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行動すれば、それが何かに結びつく。

自分の経験してきたものごとがそうやって波紋のように広がっていくのは、すばらしい模様を見ているみたいで面白かった。  
なにか行動すれば、それが後のなにかに結びついていく。
そういうのを三十過ぎてからやっと理解できるようになった。

サーカスナイト (幻冬舎文庫)
よしもとばなな (著)

皆さんは、どんな2023年を過ごしましたか?
少しずつ振り返りが流行る季節になってきましたが、
私も、年末に近くなり、振り返り始めた、そんな一人でございます

ばななさんの『サーカスナイト』を冒頭で引用したけれども
まさに30歳になって自分が感じたことが、文章にされていて驚いたのです

大きな会社から小さな会社へ転職したのだけれど
自分がやったことが、波紋のように広がっていく感覚がいつもある

何気なく行動してみたことが、次につながったり、つながらなかったり・・

大きな会社というのは仕組みで動いているからどちらかという波紋は自動的に作られて、システマチックに物事が動くので
正直、自分が行動した行動がひろがっていく感覚は今まで無かった

今は少数精鋭といえばカッコがいいけれども
人手不足でなんでもやらなければいけないような環境なので
1つ1つの行動が結果に結びついていることを日々感じているのです

難しいことを判断しなければいけないこともあるし
プレッシャーがあって、ああもうダメだーなんて思う時もある
それでも勇気を出して歯を食いしばって働くことは
ああ、生きているなあと実感するし、行動の後に広がる波紋で、
お客さんや周りの人を幸せにすることができたら、本当に嬉しい

だから大変だろうけれども、これからも行動することを続けたい
小さな波紋で 歴史から見たら なんでもない
誰にもみられていないような波紋だとしても
もしかしたら未来に良い結果をもたらすきっかけになっているかもしれない

名もなき歴史の人たち、自分たちの祖先が起こしてくれた波紋があったから
今の私たちの生活があるのだと思う

それは歴史上重要人物として学校で習っていない人たちがほとんど

だから、そんな人たちのことを思いながら
少しでも何か良くなるように祈るように、自分なりのベストを尽くし
日々を過ごしていきたいと思うのです


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