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間違えてからが、冒険だ。仕事で失敗。

去年の仕事を今更ながら振り返っていたら、恥ずかしい間違いを思い出した。

大したことない話なのだが、自分では良い経験になったので、シェアさせていただきたいと思う。

それは、とある部品を海外に輸送する見積もりから始まった。
大手航空会社の簡易見積もりで、20万円と算出された。

意外と安いなと思い、各部署へ展開し、部品の輸送費は20万円という形で予算が組まれ、話がどんどん進んでいった。

そして、プロジェクトが具体的に進んでいき、輸送手配を行う段階になった。輸送費用20万円のスクリーンショットも取っていたし、見積もり有効期限内だったので、余裕だと思っていた。

が、この後地獄を見ることになった。


簡易見積もりでは20万円だった輸送費が、簡易見積もりから繋がっていた別の画面から入ると、100万円の見積もり結果となった。


100万円・・・


100万円・・・


100万円・・・

頭の中が真っ白になった。ちょっと悔し涙出た。


でも、やるしかない。できることをやるしかない。

そう思い急いで、物流会社に電話した。

簡易見積もりのシステムと違う結果になっている、これはどういうことですか?

自分で聞きながら、最終的な詰めが甘かったことを反省。

物流会社の方の回答は、
もちろん、簡易見積もりは簡易見積もりなので、正式なシステムが最終的なお見積もり金額。つまり、100万円がお見積もりです。
という至極当たり前な、最もな回答だった。

目の前が真っ暗になった。とりあえず、上司に報告し、可能な限り選択肢を探す、期限は二日以内として、知りうる限りの物流会社に連絡した。

そうすると、見積もり結果が、40万円、30万円など、どんどん簡易見積もりと同じような結果に近づいてきた。

ドキドキが、ネガティブな高揚から、ポジティブな高揚に変わった。

結局、5社取った見積もりで、20万円の見積もりをしてくださった会社があった。

最初の会社の100万円の見積もりに違和感を持ちつつ、20万円の見積もりに感謝。最終的には全て丸く収まった。

この時学んだ事は、間違えてからが勝負であるという事、それから、とにもかくも可能性を捨てずに行動し続けることの大切さだ。

もし、投げやりになって、諦めていたら、大変なことになっていた。

諦めずに行動を続けたからこそ、最終的に欲しい結果を得ることができた。

失敗しないように注意することも大切だけど、失敗した後のリカバリーが大切。そんなことを思った、去年の仕事のミスでございました。

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