世界の奇跡(日本のコンビニ定員さん)
世界の奇跡だと思った。こんな人たちが、この世の中に存在すると思わなかった。それと同時に、日本人についても考えさせられた。
世界の奇跡はほぼ毎日起きている。
僕がみた世界の奇跡は、”日本のコンビニ店員さん”の接客だ。
日本人はシャイだなんて言わせない。
セブンイレブンで買い物をすると、満面の笑みで女性店員さんが言う。
”今日までナムコを登録すると、300円ポイントが付きますよ。”
僕が”忙しいので・・・”と何気なく断ろうとすると・・・。
”今日までで、今買っているものがすべて無料。悪くない話だろ思いますよー”
結局、僕は売り込みに負けた。ナムコを登録した。
ファミマでアイス・コーヒーを買った時の事、、、
店員さんが”ご近所ですか?”と聞いてくる。
”たまたまここにきて、実は少し遠いところに住んでるんです”と説明する僕。
すると、”実はうちの店にしかないスタンプカードがあるんです”
この説明の仕方がにくい。たぶん、世の中のほかのファミマでもやっているところはあるはずだけれど、”実はうちの店にしかない”なんて言われると・・・。
はい、ここでもぼくは売り込みに負けました。そして、帰り道にスタンプカードを使うために、このファミマに再びきました。
時給が決まっていて、仕事を頑張っても、頑張らなくても、給料は変わらない。そんななかで、ここまで自分の店のように、お客さんに売り込む姿勢、これは”世界の奇跡”だと思った。
もちろん、マニュアルがあるのかもしれないけれど、売り込み文句のレベルも高いし、いやらしい感じがしない。コンビニ=ロボット対応をする場所と思っていた僕にとっては、うれしい驚きだったのだ。(といっても、コンビニは単価が高く、もうかる商売なので、適度な距離を取ることも忘れずにいたい。)