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第29話:起業を志すと皮肉なことに会社でのパフォーマンスも上がる件
こんにちは、FIRE落ち経験を持つ兼業投資家ヒロッキーです。
前回は、今年の目標として起業をすることについて言及しました。
今回は、起業に向けて動き出した結果、思わぬことが起こり始めた件について書いていきます。
題名にもある通り、起業を志すと会社でのパフォーマンスが向上するという、なんとも皮肉な状況に直面しています(笑)。
よく考えてみると、この現象はある意味必然だとも言えます。
なぜなら、ゼロからイチを生み出すことを考え始めた結果、自分がどこに最も貢献できるのかを内省し、自分の強みやこれまでの実績、さらにはどのように潜在的なお客様に貢献できるのかを深く考えるようになったからです。
さらに、商品をどう設定するか、成功している企画のマーケティング手法や売上の要因を調べていくうちに、今の職場の改善点が見えてくることも多くなりました(笑)。
なんとも皮肉な限りです。
一部の企業では「社員にも起業家精神を持って働いてほしい」と謳っていますが、それが心から腑に落ちるのは、その社員が退職を決意し、自分で事業を立ち上げる決断をした後なのだと実感しました(笑)。
起業を決意したらまずは隗より始めよ
「敵を知り、己を知れば、百戦して危うからず」(孫子)というように、ビジネスにおいても、市場を理解し、自分がそこで何を提供できるかを知ることが重要です。
ここでものを言うのは、以前も取り上げた「自己理解」です。
私は、久しぶりに自分の価値観の見直しと、得意なこと、好きなことを洗い出しました。
ここでも2023年からやっていた八木仁平さんの自己理解メソッドは大いに役に立ったのでありがたい限りです。
この自己理解メソッドに沿っていくと、時間は掛かりますが、心から納得のいく本当に今自分がやりたいことが見えてきます。
この結果、やはり私は投資・FIRE(※Financial Independence、Revealing Excellence)・経済の動きについて携っていくことが、一番自然にお金も時間も意識も傾けられることが出てきました。
※私の独自のFIRE定義です。その理由はこちらで
あとは、それに沿った動きと他者に貢献できる部分を磨いて行くだけになります。自分の方向性と携っていくことが固まったので、あとはこれがビジネスプランであり、マーケティングプランにもなっていくことでしょう。
厳しい現実も想定しておく
とはいえ、すぐに今の会社を辞めるわけではありません。給与をいただいている以上、業務には全力を尽くしつつ、仕事を通じて学べることを最大限吸収していきます。そのうえで、自分の将来につながる準備を進めます。
なので、ちゃんと独り立ちできるまでは、会社に勤めながら色々試行錯誤していくフェーズになります。
どうやら起業の目安としては1~3年かかるようです。
もどかしさを感じることもありますが、着実に進めるしかありません。
これは自分の時間管理ややる気次第です。
ですが、既に成功している人や起業で失敗しない方法を教えている人はあまたいます。
まずは、そういう人達から教わっていくようにして、自分のプランを育てていきます。
最近参考になった書籍は、「入門 起業の科学」でした。
これを読んだ後は、さらに次のステップになる
「起業の科学 スタートアップサイエンス」
をまずは押さえていきます。
先行投資の重要性
投資と同じく、起業においても失敗を避けるためには、まず自分の頭に先行投資をすることが最も重要です。すでに知識を持つ人々から学び、自分の目的や目標に合った方法を貪欲に吸収し、結果に結びつけていきます。
それでは今日もよい一日を!
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