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こんにちは、兼業投資家のヒロッキーです。

今日はアメリカの大統領選挙後に見えている動きについて、私なりに考えられる世界的な大まかな動きを予想して、それに備える方法を書いていきます。

なぜ日本人はアメリカに注目するべきなのか?

まずそもそも論として、なぜ日本人がアメリカに注目するべきなのかを整理しておきます。

①それは、敗戦後はアメリカが日本の事実上の宗主国であるからです。
歴史的な背景については別の記事で書こうと思いますが、残念なことに戦後アメリカの従属国となった日本は、当然アメリカの影響を、経済や政治面で大きく影響を受けます。

本当に独立した立場となる政治的な別の努力も必要になりますが、この従属国的な要素があるので、メインである国の状況に左右されやすいのが日本の実情だからです。

②あなたの投資先でもあるからです。

あなたもインデックス投資や投資信託を利用しているなら、オールカントリーなら約6割、S&P500なら10割、あなたの投資先はアメリカなのでもろに影響を受けます。

なので、インデックス投資をしている人なら、アメリカの動向は、嫌が応にも注目せざるを得ません。

③アメリカの軍事プレゼンスで東南アジア・東シナ海の国際情勢が左右されるからです。

世界は、軍事力や経済力・外交力で、勢力の均衡を保っているため、物理的には見えませんが、アメリカの軍事や外交でアジアの情勢は、緊張もし、安定もします。

戦前までは、日本が軍事的にも東アジアや東南アジアにも影響力を持っていたのですが、第2次世界大戦以降で軍事的な戦力をはく奪されたので、日本は基本的に自国のみで国を防衛するのが難しい状況にあります。

このため、同盟国である、アメリカに軍事的には大幅に頼らざるを得ない状況にあるため、彼らの顔色も窺いつつ政治や外交を行使しなければならないのが、現在の状況です。

一日本国民としては、残念な現状ではありますが、まずは現在地を正確に知ることでようやく正確な目的地を定めることができるので、これは中立的に受け入れましょう。

さて、日本人としては、アメリカの動きに常に注目しておかないといけないことがわかったところで、ここからが本題です。

日本の主要マスメディアが流す情報が歪んでいたことを覚えておく必要がある

直近であったアメリカ大統領選挙で、日本の主要マスメディアは、カマラハリスとトランプ候補は、接戦であるという全く実情と異なる報道をしていました。

結果を見てみると、接戦どころかトランプの圧勝でした。

これは、「隠れトランプ(投票者)」がいたのだという風にあとで報道をしていましたが、それだけでこれほどの圧勝は、発生するのは考えにくいことです。

また、それだけで情報を見誤ってしまうメディアには、そもそも頼ることなどできません。

今回「トランプとハリスは、接戦だ。」と報道していたテレビ局は、全て正確な情報ソースを持っていなかったか、スポンサーに忖度して意図的に情報を偏向報道していたか、情報収集能力が全くないかのどれかになります。

大体無料で流しているメディアなので、視聴者に配慮した報道というよりは、お金を支払ってくれるスポンサーの意向に従った報道をするのは、ごく自然なことです。

このことを視聴者側である私たちが心得ておく必要があります。

ちなみにアメリカの世論調査で、比較的中立な情報を報道していたのは、ラスムッセンレポートでした。ラスムッセンレポートは、比較的中立で信頼性が高い世論調査機関です。このレポートを見ていれば、トランプ圧勝は事前に予測できていました。

大手マスメディアにとっては、いかに広告でないかを知られないように報道するのが彼らの役割なので、偏向報道を流すなというのを期待する方が難しい話です。

これは健康情報についても同様に、いかに売りたい健康商材を健康番組を装って視聴者に買わせるか番組を組むのがテレビ局の主な仕事になっています。

なので、本当に良い情報というのは有料で買うものと意識していないと、あなたはずっと彼らの操り人形として人生を生きることになります。

トランプ圧勝から読み取れる今後の動き

  • アメリカの景気は今後4年間黄金時代を迎える可能性が高い

  • アメリカのインフラ産業、軍事産業、宇宙、サイバー、航空技術などが特に好景気になり株も高くなっていく

  • 不法入国者を排除していくので、アメリカの治安が良くなる

  • ウクライナ戦争が収束する可能性大

  • 中東のイスラエル紛争も改善の方向に持っていける

  • 台湾有事は回避できる可能性が高くなる(日本の首相や政治家も努力は必要)

  • 長期的には円安ドル高傾向は続く

  • アメリカの景気もよいため、日本の景気もつられてよくなっていく可能性が高い(ただし、日本の政治家が増税路線に走らなければという条件付き)

これはあくまでも私の個人的な見解ですが、私は情勢や情報収集には、かなりの部分で有料情報を使っているため、およそ大枠は外してはいないだろうと思っています。

そして、これらの仮定を状況を観ながら検証や投資を進めていくことになるでしょう。

投資は、このように世界情勢も加味して、潮流を読んでいくと大枠の動きの中で乗っていけるので、大きく失敗することがなくなっていきます。

株のファンダメンタル分析やテクニカル分析の後は、国際情勢分析もできるようになると投資はさらに面白くなってきます。

参考文献

世界地図(成美堂出版)

日本地図(成美堂出版)

【アクションアイテム】

・企業の株式だけではなく、世界がどのように動いていくかを予測できる目を養う。たとえば、各国の主要な政策や国際的な合意などの情報を追う。
→こうすることで大きな流れで企業の業績や業界の潮流を予測することが可能になってくる。

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一従業員から大和的投資家・旅行家への道~兼業投資家ヒロッキーの人生戦記&遺言書&留魂録
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