見出し画像

もし「今から好きなことだけやって、生きてください」と言われたら、アナタはどうしますか?

祖母の家のひまわり。とてもきれいです。

「今から好きなことだけやって生きてください」

そんなふうに言われたら、あなたはどんな日々を過ごしますか?

お金の心配も健康の心配も、なーんにもしなくて大丈夫です。

好きなことを好きなだけ、やりたいだけやって生きてください。

そんな夢のような話が現実に可能となったら、どうしますか?

こんな「あり得そうにもない質問」を今朝はふと考えていました。

大人になると、

会社がーとか、

家族がーとか、

子供がーとか、

上司がーとか、

経済状況がーとか。

本当に夥しい数の言い訳を見つけることができます。

知り合いに話を聞いてみると、

もし時間があったら、私は、本を書いて出版したい、とか。

もし時間があったら、世界中を旅行したい、とか。

もしお金が会ったら、あの高級旅館で思う存分リラックスしたい、とか。

「もしもし(IF)」の話だらけで、これはなんなんだろうと思ったので。

そして、よくよく考えみると、時間と向き合えば、「できることだらけ」ではないのかと思ったのです。

「今から好きなことだけやって生きてください」

そう言われることは、人生で一生やってこないかもしれません。

けれども、それは、「だからやりたいことができない」という事にはならないと思うのです。

例えば、1日にネットサーフィンを、1時間やっていたら、どうでしょうか?
5年間、毎日ネットサーフィンを1時間やったら、どうなるでしょうか?
簡単にそんな仮定の計算をしてみます。

1時間        × 7日間(1週間) = 7時間
7時間        × 52週間(1年)= 364時間
364時間   ×  5年 = 1820時間
1820時間 ÷  24時間(1日) = 75日

この計算から分かる通り、スマホ1時間を5年間継続することは、合計で75日分の人生をネットサーフィンに使っている事になります。

75日もあれば、結構たくさんのことができると思うのです。

自分への反省の意味を込めてですが、「日々のなんとなく使っている時間」を意識的に見直して、「やりたいことをやっている時間」にしたいと思うのです。

「今から好きなことだけやって生きてください」

そんなことは言われないかもしれませんが、実は好きなことをできる時間は私たちの手の中に既にあるのかもしれません。

シンプルでくだらないように見える計算をして、背筋が伸びる、月曜日でした。


いいなと思ったら応援しよう!