのではなく、そもそもは、出かける直前にゲームをしたりしていると忘れ物をしたり遅刻したりしてしまう、という根本的なことを覚えるのだ。
きっと大人になっても一度はやるだろうが、『そういえばママも言ってたな』と点と点がつながるような感じがあって、大人は直前にゲームはしなくなる。私もお母さんに言われた。
根本的なことを教える上での、私の『ダメ』。
『いいよ』と言うほうがラクなのだが、『ダメ』と言わないと子供たちにとっても、自分にとっても良くない。出がけにバタバタして大変なのは私だし。
でもやっぱり、つい『いいよ』と言ってしまいたくなる。
今の夫は言わないが、昔の夫はよく私の許可を無理やりとろうとした。
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夫婦サバイバル(ワーキングマザー編)
ごく普通の女が結婚して妊娠~出産。35歳で『ワーキングマザー』になりました。 それまで世の中知ったような気になっていたけど、実は何も知らな…
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