集中時間帯

集中時間帯とは、組織内の全員に同じ制約を課す時間帯を指します。

  • ❌個人ワークに集中する

    • これを目的としたものもあります

  • ⭕全員に同じ過ごし方をしてもらう(全員の過ごし方を一つに集中させる)

以降では例を挙げていきます。


がんばるタイム

毎日あるいは毎週、どこかの1~2時間を「各個人が仕事に集中する時間」にします。電話や声掛けなどコミュニケーションはしてはいけません。

元はトリンプが始めた取り組みです。
※現在はやめているようです。元ページも見れなくなっています。


全体の傾向:

  • ネット上では「集中タイム」と言及されることもあります

  • 時間帯は昼の前後、11時~14時を取ることが多いようです



トリンプでは毎日12時30分~14時30分までの2時間、コピーや電話、立ち歩き、さらには部下への指示や上司への確認も禁止し、自分の仕事だけに集中する時間帯を設けました。

https://sound-design.usen.com/feature/office-bgm/office-bgm99.html


  • 問題も多く、形骸化していったとのこと

  • そもそも普段から集中できる環境づくりをすればいいのでは、との帰結


  • 内閣府の資料です

  • 『全社的な取組とする必要があり、現場の各部署では「がんばる
    タイム」時間帯の順守と取組の継続が必要となります』とまとめています

https://wwwa.cao.go.jp/wlb/research/kouritsu/pdf/3point10jissen-1.pdf


  • 個人ごとに「今から集中タイムに入ります」と宣言するやり方も紹介しています

    • が、これは本記事で述べる集中時間帯ではありません


ホワイトスペースタイム

用語自体は筆者の造語ですが、概念自体はホワイトスペース本のものです。

同書では「考えにふける時間」が紹介されています。毎日8:00~9:00を、ひとりで考えにふける時間に充てるというものです。


1on1タイム

みんなで1on1を行う時間帯を指します。

従来の1on1だと上手くいかなかった組織におすすめです。


秒報タイム

みんなで秒報を行う時間帯を指します。

秒報は負担が高く、勤務時間中ずっと行うのはキツイので、時間帯を設けてそこでやるようにします。


コアタイムとフリータイム

コアタイムは「連絡が取れる時間帯」を指します。
フリータイムは「連絡が取れなくてもいい時間帯」を指します。

※当サイトにより定義し直したものです。

この二つを同時に使うことにより、コミュニケーションを密に取る時間帯と、取らなくてもいい時間帯(各自が集中できる時間帯)をバランス良く確保できます。


デサルトリータイム

デサルトリー(Desultory)とは、課題がない状態でテキトーに動くことを指します。

課題ありきとは限らない現代では、重要となる考え方です。これを練習するのがデサルトリータイムです。


(更新履歴)

  • 2024/12/09

    • デサルトリータイムを追加

  • 2024/11/06

    • コアタイムとフリータイムを追加

  • 2024/10/14

    • 秒報タイムを追加

  • 2024/09/23

    • 公開

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